平成23年度北上市からの要望(平成23年8月26日受理)

ID番号 N5481 更新日 平成26年1月17日

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平成23年度に受理した市町村からの要望を公表しています。

凡例

  • 要望件名は、要望内容の要旨です。
  • 取組状況は、回答時点における県の取り組みの状況です。
  • 振興局等名、担当所属名は、要望内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    A:要望の趣旨に沿って措置したもの
    B:実現に努力しているもの
    C:当面は実現できないもの
    D:実現が極めて困難なもの
    S:その他

1 地域特産品の園芸振興策について

要望内容

(1)「いわて希望農業担い手応援事業」「いわて未来農業確立総合支援事業」の予算の拡大
平成19年度から市町村別の統計データが国の統計事業の見直しにより把握できない状況にある中、米価の急激な下落や経済の低迷により、当市の農業産出額は大幅に低下していることが容易に予想されることから、水稲中心の農業経営から園芸を取り入れた多角化経営により農業所得の向上を目指しているところです。
つきましては、農家の意欲を引き出す園芸振興策について、次のとおり要望しますので特段の御配慮をお願い申し上げます。

1 当市は、グリーンアスパラガス・白ねぎ・小菊を重点品目とし農協と連携し園芸作物の生産拡大に取組んでおります。ここ数年岩手県は単独事業として「いわて希望農業担い手応援事業」に取り組み、今年度から新たに「いわて未来農業確立総合支援事業」を実施しておりますが、平成19年度に予算額が大幅に削減になったまま、低く抑制されている状況にあります。当市が力を入れている園芸振興に欠かせない事業であることから、予算の拡大を要望します。

取組状況(方針)

県では、認定農業者等の意欲と能力を持った経営体の育成、消費者から信頼される「食料供給基地」の確立及び農林水産物の高付加価値化と販路の拡大等を重点的に推進することとしています。
これらに対応するため「いわて未来農業確立総合支援事業」は県全体として平成22年度事業と同規模の予算を確保し、また県南広域振興局管内及び花巻地区における要望額に対する充当率も昨年を上回っている状況です。
事業実施にあたっては御要望のあった重点品目を始めとして、園芸産地拡大実践プラン、野菜産地強化計画等の地域農業の振興に関する計画に基づき、市・関係機関と連携し重点化・効率化を図りながら生産機械・施設の整備を支援していきますので、園芸産地拡大につながる事業の掘り起こしに特段の御配慮をお願いします。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:農政部
  • 反映区分:B

1 地域特産品の園芸振興策

要望内容

(2)「二子さといも」の連作障害、種芋確保技術の確立への早急な取組
平成19年度から市町村別の統計データが国の統計事業の見直しにより把握できない状況にある中、米価の急激な下落や経済の低迷により、当市の農業産出額は大幅に低下していることが容易に予想されることから、水稲中心の農業経営から園芸を取り入れた多角化経営により農業所得の向上を目指しているところです。
つきましては、農家の意欲を引き出す園芸振興策について、次のとおり要望しますので特段の御配慮をお願い申し上げます。

2 当市を代表する「二子さといも」について、連作障害や種芋確保技術の確立が課題となっており、これまでも、当市に設置されている「岩手県農業研究センター」において課題研究に取組まれたことがありますが、未だに明確な技術開発の確立に至っていないと思われることから、その解決に向け、早急な取り組みを要望します。

取組状況(方針)

北上地方農林業振興協議会農業振興部会に「二子さといも振興チーム(構成:生産者代表、市、農協、中央農業改良普及センター、花巻農林振興センター)」を設置し、「二子さといも」の種子の保存方法や生産拡大に向けた取り組み等の検討を行っています。
引き続き、「二子さといも振興チーム」の活動を通じながら、必要に応じて農業研究センターの支援も得て、種芋の貯蔵・増殖技術の確立や連作障害の回避等に向けて取り組みます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:農政部花巻農林振興センター
  • 反映区分:B

2 いわてデジタルエンジニア育成センターの継続について

要望内容

平成21年度にスタートした「いわてデジタルエンジニア育成センター」は、自動車関連産業における設計開発部門の誘致や地場企業の技術力高度化を目指して、これを担う県内の3次元設計開発人材の育成や企業支援の拠点として大きな役割を果たしています。
これまで、3次元設計開発人材の育成講座を283人が受講し、うち求職者141人のうち54人が就職したほか、自動車関係の設計開発センターの立地に繋がりました。
当市では今年、新しい工業振興計画を策定しましたが、この中で3次元ものづくり人材の育成は重要なプロジェクトとして位置づけ、同センターと連携しながら取り組んでいきたいと考えております。
県におかれては、平成21年度に策定した「3次元設計開発人材育成のあり方」の中で、その基本的な方向性として、3次元技術者の育成に取り組むこと、市町村と連携し人材育成の拠点機能を担うこととされておりますが、同センターの平成24年度以降の具体的な運営方針は現在検討中と伺っております。
つきましては、早期に24年度以降の運営方針を決定し、3次元設計開発人材の育成等を同センターにおいて継続して推進されるよう要望します。

取組状況(方針)

3次元設計の技術は、設計業務の効率化に留まらず、取引の拡大、生産準備の効率化にも使えるツールであり、その技術者養成は、本県のものづくり産業の振興にとって、今後益々重要となる分野であると認識しています。
平成24年度以降も3次元設計開発人材の育成が必要と考えており、いわてデジタルエンジニア育成センターの運営体制を含め、トヨタグループ再編に伴う東北域内の設計開発部門拡充の方向性や県内企業のニーズ等を勘案しながら、関係機関等とも相談して方針決定することとしています。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

3 後藤野工業団地整備事業に係る県の支援について

要望内容

当市は、企業誘致を施策の柱とし、産業振興を通したまちづくりを図ってまいりました。市内には8工業団地があり、その内7工業団地は、ほぼ分譲済みであります。
平成20年後半からの経済状況の冷え込みにより、当市への企業誘致も進まない状況となっておりましたが、現在は自動車部品製造関連企業における北東北へ進出気運が高まっており、北上南部工業団地についても、問い合わせ等も急増し、分譲も順調に推移する状況にあることから、後藤野工業団地の拡張整備を進めております。
しかし、工業団地整備事業には多大な経費が必要であり、市町村単独での団地整備は、財政上大きな負担となることから、当市においても大きな課題となっております。
工業団地の整備は、岩手県の産業振興に大きく寄与することから、整備主体となる市町村が整備する工業団地のうち、直接分譲に関わらない基盤整備としての工業団地内道路、排水路、調整池、公園及び緩衝緑地等に対する財政的支援について、特段の御配慮を要望します。

取組状況(方針)

産業の集積や雇用の確保による地域経済の活性化を図るうえで、企業誘致の果たす役割は極めて大きいものであり、そのための基盤整備も重要であると認識しているところです。
今後における工業団地の整備に当たっては、社会経済情勢や企業の立地動向、既存工業団地の分譲状況等を勘案し、全県的かつ中長期的な視点に立って検討を行うこととしていますが、市町村が主体となって行う場合の支援のあり方も含め、震災復興に要する財源等を踏まえて様々な手法を検討していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

4 北上新貨物駅の設置について

要望内容

県内における今後の自動車関連部品など物流量の増加への対応と、地球環境対策から鉄道でのモーダルシフトの推進を図るとともに、遠距離輸送に伴う各企業の輸送時間の短縮や物流コスト削減などの観点から、北上地域における新たな貨物駅の設置が求められています。
そこで花北・胆江地域では、産業界、経済界及び関係機関等で組織する「きたかみ新貨物駅設置促進協議会」を平成20年10月に立ち上げ、新貨物駅の設置を実現するため、県への要望活動や啓蒙・宣伝活動等を行っております。
新貨物駅の設置は、現在岩手県が進めております自動車関連産業の集積・活性化にも大きく貢献するものと考えられますので、北上地域への設置実現に向けて特段の御配慮を要望します。

取組状況(方針)

北上地域における新貨物駅は、県南地域を中心として、県全体のものづくり産業振興に寄与する物流拠点となるものと認識しています。
一方、トヨタ自動車では東北での部品調達強化を打ち出していることから、三河地区から岩手県内への部品輸送量の将来見込みなども踏まえつつ、協議会、地元自治体及び各企業等と連携して、JR貨物に対して新駅設置を働きかけていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:C

5 バス路線維持事業及び効率的バス等運行モデル事業(旧市町村総合補助金対象バス路線)の維持について

要望内容

これまで旧市町村総合補助金の事業対象とされてきたバス路線維持事業及び効率的バス等運行モデル事業は、別途県単補助制度が創設され、当市においては平成23年4現在3つの県単補助バス路線の運行が行われています。しかし、どの路線についても補助基準ギリギリの乗降実績であることから、補助基準外になった段階で路線廃止になる可能性があります。
一方、平成21年4月の岩手県立中部病院の開院による当市への来訪者の増加や、県の振興局の再編に伴い、当市の総合支局が行政センター化されたことにより花巻地区合同庁舎への移動を余儀なくされているなど、当市と花巻市・奥州市の境において生活圏が市をまたいでいる実態があることから、広域路線の重要性は今後もますます上昇するものと思われます。
つきましては、県の施設である病院や学校、行政機関及び交通の拠点である駅を結ぶ、広域性や公共性を有する広域バス路線に対する補助継続を要望します。
また、現在対象となっている路線以外で、小規模な需要しか見込めない路線であっても、複数自治体をまたぐような広域路線にあっては、乗合タクシーなどの交通システムについても、県における継続性のある、新たな財政支援の拡充について要望します。

取組状況(方針)

バス路線の確保については、広域的かつ幹線的路線については、県が国と協調しながら支援を行い維持を図る一方、市町村においては住民の意向を踏まえつつ、地域の交通資源などを総合的に勘案したうえで、効果的かつ効率的な交通体系を構築していくことが重要と考えています。
このため、県としては引き続き「地域バス交通等支援事業」により、広域路線の維持を支援するほか、コミュニティバスの運行など、市町村が効率的かつ効果的な交通体系を構築するための自主的な取り組みに対し重点的に支援していく考えです。
なお、地域公共交通を維持するためには一定の財政支援は必要と考えるものですが、それのみに頼ることは困難と考えています。
財政支援に加え、公共交通の路線・ダイヤ・サービスの改善や、利用促進の取組みが重要と考えており、公共交通活性化支援チームやバスアセスメントによる路線改善、減クルマチャレンジウィークなどの利用促進キャンペーンなどを市町村と共に取り組んで参りたいと考えています。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

6 県立北上病院跡地の安全対策と有効活用について

要望内容

県立北上病院は、平成21年4月1日の県立中部病院開院に伴い廃止になりました。現在残されている建物は、夜は周囲に比べて非常に暗く、草も伸び放題になるなど、防犯・防災上の問題が指摘されております。周辺住民に不安を与えているほか、中心市街地に立地していることから、その有効活用を求める市民の声も強く寄せられているところです。
北上市は財政状況が厳しいことから、無償であっても市が取得して利活用することは考えておりませんので、医療・福祉施設として活用を想定する民間事業者等への早期の解放や、早期の解体による幅広い用途での活用を進めるよう強く要望します。

取組状況(方針)

旧北上病院は、昭和48年の新築移転以来北上市内外の多くの県民に利用され、地域の安全・安心の確保に大きな役割を果たしてきましたが、平成21年4月に旧花巻厚生病院と統合し、県立中部病院を北上市村崎野地内に開設したことから廃止したところです。
旧北上病院の施設は、地域から医療体制の充実について要請を受け、その都度増改築等を行っているため、平成22年度末での建物の残存価格は約9億円、起債残高は約11億円、さらには解体費用の概算は約2億円から3億円と見込まれるところであり、早急に建物を解体することは、現在の県立病院の経営に与える影響が大きく困難な状況にあります。
また、貴市における活用計画がない場合には、民間企業等への売却についても検討することとなりますが、その場合においても、まちづくりの観点から、有効な活用策についてのお考えを伺いながら検討していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:C

7 北上川の堤防及び河川環境整備について

要望内容

北上川の珊瑚橋上流右岸7キロメートルと、左岸の立花地区、黒岩地区には堤防が整備されていないため、平成14年7月及び平成19年9月の洪水により、僅か5年間で2度も甚大な浸水被害が発生しています。今後北上川との共生を図るうえで、堤防及び河川環境整備が緊急の課題となっており、次の事項について特段の御配慮を要望します。

(1)北上川の珊瑚橋上流右岸は、いたるところに侵食がみられ洪水による崩壊の発生が懸念されています。
二子地区については平成21年度から輪中堤の整備が進められておりますが早期完成を図ること。
また、その他の地区についても、引き続き北上川の美しい岸辺環境に配慮した多自然型河川環境整備や堤防整備を推し進めること。

取組状況(方針)

国においては平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、甚大な浸水被害を受けたことから、北上川中流部無堤区間(概ね紫波町から奥州市)において、まずは住家を優先的に防御することが必要と聞いています。
二子地区の大堰川より上流約1,200メートル区間については、平成21年度より事業着手し、再度災害防止を図るため、早期に効果を発現する効率的な堤防整備を実施することとし、平成23年度より輪中堤の工事に着手予定と聞いています。
残りの地区については、他地区の進捗をみながら対応したいとしています。
北上川沿川の治水対策は、県としても重要な課題と考えており、今後とも早期整備について国へ要望していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

7 北上川の堤防及び河川環境整備について

要望内容

(2)北上川左岸の無堤防地帯である立花地区は、近年2度の洪水により住宅の床上浸水等、甚大な被害が発生しております。平成20年度から輪中堤による整備事業が進められていますが、治水効果が早期に発現できるよう整備を促進すること。
また、同じく北上川左岸の黒岩地区も、床上浸水等の甚大な被害が発生しております。
つきましては、輪中堤等による集落、地域を単位とした効果的な整備をすること。

取組状況(方針)

国においては、平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、甚大な浸水被害を受けたことから、北上川中流部無堤区間(概ね紫波町から奥州市)において、まずは住家を優先的に防御することが必要と認識しており、特に住家浸水被害の大きかった立花地区において輪中堤等の早期に効果を発現させる効率的な治水対策を実施し、再度災害防止を図りたいと聞いています。
立花地区は、平成20年度より事業着手しており、輪中堤等の早期に効果を発現させる効率的な治水対策を実施し、特に浸水被害の大きかった珊瑚橋上流の一連区間については今年度完成予定と聞いています。
また、黒岩地区は、他地区の進捗をみながら対応したいとしています。
北上川沿川の治水対策は、県としても重要な課題と考えており、今後とも早期整備について国へ要望していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

7 北上川の堤防及び河川環境整備について

要望内容

(3)北上川右岸大曲排水機場は、平成19年9月の洪水時にポンプをフル稼働したにもかかわらず市道のJR立体交差部で冠水の恐れが生じたことから通行止めの措置を取りました。
都市機能の保全と災害緊急時の安全な交通路を確保するため、ポンプ機能を増強すること。

取組状況(方針)

大曲排水機場は、国において平成14年度までに完成しています。
しかし排水機場の設置後、背後地の市街地化が進み、国においても現在の排水規模での対応が厳しくなることを懸念していると聞いています。
今後、市による土地利用規制や開発規制等と調整を図りながら今後の対応を検討するとともに、水防情報の速やかな共有に努めるなど、減災への取り組みを強化していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

7 北上川の堤防及び河川環境整備について

要望内容

(4)北上川右岸鬼柳町鷹鳥羽地区は、平成19年9月の洪水で北上川支流の一級河川本郷川から溢水し、同地区では床上浸水3戸、床下浸水2戸の被害が発生しております。
浸水被害防止が緊急の課題となっており、堤防等を整備すること。

取組状況(方針)

要望地区の浸水原因は、北上川の水位上昇の影響による本郷川堤防からの溢水と周辺地域からの内水の排水不良によるものであることから、堤防整備と内水対策等治水手法等について、今後も、貴市などの関係機関と協議しながら進めていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

7 北上川の堤防及び河川環境整備について

要望内容

(5)北上川右岸相去町下谷木地区は、平成19年9月の洪水で北上川と大関沢川合流地点から洪水が逆流したことにより、同地区の1団地が孤立し、3世帯が自治公民館に避難する事態が発生しております。
浸水被害防止が緊急の課題となっているため、堤防等を整備すること。

取組状況(方針)

国においては、平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、北上川中流部無堤区間(概ね紫波町から奥州市)において甚大な浸水被害を受けたことから、まずは住家を優先的に防御することが必要と聞いています。
国では、北上川は無堤防区間が多いために浸水被害の著しい地区から堤防等の整備を進めています。当該地区についても他地区の進捗状況をみながら対応したいとしています。
北上川沿川の治水対策は、県としても重要な課題と考えており、今後とも早期整備について国へ要望していきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

8 和賀川グリーンパークの協定による大規模改修の実施について

要望内容

和賀川グリーンパークは、岩手県が地方特定河川等環境整備事業により平成8年度に完成した施設です。
平成9年3月に岩手県と北上市が施設の管理協定を締結し、市が施設の管理業務を行っております。
しかし、近年、完成から15年を経過したことに伴う同施設の老朽化が進んだことにより、年間の維持費は、同様に管理協定を締結している九年橋せせらぎ公園の維持管理費を含め、1千万円強となっております。
特にも、駐車場施設と通路の舗装については、舗装が剥がれて陥没している個所が多く見られ、利用者からの苦情も多く寄せられることから、毎年、数回危険防止のために修繕作業を続けておりますが、修繕箇所、修繕面積が更に増えている状況となっております。
また、トイレ建屋の老朽化も進み、建物自体の改修が必要な状況となっております。
以上のことから、今後、適切な維持管理をする観点から、同施設の全面的な改修を要望します。

取組状況(方針)

和賀川グリーンパークの進入路やトイレ施設については、今後、貴市と協議を行い、必要性・緊急性等勘案しながら段階的に改修工事を進めていきたいと考えています。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

9 北上市内の一般国道4号の4車線拡幅整備について

要望内容

一般国道4号は、北上工業団地入り口から相去町平林まで4車線拡幅整備が完了していますが、県道北上和賀線との交差点は、交通量も多く通学路にもなっていることから、立体横断施設の設置についてご配慮いただきますようお願いします。
また、引き続き4車線拡幅整備促進に特段のご配慮をお願いします。
更に、北上工業団地入り口から花巻市境までの区間については、県立中部病院利用者の車両交通が増加していることもあり、利便性の向上を図るため、一般国道4号北上拡幅事業の延伸と事業着手に向け、特段のご配慮を要望します。

取組状況(方針)

(1)立体横断施設の設置については、一般国道4号「北上拡幅」の4車線拡幅整備に伴い、今後国で実施する計画であることから、県としては交通渋滞対策に十分配慮した計画となるよう、国と調整を図ることとしています。
(2)北上市相去町字笹長根から北上市飯豊町村崎野までの12.2キロメートル間については、国により昭和57年度から一般国道4号「北上拡幅」として4車線拡幅の事業が進められており、平成19年度までに8.4キロメートル、平成21年度に約0.6キロメートル、平成22年7月10日には鬼柳町笊渕(ざるぶち)地内の約0.2キロメートルが供用されており、今年度は相去地区の用地買収を進めると伺っております。
県としては引き続き整備促進について国に要望していきます。
(3)北上工業団地入口以北から、花巻市境までの4車線拡幅の延伸については、現在進められている区間の進捗状況を見ながら国に働きかけていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

10 一般国道107号の整備促進について

要望内容

一般国道107号は、太平洋と日本海を結ぶ重要路線です。
北上市は産業及び物流の拠点づくりに努力しており、次の事項について特段の御配慮を要望します。

(1)和賀町藤根地内の一般国道107号バイパスは、平成9年4月から供用を開始しておりますが、引き続き和賀町横川目方面へ延伸すること。また、和賀町地内の歩道未設置区間に歩道を設置すること。

取組状況(方針)

(1)横川目地区の延伸については、国道107号、秋田自動車道の交通量や地域開発の動向等を見極めながら、検討していきますが、早期の事業化は 難しい状況です。
(2)歩道設置等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

10 一般国道107号の整備促進について

要望内容

(2)平成24年度の東北横断釜石道の開通に伴い、(仮称)江刺田瀬インターチェンジから北上間までの一般国道107号の大型車輌等の交通量の増加が見込まれることから、口内町綾内地内から奥州市江刺区梁川地内までの急勾配の緩和と急カーブの解消を図ること。

取組状況(方針)

国道107号は沿岸地域と内陸地域を結ぶ、物流、観光を支える重要な幹線道路です。口内町綾内地区から江刺区梁川地内は、急勾配や急カーブが続いていることから、整備が必要な区間と認識しています。
当該地区の整備については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら、総合的に検討していきます。
なお、当該地区において、堆雪帯設置や側溝修繕による路肩拡幅など道路環境の改善を行うこととしております。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

11 一般国道456号の整備促進とルート変更について

要望内容

一般国道456号は、盛岡市を起点に宮城県登米市までの北上川の東側を縦断し、産業、観光等の重要な機能を担い、国道4号を補完する幹線ですが、幅員が狭く歩道も一部を除き設置されていない状況にあります。
口内町新町、荒町地区の拡幅改良及び歩道設置と、同町の久田から松坂を経由して青木田まで通じるバイパスの建設を要望します。

取組状況(方針)

(1)一般国道456号の久田から青木田地区のバイパス化については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
(2)歩道設置等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

12 主要地方道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

主要地方道は、当市と隣接市町村を結び、高速道路へのアクセス道路としての重要な幹線道路であります。
つきましては、さらにその機能を充実するため、次の事項について特段の御配慮を要望します。

取組状況(方針)

(1)盛岡和賀線
当市と盛岡市を結ぶ国道4号の重要な補完道路であり、最近交通量が増加していることから、歩道未設置区間の整備と、既整備区間についても、花巻市笹間地区と同規格による二次改築を進めること。

  1. 歩道設置等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
    御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
  2. 既整備区間の二次改築については、事業中箇所の進捗状況、交通量及び公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

12 主要地方道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(2)花巻北上線
当市と花巻市を結び、地域経済の発展と観光ルートとしても、重要な路線であることから、黒岩地区の危険箇所の改修と自歩道設置を促進すること。

取組状況(方針)

黒岩地区の急カーブの危険箇所の改修等については、平成21年度に事業化(片側歩道付)しました。平成22年度には、用地買収に着手し、今年度も用地補償等を進めていきます。地域の関係者の協力を得ながら、引き続き整備推進に努めています。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

12 主要地方道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(3)花巻衣川線
当市と花巻市、金ケ崎町等を結ぶ、温泉観光等の重要ルートであることから、山口地内の狭窄箇所を拡幅改良し、狭隘で双方向の通行ができない夏油川の新田橋の架け替えを早期に行うこと。

取組状況(方針)

(1)山口地区の拡幅改良については、用地取得に向け関係者協議を進めているところですが、現時点では事業化の時期は明示できない状況です。
(2)新田橋の架け替えについては、公共事業予算の動向や橋梁の老朽化の進み具合を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

12 主要地方道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(4)北上東和線
当市と花巻市東和町の中心部及び東和インターチェンジを最短で結ぶ重要路線であり、一般国道4号及び北上工業団地へのアクセス道路としても交通量が増加していることから、一級河川北上川の(仮称)平成橋の工事を促進すること。また、急カーブ等危険箇所を改修し歩道を設置すること。

取組状況(方針)

(1)(仮称)平成橋については、平成19年度に橋梁下部工工事に着手しており、今年度には上部工の発注を予定しています。今後も引き続き整備推進に努めていきます。(B)
(2)急カーブ等危険箇所の改修は公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。(C)

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B、C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

一般県道は、国道等の基幹道路と市内各地域を広域的に結び、主要施設へのアクセス、国道の補完といった重要な役割を担い、通勤通学等日常の市民生活に欠かせない重要な路線ですが近年交通が増加し、施設の改良整備が緊急の課題となっています。
つきましては、交通安全の確保と道路機能の向上を図るため、次の事項について特段の御配慮を要望します。
(1)夏油温泉江釣子線
当市中心部と夏油高原地域を結ぶ重要観光路線であり、交通渋滞の解消及び安全確保のため、江釣子十文字の交差点改良及び交通安全施設の整備を促進すること。

取組状況(方針)

(1)交差点改良については、その形状や交通流の状況等を勘案し、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
(2)歩道等の交通安全施設の整備についても同様に検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(2)岩崎藤根線
和賀東中学校及び和賀東小学校の通学路となっていることから、児童生徒の安全確保のため、拡幅と歩道設置の促進及びJR北上線第2藤根踏切改良を施行すること。

取組状況(方針)

(1)歩道設置等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
(2)なお、JR北上線第2藤根踏切の改良については、人家連担部であることや近接して国道107号及び市道があることから、そのルート計画、事業手法等を慎重に検討する必要があると考えています。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(3)後藤野野中線
小中学校の通学路となっている主要幹線道路であり、後藤野工業団地への通勤車両が多いことから、児童生徒の通学の安全確保のため、一般県道花巻和賀線との交差点以東について、早急に歩道を設置すること。

取組状況(方針)

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(4)南笹間黒沢尻線
一般国道4号との交差点から市道金栗線との交差点までの歩道未設置区間の整備促進及び国道4号交差点に右折レーンを設置すること。

取組状況(方針)

(1)南笹間黒沢尻線の歩道設置については、滑田工区として平成19年度から事業化されており、平成23年度に事業を完了する予定です。(A)
その他の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。(C)
(2)国道4号交差点への右折レーンの設置については、今後の交通量の推移や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化整備は難しい状況です。(C)

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:A、C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(5)口内伊手線
江刺区内から北上市内への通勤等で重要な路線となっておりますが、北上市内分は狭隘で歩道もなく、特に、冬期間の通行には困難をきたしていることから、江刺区内と同規格の二車線への改良と歩道整備を促進すること。

取組状況(方針)

口内伊手線の金成工区においては、平成13年度と平成14年度に路肩部分を拡げ歩行空間を確保する事業を実施し完成しています。
拡幅改良については、交通量及び公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
歩道整備については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況等や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(6)清水野村崎野線
平成21年の県立中部病院開院により、県道清水野村崎野線は、花巻市方面からの交通量が増加していることから、児童生徒の通学の安全確保のため、飯豊小学校入口から市道飯豊赤坂線交差点までの両側の歩道整備を促進すること。

取組状況(方針)

御要望の箇所については、平成20年度から事業化しており、平成22年度には物件調査及び用地補償を行ったところです。平成23年度も引き続き用地補償を進めることとしており、早期の完成・供用を図るよう努めていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(7)北上和賀線

  1. 平成21年度において、国道4号が相去町平林までの4車線化工事を完成したが、都鳥交差点で朝夕の渋滞が慢性化していること、鬼柳小学校の通学路として利用されていること、また平成28年9月に開催予定の国民体育大会において、北上総合運動公園に連絡する重要な周回アクセス道路としての機能向上を図るため、国道4号との交差点(県道部分)の改良整備を行うこと。
  2. また、北上西インター出入り口から東約2キロメートルの未改良区間については幅員が狭く、歩行者等にも危険な状態にあることから拡幅整備を行うこと。

取組状況(方針)

御要望の箇所の改良については、交通量及び公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(8)花巻和賀線
小中学校の通学路となっていることから、児童生徒の通学の安全確保のため、竪川目運動場から一般国道107号交差点までの歩道未整備区間を解消すること。

取組状況(方針)

御要望の箇所については、平成21年度から測量調査を進めてきたところです。
平成23年度は用地調査に着手することとしており、早期の完成・供用を図るよう努めていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(9)北上水沢線
当路線は、小中学校の通学路、バス路線となっている主要幹線道路であります。近隣には、北上南部工業団地、中部金ヶ崎工業団地があり、輸送路、国道4号線の補完道路として利用され、近年、大型車両、通勤車両が急激に増加し、歩行者等の安全確保が緊急の課題となっております。
金ケ崎町六原では、平成19年度から歩道整備が進められており、引き続き金ケ崎町境以北について、児童生徒の通学、歩行者等の安全確保のため、車道部分の拡幅と歩道整備を促進すること。

取組状況(方針)

御要望の箇所については、平成22年度に用地測量等の調査を行ったところです。平成23年度は用地補償を進めることとしており、早期の完成・供用を図るよう努めていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

13 一般県道の危険個所の解消に向けた整備の促進について

要望内容

(10)相去飯豊線
当路線は、当市の中心市街地を縦断しており、通勤通学や買物等市民の日常生活には欠かすことのできない重要路線でありますが、中心商店街通りの一部区間には歩道が設置されておらず、歩行者の安全確保に不安をきたしております。
市は、中心市街地は誰もが歩いて暮らせるまちづくりを目指しており、市街地活性化に向けた施策を展開する観点からも、北上駅から中心市街地までの歩行空間の安全確保の一環として、県道北上停車場線から市道大天満大曲線交差点まで両側に歩道を整備すること。

取組状況(方針)

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況やまちづくりの計画、県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

14 市道の県道昇格について

要望内容

当市の重要幹線市道及び隣接市町との広域幹線道路として重要な機能を有する次の道路について、県道に昇格されますよう特段の御配慮を要望します。

(1)(仮称)上浮田村崎野線(L=9,106メートル)
当路線は、当市と花巻市東和町を結ぶ幹線道路であり、北上市側の拡幅改良整備が平成13年度に完了したことにより、一般国道4号と456号を結ぶ従来の通勤通学としての利用に、産業・観光道路としての機能が付加され、加えて、平成21年春に開院された県立中部病院へのアクセスとして、北上中部地方拠点都市地域の中でも早急に県道昇格が望まれる極めて重要な路線であります。

取組状況(方針)

県道の認定に当たっては、道路法に規定する要件を具備する路線について、県道として早期に整備、管理する必要性等を総合的に判断の上行うこととしています。
今後、県が管理している道路や橋梁等の老朽化に伴う維持管理費の増大が見込まれていることもあり、新たな県道認定は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

14 市道の県道昇格について

要望内容

(2)市道飯豊赤坂線(L=12,310メートル)
当路線は、一般国道4号及び県道相去飯豊線のバイパス的な役割を担い、これらの路線の交通緩和を図るうえで極めて重要な路線であり、さらに、東北縦貫自動車道北上江釣子インターチェンジ及び北上金ヶ崎インターチェンジを最短で直結することから、北上流通基地をはじめ北上工業団地、北上南部工業団地等への物資の搬入に大きな役割を果たすとともに、沿線に県立中部病院が立地され、加えて、北上総合運動公園へのアクセス道路として欠くことのできない広域の一級市道であり、県道昇格が望まれている路線であります。

取組状況(方針)

県道の認定に当たっては、道路法に規定する要件を具備する路線について、県道として早期に整備、管理する必要性等を総合的に判断の上行うこととしています。
今後、県が管理している道路や橋梁等の老朽化に伴う維持管理費の増大が見込まれていることもあり、新たな県道認定は難しい状況です。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

14 市道の県道昇格について

要望内容

(3)(仮称)栗原北上線
当路線は、当市と宮城県栗原市金成を結ぶ幹線道路であり、北上市側の国道107号から奥州市前沢区までは広域農道として整備され、一般国道4号の代替え道路として重要な路線であります。交通量が多く、大型車が大半を占め、特に物流に大きな役割を果たし、県道昇格が望まれている路線であります。

取組状況(方針)

県道の認定に当たっては、道路法に規定する要件を具備する路線について、県道として早期に整備、管理する必要性等を総合的に判断の上行うこととしています。
今後、県が管理している道路や橋梁等の老朽化に伴う維持管理費の増大が見込まれていることもあり、現状では、整備を伴う市町村道の県道への新たな認定は難しい状況です。
しかしながら、市町村道の改築整備が進んだことなどにより、地域における交通の流れが変化してきていることも考えられることから、現在、並行する県道との交換可能性や、新たな整備や維持管理に要する費用が県財政に及ぼす影響等について、慎重に検討を進めているところです。
今後は、現地の詳細調査や、関係市町村等との密接な情報交換等を行いながら、さらに検討を進めていきます。

  • 振興局名:県南広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

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