「企業から捜査機関に電話を直接転送する」のはサギ!(R7.9.30)

ページ番号3002561  更新日 令和7年10月10日

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「企業から捜査機関に電話を直接転送する」のはサギ!(R7.9.30)

被害の概要は以下のとおりです。

  1. 令和7年8月中旬、被害者宅の固定電話に「NTTの職員」を名乗る者から電話があり、「電話が使えなくなる。警視庁につなぐ。」等と言われ、「警視庁の警察官」を名乗る者に変わり、「あなた名義の携帯電話と銀行口座が作られて犯罪に使われた。あなたに容疑がかかっている。このままだと強制捜査になる。」等と言われた。
  2. 更に、「検察官」を名乗る者に変わり、「あなたはマネーロンダリングをしている疑いがある。お金の番号を確認するから、お金を振り込んでほしい。」等と言われる。
  3. 被害者は「捜査に協力する。」旨回答したところ、8月中旬以降、毎日「警察官」を名乗る者から携帯電話に電話があり、被害者は相手から聞かれるままに、その日の自身の行動等について報告した。
  4. 8月末には、「検察官」を名乗る者から携帯電話に電話があり、捜査のために金を振り込むように指示され、犯人の口座に多額の現金を送金したほか、8月末以降も指示されるまま毎日犯人の口座に多額の現金を送金して、だまし取られたもの。

<警察からのお願い>

●電話の相手が警察官等を名乗っても、預金額や口座情報などは絶対に伝えてはいけませんし、警察官等が電話で強制捜査になるなどと伝えることはありません。

●自宅電話や携帯電話は留守番電話に設定し、電話が掛かってきたらしっかり相手の電話番号を確認して、見覚えのない電話番号の場合には、留守番電話に相手がメッセージを録音するのを待ってから電話に出るなどの対策をお願いします。

●少しでも不審に思ったら、最寄りの警察署等に相談してください。

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