海洋ごみ対策啓発用のパンフレット(小学生向け)を作成しました
海洋ごみ対策について
はじめに
今、世界的な対策が必要とされていることの一つに、海に流れ込んだプラスチックごみ等による海洋汚染の問題があります。ポイ捨てなどにより、陸上で適切に処理されなかったレジ袋やペットボトルなどのプラスチックごみは、風で吹き飛ぶなどして川に入り、下流に流れて海に流出します。そして、海に流れ込んだプラスチックごみは、紫外線や波の力で砕け、5ミリ以下の粒状のマイクロプラスチックになり、長期間にわたって海の中を漂います。こうしたプラスチックごみやマイクロプラスチックを、海洋生物が誤って食べてしまう事例も世界中で数多く報告されています。
県では、令和元年12月に「海岸漂着物対策推進地域計画」を策定し、海岸漂着物(海洋ごみ)を減らすための取組を市町村や関係団体と連携しながら推進しています。岩手県内から川や海へ流出するごみを減らし、きれいな海の環境を守ることは、世界の海の環境を守ることにつながります。
ごみのポイ捨ての防止や地域の清掃活動に参加するなど、皆様のご理解とご協力をお願いします。
小学生向けパンフレットの作成について
海洋ごみ問題に対する興味や関心を持ち、理解を深めてもらい、日々の暮らしの中でごみの分別や使い捨てプラスチックの使用量の削減など、できることから取り組んでもらうため、「海と日本プロジェクトin いわて」(事務局:IBC岩手放送)との連携により、小学校高学年生向けの啓発パンフレットを作成しました。
学校や団体等における環境学習などの機会にご活用ください。
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海洋ごみ啓発用パンフレット (PDF 6.3MB)
令和3年8月 内容の一部を更新しました
啓発用ポスターを作成しました(秋の海ごみゼロウィーク2021)
(令和3年9月追加)
海洋ごみについて多くの方に知っていただくためのポスターを作成しました。
- 当ポスター(下記のPDFファイル)は、海洋ごみ啓発の趣旨に反しない範囲で、自由にお使いください。
- 4枚をつなげてポスターとして使うほか、4枚を分割してご覧いただくこともできます。
- このポスターは、環境省や日本財団などが全国に活動を呼びかけているキャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク2021」の一環として岩手県が作成したものです。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5367 ファクス番号:019-629-5369
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