肉畜経営科

ページ番号2001526  更新日 令和6年7月9日

印刷大きな文字で印刷

肉畜経営科の紹介

肉畜経営科の主な教育内容

R02肉畜経営科00

 低コストで高品質な牛肉生産をめざし、繁殖から肥育までの一貫した生産技術や放牧管理、粗飼料生産技術を学んでおり、家畜人工授精師、家畜体内受精卵移植師の免許を取得することができます。

 令和2年度に、クラウド牛群管理システムや、牛の活動量や発情等を把握するための牛向けのウェアラブルデバイスを導入したことにより、ICTを活用した効率的な生産を実現するスマート農業を学ぶことができます。

 また、県内の教育機関では初めてJGAP認証と農場HACCP認証を取得したことにより、高度な農場管理手法を学ぶことができます。

飼養頭数(R6.4.1時点)

品種

 繁殖雌牛 

 肥育牛 

 子牛 

 合計 

黒毛和種

19

2

11

32

日本短角種

3

1

2

6

交雑種(黒毛和種×日本短角種)

0

1

0

1

合計

22

4

13

39

 

 

飼料畑等面積

  • 採草地 47ha
  • 放牧地 5ha

 注 採草地は酪農経営科と共通

教育内容の特徴

  • 黒毛和種、日本短角種による高品質牛肉の生産を目指し、繁殖から肥育までの一貫経営技術を習得

主な履修科目

  • 畜産と環境保全、家畜育種・改良、家畜解剖・実験、家畜栄養、家畜生理、家畜飼養管理、畜産経営管理、畜産物加工、専攻実習、卒業研究

卒業研究のテーマ(R6年度)

【生産性向上・低コスト生産】

 ・ 哺乳時間の違いが人工哺乳子牛の初期発育に与える影響

 ・ デントコーンを活用した自給飼料多給型和牛子牛育成技術の確立

 ・ 定時授精技術を応用した雌子牛の効率的生産技術及び過肥改善に向けた

   分娩前後の飼養管理方法の検討

 ・ 生菌剤の違いが和牛子牛の発育に及ぼす影響

【地球温暖化対策】

 ・ 和牛繁殖雌牛へのワカメ発酵液の給与がメタン削減や一般健康状態等に及ぼす影響

 ・ 和牛肥育牛へのカシューナッツ殻給与によるメタンガス削減の取組

【アニマルウェルフェア】

 ・ 肉用牛におけるアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理の実践とその効果


実習・研修の様子

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6

学生の声

肉畜経営科 2年 前田 奈美

R6前田奈美

 私は非農家ですが、人工授精師を目指し、勉強・実習に取り組んでいます。

 寮では、友達が身近におり、楽しく生活しています。

 学習面においては日々の当番、専攻実習、講義や、農大から出て、事例研究や農家派遣実習もあり、

様々な知識や経験、技術を学ぶ場があります。私達と一緒に、将来の農業を盛り上げる皆さんをお待ちしております!


学生の声

肉畜経営科 1年 瀬川 徳将

R5大下愛子

私は、将来家業である和牛繁殖を継ぐため農業大学校に入学しました。

入学してからまだ間もないですが、良い友人や先輩方に恵まれ楽しい日々を送っています。

また、専門的な科目が多く毎日ためになることばかりです。これからこの学校では、家畜人工授精師や削蹄師など将来必要とされる資格を積極的に取得していきたいです。

そして、ここで学んだことを活かしより良い農業経営をしていけるように頑張っていきたいです。


このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 畜産学科
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢14
電話番号:0197-43-2211(内線番号:204) ファクス番号:0197-43-3184
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。