平成24年度八幡平市からの要望(平成24年8月7日受理)

ID番号 N5427 更新日 平成26年1月17日

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平成24年度に受理した市町村からの要望を公表しています。

凡例

  • 要望件名は、要望内容の要旨です。
  • 取組状況は、回答時点における県の取り組みの状況です。
  • 振興局等名、担当所属名は、要望内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    A:要望の趣旨に沿って措置したもの
    B:実現に努力しているもの
    C:当面は実現できないもの
    D:実現が極めて困難なもの
    S:その他

岩手県北地域の観光振興について

要望内容

平泉の世界文化遺産登録により、本県への観光客が増加している中、県北地域においてはその波及効果が薄く、東日本大震災以降、観光産業は厳しい状況が続いています。
つきましては、本市を含む県北地域の観光振興のため、次の施策について特段の御配慮をお願いいたします。
(1)県南地域から県北地域へ観光客の誘導を図るため、県において公共の二次交通整備を図っていただきたい。
(2)花巻空港から県北地域へのアクセスが利便性に欠けるため、路線延長等利用しやすい交通手段の確保を講じていただきたい。
(3)台湾など東アジアにターゲットを特化したPRの継続等、国際観光対応強化を図っていただきたい。
(4)外国人観光客受入に対し、道路案内看板等多言語対応が必要なことから、統一された解りやすい交通案内看板やワンストップ相談窓口の周知等、早急な対応を講じていただきたい。
(5)十和田八幡平国立公園区域内の八幡平山頂駐車場について、観光客から無料化の強い要望があることから、秋田県と連携し対策を講じていただきたい。

取組状況(方針)

(1)県南地域から県北地域への交通については、既存のJR線(東北新幹線、東北本線、花輪線)、IGRいわて銀河鉄道、岩手県北自動車株式会社の路線バス等について、観光客等の利便性の向上が図られるよう、交通事業者へダイヤ改善や運行経路変更など、必要な働きかけを行っていきます。

(2)花巻空港から県北地域へのアクセスについては、岩手県交通株式会社が運行する花巻空港線(いわて花巻空港~盛岡駅前)と岩手県北自動車株式会社が運行する盛岡から八幡平方面の路線バスについて、空港利用者の利便性の向上が図られるよう、交通事業者へ接続の改善など、必要な働きかけを行っていきます。

(3)県では、台湾、香港、韓国、中国などの東アジアを重点市場として、東北観光推進機構等と連携し、旅行会社やマスコミの招聘などにより、本県訪問に係る安全性など正確な情報発信を行うなど、震災以降、大きく落ち込んだ本県の外国人観光客入込数の回復に努めているところです。
特にも、本県の外国人観光客が最も多い台湾においては、ITF2012に出展するなど今後一層のPR強化に努めるとともに、中国において被災三県を対象とした観光客に対する数次ビザ発給要件の緩和などの機会を生かした取組を展開することなどにより、外国人観光客の本格的な回復に取り組んでいきます。
また、国際チャーター便の運航拡大のため、岩手県空港利用促進協議会や県内の旅行会社と連携しながら、アウトバウンドの拡大に取り組んでいくこととします。

(4)高速道路サービスエリアや道の駅等に設置している全県観光案内板については、これまでの日本語と英語の表記に、中国語(簡体字及び繁体字)と韓国語を加えた多言語化を平成21年度から進めてきたところです。
東日本大震災により沿岸部の観光施設が被災したことから、一時中断しておりますが、沿岸部の復興状況等を勘案しながら、事業を再開する予定です。
また、外国人観光客向けのワンストップ相談窓口については、現在、県内で5か所が国際観光振興機構(JNTO)のビジット・ジャパン(V)案内所に指定されているところであり、県の外国語パンフレットに掲載し周知を図っています。今後も引き続き、県のホームページによる周知や新規指定を促進するための情報提供を行っていきます。

(5)八幡平見返峠駐車場の土地(及び附帯施設)は、県が一般財団法人自然公園財団へ貸付を行い、当財団は八幡平地区の美化清掃及び公園施設の維持管理の財源とするために、駐車場の利用に伴う協力金を徴収しているものです。
今後、観光客からの駐車場無料化の強い要望を踏まえ、公園施設の維持管理に係る費用負担について、総合的に検討するよう働きかけを行っていきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

第71回国民体育大会施設整備及び大会運営に係る財政支援措置について

要望内容

東日本大震災の影響により、平成28年開催予定の第71回国民体育大会については、規模縮小など多くの関係機関との調整が図られているところであります。
当市は、ラクビーフットボール(少年男子)、ゴルフ(少年男子・女子)、相撲、テニス(少年男女)、ライフル射撃の5種目の会場地として決定されています。
平成22年度は、中央競技団体(ライフル射撃競技を除く)による種目別正規視察が開催され、施設改修などの要望がなされたところであります。
本大会における規模縮小については、民間団体や関係競技団体との調整を図りつつ、新しい岩手型国体を目指し、2順目となる国体が震災復興と全国への感謝の大会となるよう関係団体との連携を密にした運営に努めているところではありますが、競技会場となる施設や関連道路などの最低限の整備が必要となっています。
つきましては、市の財政状況等ご高察いただき、施設整備及び大会運営に係る経費に対する財政支援について特段の御配慮をお願いいたします。

取組状況(方針)

東日本大震災津波の発災により、第71回国民体育大会については「復興のシンボル」として規模を縮小することなく開催することとしていますが、復旧・復興を最優先で進める中での開催となることから、競技施設整備等に要する経費については極力抑制しなければならず、基本的に「既存の施設での開催」として進める方向としています。
このことから、県としては、競技施設基準の弾力的運用を公益財団法人日本体育協会に対し要望するとともに、国等に対して国庫補助金等及び民間の助成金の本県への優先的な採択を要望しており、市町村の財政負担の軽減を図っていくこととしています。
加えて、県においては平成24年7月に策定した「第71回国民体育大会市町村競技施設整備費補助金交付要綱」に基づく市町村への支援を行うことにより、大会開催に向けての施設整備を推進していくこととしています。
また、大会運営に係る経費に対する財政支援については、県の事情及び先催県の例を参考にしながら今後検討します。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

国道282号西根バイパス道路整備促進について

要望内容

国道282号は、盛岡市から本市を経て十和田八幡平国立公園や安比高原に連絡する重要な幹線国道であり、交通量も多い路線であります。西根バイパス道路整備事業は、全体計画8.9キロメートルのうち、東北自動車道西根インター入口から一般県道岩手大更線までの第1期工区(L=4,200m)において、平成19年12月に供用開始となり、交通量の分散が図られ、事業効果を大いに発揮しています。
第2期工区(L=4,700m)の整備につきましては、平成21年度から着手いただき、平成23年度には、北村交差点から八幡平市総合運動公園(L=1,000m)までの区間が供用開始となり、確実に事業の進捗が図られているところであります。しかし、平舘市街地の現国道は、特にも道路幅員が狭隘な区間があるため、大型車のすれ違いに困難をきたしている状況となっています。
つきましては、交通渋滞の緩和及び緊急輸送道路の確保のためにも早期完成を目指し、引き続き予算枠の確保と整備促進について特段の御配慮をお願いいたします。

取組状況(方針)

国道282号は隣県との交流促進に寄与するとともに、十和田八幡平国立公園や安比高原にアクセスする道路で、地域の産業振興に果たす役割は大きく、また、東北縦貫自動車道の代替路として重要な役割を担っています。
西根バイパスについては、地域の交通安全の確保や地域振興を図るため、平成6年に事業着手し、1期工区(L=4.2キロメートル)を平成19年度に供用し、2期工区のうち平成23年度(平成24年3月)に八幡平市総合運動公園までの一部の区間について供用したところです。
貴市においては、平成23年度から用地補償事務を受託いただくなど、多大な御協力をいただいています。今後も貴市の御協力をいただきながら、新市庁舎の完成予定である、平成26年度の完成を目指していきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:B

一級河川の改修事業促進について

要望内容

一級河川赤川下流部については、平成8年度から河川改修に伴う赤川橋の架け替えなどが進められてきましたが、上流部は蛇行が続く原始河川となっているため、集中豪雨などが発生した場合、流下水量の増大に伴い、冠水はもとより周辺施設等に甚大な被害の発生が予想されるところであります。
一級河川安比川は、本市日影地区から旧浄法寺町境まで約3,800メートルを平成13年度から県単独事業として実施していただいておりますが、平成19年9月の豪雨では岩木地区が冠水し、更に平成23年9月の台風15号による増水により同地区住民は再び避難を余儀なくされる事態が発生しています。また、松木田地区から欠の山地区においても国道や農地の冠水被害が発生し、今後も同様の被害危険度が高いと地域となっていることから河川改修事業の早期完成が望まれます。
一級河川松川松内地区は、長年の河川浸食により山林や畑を削り、断崖となり、河川が私有地を流れている状況となっております。浸食が進行した場合は、大規模な災害の危険性も危惧される状況となっています。
つきましては、次の3河川の早期改修整備について、特段の御配慮をお願いいたします。

  1. 一級河川赤川
  2. 一級河川安比川
  3. 一級河川松川

取組状況(方針)

管内の河川改修事業については、近年の洪水による家屋の浸水被害箇所等を優先して整備を進めています。
1 一級河川赤川
要望区間は、背後地が耕作地、林地及び原野からなる未改修区間ですが、耕作地部分はほぼ護岸工が施工されているため、被災状況を勘案しながら事業化の可能性を検討していきます。(C)

2 一級河川安比川
(1)岩木地区については、平成13年度から浅沢地区河川改修事業として着手し、うち岩木工区については、河道の拡大や護岸工工事を実施してきました。
平成24年度も引き続き護岸工工事及び用地補償を進める予定です。
(2)岩屋工区については、平成24年度は近年発生した洪水への対応を考慮した河道計画の再検討を行う予定です。(B)
(3)松木田~欠の山地区については、近年の被災状況、周辺の土地利用状況を勘案し、岩木地区に集中して事業の進捗を図っていきます。(C)

3 一級河川松川
要望箇所は、河川の浸食により形成された崖地であり、浸食防止の護岸工だけではなく斜面全体の対策が必要なことから、貴市と連携して検討していきます。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:C、B、C、C

一般県道の改良整備促進について

要望内容

一般県道大更好摩線は、本市大更と盛岡市玉山区好摩を結ぶ幹線道路であり、小中学校への通学や一般の通勤等に利用されていますが、狭隘で急カーブが多く、更には歩道の未整備箇所もあるため、通学、通勤の安全確保に支障をきたしている状況となっています。
また、一般県道岩手大更線は、本市大更地区と岩手町を結ぶ幹線道路であり、小中学生の通学路にもなっていますが、西根バイパス第1工区の開通により交通量が増加しているなか、歩道が整備されていないため歩行者は危険な状況となっています。
つきましては、地域住民の安全と円滑な交通を確保するため、以下の2路線の早期改良整備及び歩道設置について、特段の御配慮をお願いいたします。

  1. 一般県道大更好摩線(局部改良、歩道設置)
  2. 一般県道岩手大更線(歩道設置)

取組状況(方針)

1 一般県道大更好摩線の歩道設置については、
平成21年度から測量等の調査を実施し、平成23年9月には整備計画に関する懇談会を開催し、平成23年度から測量設計を実施中であります。
平成24年度に大更地区が新規事業化されたので、今後は用地交渉等について、貴市の御協力をいただきながら、早期完成を目指します。(B)
同路線の道路改良については、交通量の推移や貴市道を含めた周辺交通網との整合性等を見極めながら検討していきますが早期の事業化は難しい状況です。(C)

2 一般県道岩手大更線の歩道設置については、
今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の歩道設置の進捗状況を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
地域の県道や市道なども含めた道路網で、歩道のあり方を貴市と連携して検討していきます。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:B、C、C

主要地方道の改良整備促進について

要望内容

主要地方道岩手平舘線は、本市平舘と岩手町を結ぶ幹線道路であり、地域の生活道路でもあることから、小中学校への通学をはじめ、高校生や通勤者など歩行者が多く利用していますが、歩道の一部未設置区間があるため、歩行者の通行に支障をきたしており危険な状況となっています。
主要地方道大更八幡平線は、アスピーテラインを経由し、岩手県と秋田県を結ぶ観光道路であり、沿線住民にとっても重要な幹線道路でもあります。沿道地区である松尾寄木地区では、歩道未設置区間があり、歩行者が車道部を通行しなければならず、特にも冬期間は、歩行スペースがなく危険な状態となっています。
柏台地区では、除雪による堆雪のため、排雪ができない状況となり歩道の通行に支障をきたしています。
また、八幡平の大自然を体感できるアスピーテラインは、法面からの雪崩や落石の危険個所があることから早期の施設整備が必要となっています。
主要地方道二戸五日市線は、二戸市から旧浄法寺町を経て本市に至る県北地域の幹線道路であるとともに東北新幹線二戸駅へのアクセス道路にもなっていますが、湯の沢地区から土沢地区まで(川原地区から日影地区間は改良整備終了)は道路幅員も狭くカーブが連続し見通しも悪いため、交通事故が発生するなど、地域住民や通行者から早期改良が求められています。
つきましては、次の3路線の早期改良整備について、特段の御配慮をお願いいたします。

  1. 主要地方道岩手平舘線(歩道設置)
  2. 主要地方道大更八幡平線
    ・松尾寄木地区(歩道設置)
    ・アスピーテライン(なだれ・落石防止)
    ・柏台地区(流雪溝設置)
  3. 主要地方道二戸五日市線(道路改良)

取組状況(方針)

1 岩手平舘線の歩道設置については、平舘地区では、平成23年度に測量設計を行っており、平成24年度は用地測量及び用地取得の予定です。(B)
その他の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。(C)

2 大更八幡平線については、
(1)松尾寄木地区の歩道設置は、今後の交通量の推移、地域の沿道状況等を踏まえながら、事業手法の可能性について検討していきます。(C)
(2)アスピーテラインのなだれ対策は、継続的に行っていますが、落石対策も平成24年度危険箇所の調査・設計を行い、早期着工を目指します。
(3)柏台地区の冬期間における歩行スペースの確保については、除排雪業務での対応を行っています。その上で、流雪溝の設置について、地域の沿道状況や用水の確保を踏まえ、県全体の道路整備計画の中で検討していきます。(C)

3 二戸五日市線湯の沢地区から土沢地区までの改良整備については、平成19年度までに土沢地区で堆雪帯を整備し、平成24年度は繋沢地区で堆雪帯整備を行っています。(B)
その他の箇所については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:B、C、C、C、B、C

市道鴨志田線の県代行による整備について

要望内容

市道鴨志田線は、安代地区の小屋の畑付近から国道282号と並走し、八幡平市安代総合支所、荒屋新町地区へ通ずる路線で、冬期間の高速道路通行止めなどの際には、国道282号のう回路(幅員狭小のため普通車のみ一方通行)としての機能も持っている路線であります。
また、国道282号は、秋田県鹿角市に連絡する唯一の幹線道路であり、地域の産業、文化振興などに重要な役割を果たしている路線であります。
荒屋新町地区の国道282号は、住宅や商店が密集する地域で、幅員も狭く、拡幅するためには住宅や商店の移転を伴うため、改良整備や歩道の設置は難しい状況となっています。
さらに冬期間においては、安比高原スキー場へのスキー客の車両通行量が増加することと、大雪などによる高速道路の通行止め措置が重なることにより大渋滞が発生し、緊急車両等の通行が困難になるうえ、物流や地域住民の日常生活にも大きく影響を及ぼしている状況であります。

取組状況(方針)

国道282号の代替路線としての性格を持っている市道鴨志田線の道路改良整備は、災害時における緊急輸送路の円滑な確保を実現するものであり、冬期間の交通渋滞緩和及び地域生活や安全な道路環境にも、大きな効果を発揮するものと期待しているところであります。
つきましては、県代行制度による道路整備について、特段の御配慮をお願いいたします。
国道282号安代地区は、幅員狭小で、平成22年末における豪雪で渋滞が発生し、大きな影響が生じたと認識しています。
県代行事業の採択については、県全体の整備を踏まえて検討していますが、早期の事業化は難しい状況です。
今後とも貴市と連携を図りながら、豪雪時や災害時等における円滑な緊急輸送路の確保、事業化の可能性について検討していきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:C

国道282号の改良整備促進について

要望内容

国道282号は、盛岡市と秋田県鹿角市とを結ぶ路線であるとともに県央部と県北西部をつなぐ主要幹線道路であり、本市における産業振興、地域間交流等の重要路線となっています。
本市竜ケ森地区には、全長786メートルのスノーシェルターが設置されておりますが、カーブが連続し、路面も急勾配となっている狭隘区間が578メートルあります。冬期間は県内外スキー客等による交通量増加や路面の凍結により、円滑な通行に支障をきたすだけでなく、交通事故発生の危険性も懸念されている状況です。
五日市地区は、豪雪地帯であるため、除雪による堆雪が多く排雪が出来ない状況であり、歩道は設置されているものの、堆雪により、歩道は狭隘となることから歩行者の通行に支障をきたしている状況となっています。
佐比内地区は、幅員が狭いうえ、急カーブが連続していることから車両事故の発生が高い地区となっており、歩行者の安全確保のための歩道設置と早期の道路改良整備が望まれている地区となっています。
兄畑中川原地区は、歩道未設置箇所があるため、歩行者が車道部を通行し、常に交通事故の危険にさらされている状況となっているとともに、橋梁部は車道幅員が狭小であるため降雪期には渋滞が発生している状況となっています。
つきましては、上記4地区の道路整備をしていただきたく、特段の御配慮をお願いいたします。

  1. 竜ケ森地区スノーシェルターの拡幅と線形改良
  2. 五日市地区流雪溝の設置
  3. 佐比内地区道路改良整備
  4. 兄畑中川原地区歩道設置

取組状況(方針)

1 スノーシェルター区間の線形改良・拡幅については、これまでにシェルター内の事故防止対策として、運転者への注意喚起のための急カーブ注意標識、減速マーキング、ランブルストリップスなどを設置するとともに、シェルター内照明の交換、冬期間における凍結防止のためのすべり止め舗装及び凍結抑制剤の散布などを行っています。
また、平成24年度は警報施設、屋根材の補修を行い、さらなる交通環境改善を図ることとしています。
しかしながら、線形改良や拡幅には、大規模なシェルターの改築が必要となり、早期の事業化は難しい状況です。
今後も、事故の未然防止に向けて、適切な維持管理に努めていきます。(C)

2 五日市地区の流雪溝の設置については、五日市地区の冬期間における歩行スペースの確保については、除排雪業務での対応を行っています。
その上で、流雪溝の設置について、地域の沿道状況や用水の確保を踏まえ、県全体の道路整備計画の中で検討していきます。(C)

3 佐比内地区については、急カーブがあり幅員も狭いため、整備の必要性を認識し、平成24年度新規事業着手しました。平成24年度は、地質調査や測量を実施することとしています。
今後も、貴市の御協力をいただきながら、整備推進に努めていきます。(B)

4 兄畑中川原地区の歩道設置については、今後の交通量、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:C、C、B、C

砂防・急傾斜事業の促進について

要望内容

平成12年度に岩手山噴火対応火山砂防計画が策定されました。この計画にある平の沢地区は山裾に民家が広がっており、噴火が起こった場合の降下火砕物が堆積する範囲は土石流が発生しやすい環境となっています。平笠西沢地区においても、噴火による土砂災害が発生しやすい地形となっており、流域での災害が危惧されています。
つきましては、早期の施設整備について、特段の御配慮をお願いいたします。

  1. 平の沢地区砂防事業の整備促進
  2. 平笠西沢地区砂防事業の整備促進

取組状況(方針)

1 平の沢地区については、平成21年度から事業着手し、調査計画、用地補償を実施してきました。平成24年度も引き続き用地補償を進め、早期完成に努めていきます。(B)

2 平笠西沢地区については、平成22年度から事業着手し、調査計画、用地補償を実施してきました。平成24年度は工事用道路に着手する予定としており、早期完成に努めていきます。(B)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部岩手土木センター
  • 反映区分:B

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