平成23年度岩手町からの要望(平成23年10月18日受理)

ID番号 N5473 更新日 平成26年1月17日

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平成23年度に受理した市町村からの要望を公表しています。

凡例

  • 要望件名は、要望内容の要旨です。
  • 取組状況は、回答時点における県の取り組みの状況です。
  • 振興局等名、担当所属名は、要望内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    A:要望の趣旨に沿って措置したもの
    B:実現に努力しているもの
    C:当面は実現できないもの
    D:実現が極めて困難なもの
    S:その他

主要地方道岩手平舘線の整備促進について

要望内容

  1. 新町交差点から城山保育園間の歩道設置について要望します。
  2. 苗代沢橋歩道橋の設置について要望します。

当該路線は、岩手町の中心部に位置し、周辺に学校、病院、住宅が密集しており、通勤、通学、通院並びに買い物等の日常生活に欠かせない生活路線として活用されています。
新町城山地区には小学校、保育園があり、通学路でありながら歩道が設置されておらず、朝夕の通勤時間帯では交通量も多いことから、通学・通園等歩行者が非常に危険な状態であります。
また、苗代沢橋は、過去に補修工事を実施いただき、幅員が6.0メートルから6.4メートルに拡幅したため、車両の通行が大幅に改善され荷重規制も解除になりました。しかしながら、歩行空間の確保には至っておらず、歩行者が危険な状況は改善されておりません。
つきましては、同路線2カ所について、早急な整備を要望するものです。

取組状況(方針)

  1. 新町交差点から城山保育園間について
    歩道整備等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
    御要望の区間については、県全体の道路整備計画の中で公共事業予算の動向を見極めながら整備手法について検討していきます。(C)
  2. 苗代沢橋歩道橋の設置について
    歩道整備等については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
    御要望の歩道橋設置については、いわて沼宮内駅の正面に位置し、通勤・通学等に利用される路線でもあることから、平成23年度は、調査設計を行い引き続き事業化の検討をしていきます。(B)
  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C、B

一般国道281号(久ヶ沢から屋敷間)の隘路区間の早期改良整備について

要望内容

一般国道281号は、岩手町と久慈市を結ぶ物流の基幹路線として位置付けられ、観光地である陸中海岸国立公園北三陸地区への最短ルートともなっています。
当該路線の久ヶ沢から屋敷間はカーブが多く、隘路個所が多いため、冬期間の積雪・凍結による交通事故が多発しており、安全で円滑な交通の流れが阻害されています。
通行車両の安全確保と移動時間の短縮による観光人口の拡大、東北新幹線「いわて沼宮内駅」利用客の増大に伴う地域間交流の促進を図るため、一般国道281号(久ヶ沢から屋敷間)の隘路区間の早期改良整備を要望いたします。

取組状況(方針)

御要望の区間のうち、カーブが連続し難所となっている1.8キロメートルについては平成21年度に事業着手し、今年度は改良工事や用地買収を進めています。今後とも引き続き整備推進に努めていきます(B)
その他の箇所については、早期の事業化は難しい状況ですが、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきます。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B、C

県営都市計画街路整備事業(柳橋から新町間)の早期整備促進について

要望内容

当該地区は、岩手町の中心部に位置し、周辺に学校や病院、住宅が密集しており、中心市街地の商店街が形成され、通勤、通学、通院並びに買い物等の日常生活に欠かせない生活街路として活用されています。
当該路線は、平成7年度に事業認可を受け13年度に着手、19年度に大町工区が完成し、引き続き柳橋・新町工区に着手していますが、事業期間が長期化する傾向にあることから、商店街の活性化、営業活動に支障を来たしています。街路整備に併せ、中心商店街として一体的な活性化を図り、また、通勤、通学、通院者及び買い物客等の円滑な歩行と安全確保を図るため、都市計画道路犬袋新町線柳橋・新町地区の早期改良整備について、特段の配意をお願いいたします。

取組状況(方針)

当該事業については、大町工区420メートルを平成19年度に完成供用をしたところです。
要望のありました残る柳橋から新町工区につきましては、今年度用地補償、一部工事を進めることとしており、引続き事業の推進に努めていきます。
事業推進のためには、地域の皆さんのまちづくりに対する熱意と、事業に対する合意形成が不可欠でありますので、町の積極的な支援をお願いします。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

一般県道藪川川口線の整備促進について

要望内容

  1. 雨滝地区の道路改良について要望します。
    当該路線は、岩手町川口地区の東側に位置する南山形地区に通じる地域間を結ぶ重要な生活路線であり、統廃合された南山形小学校、南山形へき地保育所児童の通学路になっているほか、「やまと豚」を出荷している『南山形養豚組合』(従業員数約50人、飼育頭数23,000頭)、「奥羽牛」を出荷している『キロサ肉蓄生産センター』(従業員数約40人、飼育頭数1,400頭)の輸送路として活用されています。
    この路線は重要な路線でありながら狭隘区間や急勾配、急カーブが多く、大型車のすれ違いに支障を来しており、冬期間の走行では凍結による事故が多発しており非常に危険な路線であります。救急医療の観点からも、消防署からの改善の要望があります。
    ついては、下記のとおり早急な整備を要望するものです。

取組状況(方針)

  1. 雨滝(あまたき)地区の道路改良について
    御要望の区間については、幅員が狭くカーブが連続していることから、整備の必要性を認識しており、平成22年度から調査を進めています。
    去る7月7日には雨滝地区の皆様に事業説明会を行ったところであり、今後とも、岩手町や地域住民の皆様の御協力を頂きながら、引き続き調査を進めていきます。
    なお、当該区間の事業着手については、公共事業予算の動向等を見極めながら総合的に検討していきます。
  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

 

一級河川北上川河川改修の早期整備について

要望内容

平成22年7月17日の豪雨により洪水が発生した一級河川北上川において、県では河川改修事業の計画を進めているところですが、再度災害の防止の観点から、改めまして早期改良整備について、特段の配意をお願いいたします。

取組状況(方針)

平成22年7月の岩手町内の局地的豪雨の際には、家屋の浸水、田畑の冠水、国道4号冠水による通行止め等、県民生活に甚大な被害を受けたところです。
この豪雨災害を受け、県では、再度災害を防止するため、平成22年度より岩手町五日市地区から尾呂部(おろべ)地区のL=4.6キロメートル区間において「北上川河川改修事業」を導入しました。
現在、測量調査、設計及び用地補償に取り組んでおり、今年の秋頃からは、岩手町五日市地区より河川改修工事に順次着工することとしています。
今後も引き続き事業推進に努めます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

2巡目岩手国体に向けてのホッケー競技種目強化対策について

要望内容

  1. 2巡目岩手国体会場地として、財団法人日本ホッケー協会ホッケー競技場施設基準により、人工芝競技場2面が必要となることから、既存の岩手町ホッケー場(人工芝グラウンド)のほかに、県営ホッケー場2面の整備を要望します。
  2. ホッケーの競技力向上のため、岩手町ホッケー場へのナイター照明整備に係る財政支援を要望します。

岩手町は、昭和45年の国体ホッケー競技の開催を契機にホッケーが行われ、現在では小学校から壮年まで約26チームがあり、ホッケーを町技と位置づけ、町民挙げてその振興にあたっています。
これまで少年団をはじめ、中学、高校、家庭婦人、社会人、マスターズなど各種大会において、数々の全国優勝を果たし、平成15年には秋季国体のホッケー競技において総合優勝を果たすなど、岩手県スポーツ界の牽引役として国体の順位に大きく貢献しております。
しかし、近年、競技施設の人工芝化が進んでいるものの、本町では人工芝グラウンドが1面しか整備されていないため、練習・試合会場としての利用が過剰となっております。小学校、中学校、社会人、成年、マスターズ、各年代層と、町内はもとより矢巾町、花巻市、県外等からの遠征など、人工芝グラウンドの使用が増加しており、使用調整をしながら各種別の選手強化を行なっているものの、既存の人工芝1面だけでは既に不足を生じているところであります。
併せて2巡目岩手国体開催までに人工芝グラウンド2面が必要となりますが、既存の人工芝グラウンドも過剰使用の状況であることから、国体前に芝の張替えが必要となり、経費の増加が見込まれております。
つきましては、選手強化、施設維持の観点より、早期の人工芝グラウンドの整備を要望します。

取組状況(方針)

県営ホッケー場の整備及び岩手町ホッケー場へのナイター照明整備に係る財政支援については、本県における現下の厳しい財政状況及び東日本大震災津波の復興に予算を集中させることとしていることから、困難であるとうかがっています。
なお、要望の主旨や、ホッケーに対する町民の熱意を、担当課に伝えていきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:盛岡教育事務所
  • 反映区分:C

市町村総合補助金の復活若しくはこれに類似する補助制度の創設について

要望内容

平成22年度まで実施されておりました市町村総合補助金については、地域経営推進費に統合され、今年度は地域経営推進費(市町村事業(復興緊急支援枠))とされております。
昨年度までの市町村総合補助金により、各市町村では独自の事業を展開してきましたが、今年度は震災復興事業に限定されたため採択の自由度が狭まっている状況であります。
つきましては、市町村振興のために、市町村総合補助金の復活若しくはこれに類似する補助制度の創設について要望します。

取組状況(方針)

本年度においては、東日本大震災津波の発生に伴い、市町村における復興に向けた緊急的・優先的な事業に対して補助するため、地域経営推進費に市町村事業(復興緊急支援枠)を創設したところです。
平成24年度以降の制度のあり方については、昨年度の検討結果を踏まえ、現在、検討しているところです。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

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