酪農経営科
酪農経営科の紹介
酪農経営科の主な教育内容
広大な敷地で乳牛に直接触れる機会を多く作り、酪農経営に必要な技術力と経営管理能力を養う実践教育を行っています。
また、令和2年度に、クラウド牛群管理システムや、牛の活動量や発情等を把握するためのウェアラブルデバイスを導入したことにより、ICTを活用した効率的な生産を実現するスマート農業を学ぶことができます。
さらに、県内の教育機関では初めてJGAP認証と農場HACCP認証を取得したことにより、高度な農場管理手法を学ぶことができます。
飼養頭数(R6.4.1時点)
乳牛 成牛 20頭
育成牛 20頭
飼料畑等面積
- 採草地 47ha
- 飼料畑 7.9ha
- 放牧地 5ha
注 採草地及び飼料畑は肉畜経営科と共通
教育内容の特徴
- 高品質な生乳生産を目指し、衛生的な搾乳技術、省力的な粗飼料生産・調製、飼料給与などの飼養管理技術や畜産物加工技術を学んでいます。
主な履修科目
- 畜産と環境保全、家畜育種・改良、家畜解剖・実験、家畜栄養、家畜生理、家畜飼養管理、畜産経営管理、畜産物加工、専攻実習、卒業研究
卒業研究のテーマ(R06年度)
- ソルガムによる獣害対策と、ドローンを活用したデントコーンの栽培管理の省力化の検証
- 暑熱期前の反芻時間を用いた暑熱感受性牛の予測と対策について
- ハズバンダリートレーニングを用いたアニマルウェルフェアの向上
- 岩手農大の廃棄農作物の飼料化について
- 大豆粕代替飼料としての酒粕の可能性の検証
- 乳牛における稲発酵飼料(WCS)の増給の可能性と安全性の検証
実習・研修の様子
学生の声
酪農経営科2年 石倉 琉星
私はこの1年、検定や資格取得に進んで取組み、自分を向上させ充実した学校生活を送りたいです。そのために普段の授業や専攻実習から積極的に学ぶ姿勢を忘れず、取り組みたいと考えています。
また、学問だけでなく部活動にも力を入れたいです。自分の好きなバスケットボールやトレーニングも仲間と共に楽しく続けることが出来たらと思っています。
支えてくれる周りの友達や先生方への感謝の気持ちを忘れず、ひたむきに努力していきたいです。
酪農経営科1年 阿部 誠也
私は、自分自身で酪農を営みたいと思い農業大学校に入学しました。入学当初は、周りと上手くコミュニケーションを取ることができるか、また初めての県外での寮生活にて楽しく充実した生活ができるか不安でした。
最初は、寮の生活に戸惑っていましたが、同級生や先輩方に話しかけてもらえ、段々慣れてゆき楽しく充実した寮生活を過ごせるようになりました。
2年という短い時間ですが、酪農の技術・知識を身に付けていきたいと思います。
このページに関するお問い合わせ
岩手県立農業大学校 教育部 畜産学科
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