令和8年農作物技術情報 第5号(令和8年7月30日発行)

ページ番号2012882  更新日 令和8年7月30日

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病害虫発生予察情報 注意報

水稲

斑点米カメムシ類 

対象地域:県下全域 発生量:多

水稲の生育に合わせ、穂揃期1週間後の薬剤防除を徹底しましょう。

水稲

生育状況

県全体の出穂期は平年並の7月31日頃の見込み。斑点米カメムシ類の発生は「多」、穂いもちは「やや少」の予想であり、適期防除に努める。

技術対策

高温や少雨・渇水の影響による玄米品質の低下や登熟不良を防ぐために、地域のかんがい水の状況に応じた水管理を徹底。

 かけ流しかんがいは控え、地域全体に水が行きわたるよう、節水に努める。

 斑点米カメムシ類の薬剤防除は穂揃期1週間後を基本とし、被害多発の恐れがある場合は追加防除。

 高温により刈取り適期が大幅に早まる可能性があるため、適期刈取りに向け、コンバインや乾燥調製施設の点検、整備を進める。

畑作物

生育状況

大豆

生育は全般的に順調。7月下旬の降雨の影響により、一部のほ場では滞水が見られている。

技術対策

大豆

開花期以降は、干ばつ時にはかん水を行う。また、ほ場の様子を確認し、病害虫防除を適切に行う。集中豪雨や台風に備え、明渠や排水溝等の点検整備を行う。

小麦

次期作に向け、排水対策等のほ場準備を開始する。

野菜

生育状況

果菜類

概ね順調に生育しているが、日照不足により一部地域で草勢の低下が見られている。

病害では、きゅうりでべと病、炭疽病、褐斑病、トマトで灰色かび病、葉かび病、ピーマンは斑点病等が発生。

害虫ではアザミウマ類、タバコガ類が発生している。

葉菜類

雨よけほうれんそうは高温の影響により株がやや細く、高冷地キャベツ・レタスは乾燥後の降雨により複数作型の収穫が重なっている。ねぎは概ね順調だが一部で葉先枯れ等が発生している。

病害虫では、ほうれんそうの萎凋病、キャベツのウワバ類等が発生している。

技術対策

全般

遮光などの高温対策やこまめなかん水管理により草勢維持を図る。

果菜類【施設】

換気や遮光による高温対策を徹底する。こまめなかん水や追肥により草勢維持を図る。主要病害虫の防除を徹底する。

果菜類【露地】

かん水や追肥、不良果の摘果等により草勢維持を図る。群落内が混み合わないように適切な整枝・摘葉を行う。きゅうりでは、炭疽病、褐斑病、ピーマンでは斑点病、炭疽病、タバコガ類等の防除を徹底する。

葉茎菜類

雨よけほうれんそうは天候の変化に対応した遮光管理と土壌水分管理を適切に

行う。露地葉茎菜類は、適期作業の実施と病害虫防除を徹底する。

 

花き

生育状況

りんどうの早生品種や小ぎくの8月咲き品種の開花は平年並みとなっている。病害ではりんどう黒斑病、害虫ではハダニ類、オオタバコガの発生が増加している。

技術対策

共通

適期収穫と出荷選別を徹底。圃場が乾燥する前にかん水。令和9年に向けた収穫後管理を適期に行う。

りんどう

高温乾燥が続く場合は、高温時を避けて通路かん水。黒斑病、ハダニ類、オオタバコガなどの防除を徹底。収穫後の圃場の残花処理や病害虫防除を適切に行う。

小 ぎ く

乾燥が続く場合は萎れる前にかん水。一方、大雨によって圃場が冠水した場合は、溝切り等により速やかに排水。ハダニ類、オオタバコガの防除を適期に行う。

果樹

生育状況

りんごの果実生育(横径)及びぶどうの新梢生育は、平年を上回っている。

技術対策

りんご

見直し摘果を進める。誘引や支柱立て、徒長枝の整理を行い、樹幹内部の受光体制の改善に努める。早生の葉摘み開始は収穫予定の10~20日前だが、高温が続く場合は無理に行わない。

ぶどう

品質向上のため、適切な着果管理と病害虫防除に努め、適期に収穫する。近年夏季の局所的大雨によって裂果が助長されていることから、急激な土壌水分の変化を防ぐため、排水対策の実施や乾燥時の下草管理などに努める。

畜産

生育状況

牧草(再生草)の生育は平年並~やや不良。飼料用とうもろこしは5~10日ほど生育(出穂)が早い。

技術対策

牧草

再生草の収穫は10cm以上の高刈り。高温・乾燥時の収穫・追肥はできるだけ避ける。

飼料用とうもろこし

獣害対策として電気柵を効果的に設置する。適期収穫に備えて、収穫機械や資材の準備をすすめる。

大家畜

暑熱対策として、牛舎への輻射熱の遮断や遮光、牛体への送風と換気など牛舎環境面の暑熱対策を徹底。また同時に、新鮮で十分量の水と消化性の良い粗飼料の給与、ミネラル等の補給、涼しい時間帯に採食させるなど飼料給与面の暑熱対策も実施。

野生獣対策

対策

クマ人身被害防止

引き続きクマへの最大限の注意を払う。

侵入防止対策

防護柵の種類と特徴を確認し、設置する。

イノシシの特徴と対策

20、40、70センチメートルの3段を基本に電気柵を設置する。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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