農産経営科

ページ番号2001529  更新日 令和7年5月23日

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農産経営科の紹介

農産経営科の主な教育内容

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農産経営科では、水稲及び畑作物(小麦、大豆、雑穀)の高品質で低コストな栽培技術や加工・販売手法等を学んでいます。

栽培面積(R07年度)

  • 水稲 500a
  • 小麦 140a
  • 大豆 120a
  • そば 40a

教育内容の特徴

稲作栽培

  • 卒業研究課題に基づき、学生がそれぞれ1~2枚の水田(10a~1ha)を管理し、水稲の生育調査を実施するとともに、機械化栽培管理技術を習得
  • 高性能農業機械化栽培技術の習得

麦、豆類、そば栽培

  • 転作栽培として位置づけ、栽培技術を習得
  • 高性能農業機械化栽培技術の習得

主な履修科目

  • 水稲栽培、畑作物栽培、農産経営、農産加工実習、専攻実習、卒業研究、作物と環境保全、作物生理、応用昆虫学、植物病理学

卒業研究のテーマ(R07年度)

【水稲】

  • こがねもちの普及拡大に向けた安定多収栽培および加工適性の検討
  • 転換畑における子実トウモロコシの導入可能な栽培条件の検討
  • 有機栽培適性を持つとされる水稲の有機質肥料下での収量、品質の評価
  • 岩手県南地域におけるマイコスDDSR導入条件の検討及び少肥条件下における特徴
  • 白銀のひかりの湛水直播栽培における播種量と施肥量の検討
  • ケイ酸資材を用いた割れ籾・倒伏の軽減及び耐病性向上効果の検討
  • 岩手県南地域における白銀のひかりを用いた再生二期作栽培の検討
  • 水管理・植え付け深度による酒米の品質向上の検討
  • 密苗における培土軽量化及び鶏糞、化成肥料併用による省力・低コスト化技術の検討

実習・研修の様子

  • azenuri
  • ensui
  • hasyu
  • hakonarabe
  • kouki
  • taue
  • kusakari
  • mizokiri
  • hakoaarai
  • havest
  • hukuromusubi
  • kannsoutyouseisisetu

農産経営科2年 伊藤輝哉

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 農産経営科では主に水稲、小麦、大豆等の主要作物を2年間通して栽培し、学びや経験を重ねながら、将来、地域農業や企業を支えようと努力する仲間と苦楽をともにしています。技術習得では、先生方が手厚くサポートし、授業と並行して様々な免許・資格に挑戦することが出来ます。また、寮長として寮の運営にも力を入れており、寮生が生活しやすい設備や環境整備を目指しています。親元を離れ、これらに勤しむことにやりがいを感じています。ともに生活することを楽しみにしています。

農産経営科1年 伊藤秀徳

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私の実家は、水稲とネギの複合経営を営む専業農家です。私に農業を教えてくれた父は、とても厳しく、少しのミスも見逃さない職人のような人です。
将来、父の跡を継ぎ、父を超える農家になるため、水稲を実践的に技術や知識を学べる農産経営科に入学しました。入学当初は、地元から離れるのは寂しく、初めての寮生活で不安がありましたが、優しい先輩方、これから共に生活していく仲間に恵まれ、楽しく充実した毎日を送っています。
 2年間という短い時間の中で、就農時に必要な資格や免許を取得し、高校3年生の時に取得できなかった日本農業技術検定1級に再挑戦したいと考えています。
 これからの授業で、最新技術や経営知識を学び、実践力を高め、新しい農業を担う人材を目指していきます。

農産経営科1年 齊藤梨瑚

riko
私は農業高校出身で、作物についてもっと知識を深めるために秋田県から岩手県立農業大学校に来ました。座学を始め、実習を通して作物について学んでいます。先生方や先輩方が丁寧に分かりやすく教えて下さるので、高校で学ばなかったことも知ることが出来ています。また、全寮制のため、初めは不安になることが多かったのですが、同級生や先輩が優しく接してくれているため、毎日充実した日々を送れています。将来は、農業法人に就職したいと考えているので、2年間で様々なことを学んでいきたいと考えています。

このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 農産園芸学科
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢14
電話番号:0197-43-2211(内線番号:203) ファクス番号:0197-43-3184
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