肉畜経営科

ページ番号2001526  更新日 令和7年5月14日

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肉畜経営科の紹介

肉畜経営科の主な教育内容

R02肉畜経営科00

 低コストで高品質な牛肉生産をめざし、繁殖から肥育までの一貫した生産技術や放牧管理、粗飼料生産技術を学んでおり、家畜人工授精師、家畜体内受精卵移植師の免許を取得することができます。

 令和2年度に、クラウド牛群管理システムや、牛の活動量や発情等を把握するための牛向けのウェアラブルデバイスを導入したことにより、ICTを活用した効率的な生産を実現するスマート農業を学ぶことができます。

 また、県内の教育機関では初めてJGAP認証と農場HACCP認証を取得したことにより、高度な農場管理手法を学ぶことができます。

飼養頭数(R7.4.1時点)

品種

 繁殖雌牛 

 肥育牛 

 子牛 

 合計 

黒毛和種

19

3

14

36

日本短角種

4

1

0

5

交雑種(黒毛和種×日本短角種)

0

0

2

2

合計

23

4

16

43

 

 

飼料畑等面積

  • 採草地 47ha
  • 放牧地 5ha

 注 採草地は酪農経営科と共通

教育内容の特徴

  • 黒毛和種、日本短角種による高品質牛肉の生産を目指し、繁殖から肥育までの一貫経営技術を習得

主な履修科目

  • 畜産と環境保全、家畜育種・改良、家畜解剖・実験、家畜栄養、家畜生理、家畜飼養管理、畜産経営管理、畜産物加工、専攻実習、卒業研究

卒業研究のテーマ(R7年度)

【哺育・育成牛における生産性向上技術】

 ・ 木酢酸配合粉末飼料の整腸作用による下痢発生の低減および牛糞の臭気低減

 ・ 子牛発育に対する核酸とビオスリーの給与効果

 ・ 子牛の育成前期における腹づくりと発育調査

【肉用肥育牛における生産性向上技術】

 ・ 地域資源「酒粕」を用いた畜産経営上での影響

 ・ 和牛肥育牛への発酵バガス給与による食い止まり防止と増体の変化

【環境に配慮した生産技術】

 ・ 暑熱対策による健康と生産性向上

 ・ EM菌による省力化とメタンガスの削減


実習・研修の様子

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学生の声

肉畜経営科 2年 井上 爽和

R7 井上 爽和

私は高校で学んだことをさらに深く知り、自分の将来に役立てたいと考え農業大学校に入学しました。

農業大学校では日々の授業や実習を通してより専門的な知識を得ることができ、資格取得も積極的に行っています。

二年次では、さらに多くの資格を取得できるよう勉強していきたいと考えています。授業以外では、サークル活動に参加したり、バイトに勤しんでおり、充実した生活を送っています。

長いようで短い残り一年、悔いのないように過ごしていきたいです。


学生の声

肉畜経営科 1年 寺平かいり

R7tera

私は和牛の中で希少な日本短角種について勉強したくて長野から岩手県農業大学校に来ました。

農大で資格を取得して将来繁殖と肥育の一貫経営をしたいと考えています。

遠く地元を離れるのは少し寂しいですが、たくさんの仲間と毎日過ごして充実しています。

農大で牛についてしっかり学び、日本の畜産業を支えたいです。2年間という短い間ですが座学、実習ともに励んでいきたいです。


このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 畜産学科
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢14
電話番号:0197-43-2211(内線番号:204) ファクス番号:0197-43-3184
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