12月中に「ニセ警察詐欺」が急増!(R7.12.3~12.26)

ページ番号3002594  更新日 令和8年1月9日

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12月中に「ニセ警察詐欺」が急増!(R7.12.3~12.26)

被害の概要は以下のとおりです。

12月中、岩手県内においてニセ警察詐欺が急増しました。

(1)【12月3日 花巻署】

  • 被害者が使用するスマートフォンに「+」から始まる国際電話番号から着信があり、「電話が止まる」等の内容の自動音声が流れた後、近畿センターの職員を名乗る男性に繋がり、「あなた名義の携帯電話番号が迷惑メールの一斉送信に使われている。」と説明を受けた。
  • その後、別の「+」から始まる国際電話番号から着信があり、同じ男性から自身が警察官であることを告げられた上で、「捕まえた犯人があなた名義の携帯電話番号で迷惑メールを一斉送信し、あなたに名義貸しの報酬を渡したと話している。」「あなたの口座を調べる必要がある。」「口座を凍結すると入出金ができなくなるから、指定する裁判所の口座にお金を振り込むように。」等と説明をされた。
  • その後、検事を名乗る男性に電話が替わり、LINEでのやりとりを指示された上、相手のアカウントから男性2名の顔写真が送られ、その人物が犯人である旨の説明を受けた。
  • 被害者は、電話相手の男性達を本物の警察官や検事であると信じ込み、相手の指示に従い、指定された口座に約100万円を送金したもの

 

(2)【12月8日 千厩署】

  • 被害者の自宅電話に日本郵便の職員を名乗る者から電話があり、「現金や薬物が入ったレターパックが届いている。」「あなたは、暴力団員に4.000万円を渡した加害者になっている。違法だ。」等と言われた。
  • さらに、警視庁の警察官や、検察官を名乗る者からも電話があり、「持っている口座の銀行名や預金残高を教えてほしい。」「裁判になるかもしれない。」 等と言われたほか、「先行捜査でお金を調べなければならない。」等と言われ、指定する口座に現金を振り込むよう言われた。
  • その後、現金を振り込むときに窓口で理由を聞かれた場合は「来週から屋根の工事が始まるので、振り込みしたい。」等と話すように指示された。
  • その後、金融機関の窓口で振り込みしようとしたところ、職員に断られたが、その数週間後に再度、警察官を名乗る者からATMで振り込むよう指示され、金融機関設置のATMから指定された口座に200万円を振り込んだもの

 

(3)【12月11日 花巻署】

  • 被害者が使用する携帯電話に「+」から始まる国際電話番号から着信があり、大阪府警の警察官を名乗る男性から、「あなたに逮捕状が出ている。」「共犯の疑いがある。」「検事から連絡がいく。」などと説明を受け、被害者は自身の口座番号や残高を教えた。
  • その後、別の「+」から始まる国際電話番号から着信があり、検事を名乗る男性から、「あなたは事件の共犯者の可能性があり、口座を調査する必要がある。」「LINEで連絡する。」などと説明を受け、LINEで被害者の氏名が記載された逮捕状やほかの犯人の顔写真の画像が送られてきたことから、被害者は相手を本物の検事と信じた。
  • 被害者は検事を名乗る者から「口座の調査が終わればお金は必ず返す」などと説明を受けた後、指定された口座にATMから約200万円を送金したもの

 

(4)【12月19日 花巻署】

  • 被害者の自宅の固定電話に警視庁刑事官を名乗る男性から電話があり、「あなたの事件共犯者を逮捕した。」「不正な金があなたの口座にあり調べる必要がある。」などと説明を受け、その後、検事を名乗る女性から再度電話があり、「銀行のリストに入るから覚悟してほしい。」「優先調査のため私達にお金を預けてほしい。」「毎日ATMでお金を下ろして貯めて持っていてほしい。」「指定した日に誰かが取りに行く。」などと説明を受け、被害者は電話の相手が本物の検事だと信じ込んでしまった。
  • その後は連日のように検事を名乗る女性から被害者に電話があり、被害者は、同検事から指示されたとおり、自身が持つ口座から一日の限度額の現金をATMで引き下ろして自宅で保管し、同検事に指定された日に、現金を手提げ袋に入れて玄関先に置き、被疑者に現金を交付した。
  • また、その後も同検事から指示されたとおり自身の口座から現金を引き下ろし続けたほか、一日の引き下ろし限度額が大きい銀行に口座を開設して、預金を送金した上でその口座からも一日の限度額をATMで引き下ろすように指示され、被害者は指示されたとおり引き下ろす口座を増やし、さらに現金を自宅で保管していた。
  • その後も被害者は同検事に指定された日に、自宅で保管していた現金を手提げ袋に入れて玄関先に置き、以後3回にわたり多額の現金を被疑者に交付したもの

 

(5)【12月25日 花巻署】

  • 被害者の自宅の固定電話に大阪府警の刑事を名乗る男性から電話があり、「あなたの名前で○○銀行から1億円が下ろされている。」「あなたが犯人じゃないと確認する必要があるため、大阪まで来てほしい。」などと説明を受け、被害者は自身の関与を否定したが、更に相手から「協力してくれるなら大阪まで来ない方法にする。」「家の前に紙袋を置いたから、誰にもみられないように受け取って。」「ばれたら大変なことになる。」などと説明を受け、玄関先を確認すると、茶色の紙袋が置いてあり、紙袋の中にはスマートフォンなどが入っていた。
  • その後被害者は、同スマートフォンを使用して相手と連絡を取り合い、相手から「身の潔白を証明するため、口座に知らないお金の入金がないか確認する必要がある。」「定期を下ろしてくるように。」と指示され、さらにテレビ電話で通話したところ、相手が水色長袖の警察官の制服姿だったため、被害者は相手が本物の警察官だと信じ込んでしまった。
  • 被害者は、定期預金を解約して現金を準備した後、相手から花巻市内のバス停付近に現金を置いて立ち去るように指示され、被害者は指示されたとおり、現金を封筒に入れ、指定されたバス停付近に置き去る方法で被疑者に現金を交付したもの

 

(6)【12月26日 千厩署】

  • 本年9月中旬ころ、自宅電話に郵便局の職員を名乗る者から電話があり、「あなたの名前で送られたレターパックが規格外のため、X線で調べたところ、紙幣が入っていることが分かった。」「レターパックで紙幣は送れないので、警察に届けます。」等と言われた。
  • その後、静岡県警の警察官や、警視庁サイバー犯罪課の警察官(以下A)を名乗る者らから電話があり、「レターパックには、1,000万円入っている。受取人は逮捕されており、その者は、400名位の通帳を持っていて、あなたの名義の通帳も持っていた。」「あなたには、詐欺と資金洗浄の疑いがあり、紙幣番号を捜査しなければならないので、持っている口座の銀行名と残高を教えてほしい。」等と言われたことから、Aらの指示どおり、銀行名と残高を伝えた。
  • さらに、AからLINEで逮捕状のような画像が送信されてきたことから、被害者は自身にかけられた嫌疑は本当であると思い込みAらのことを信用した。
  • その後、Aからは、預金を全額下ろして投資信託も解約するよう指示されたことから、順次、預金を払い戻す手続き等をした上、自宅金庫で現金を保管した。
  • そして、Aから「公安の者が現金を取りに行く。」等と言われた上、現金は自宅玄関脇に置くように指示されたことから、数回にわたり同所に現金を置き去る方法で多額の現金を相手に渡したもの

 

【防犯のポイント】

  1. 警察官や検察官がLINEなどのSNSを使用して、一般の方とやり取りすることは絶対にありません。
  2. 逮捕状を画像などで提示することもありません。
  3. 警察官や検察官が調査などの名目で金銭を要求することはありません。
  4. 警察官を名乗る者から電話があった場合には、「所属、担当部署、氏名」等を確認し、最寄りの警察署に連絡してください。
  5. 電話やSNSでお金を要求するものは「詐欺」を疑い、家族や警察に相談して一人で判断しないようにしましょう。

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