「SNSで知り合った人からの儲け話」は詐欺！（R7.6.12）

「SNSで知り合った人からの儲け話」は詐欺！（R7.6.12）

被害の概要は以下のとおりです。

• 令和6年8月、被害者はSNSで外国人女性を名乗る者(A)と知り合い、　メッセージのやりとりをして親密となったところ、Aから「紹介するオークションに参加し、AIによる自動競りでデジタルアートの落札額のつり上げをすれば、差額が収益になる。」「オークションに参加するためには、暗号資産（仮想通貨）を購入する必要があり、暗号資産を管理するウォレットアプリケーション（注正規のアプリ）を利用しなければならない。」「さらに、ウォレットアプリケーションとオークションサイト（注詐欺サイト）を連動させる必要がある。」等と暗号資産とデジタルアートのオークションを用いた投資話を持ちかけられた。
• Aの話を信じた被害者は、5回に分けて合計約260万円分の暗号資産を購入、ウォレットアプリに保有していたが、同年12月10日に被害者が同アプリを確認したところ、同資産が全て無くなっており、Aやカスタマーサービスを名乗る者から「資産が凍結されており、解除するためには追加で暗号資産を送信しなければならない。」旨言われるも、追加資金がなかったため解除はできなかった。
• 一連の流れを不審に思った被害者が、セキュリティ会社に調査を依頼した結果、同サイトは既に削除され、危険なサイトである可能性が高いことが判明し、暗号資産をだまし取られる詐欺被害に気がついたもの