令和8年農作物技術情報 第7号(令和8年9月24日発行)

ページ番号2012994  更新日 令和8年9月24日

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水稲

生育状況

9月17 日現在、県全体の刈取り進捗率は7%となっている。

技術対策

刈遅れは着色粒や胴割粒、白未熟粒の混入率を高めるので、速やかに刈り取る。 
倒伏したほ場では、コンバイン等の作業速度を落として作業する。 
倒伏した部分や登熟が遅れている部分は刈分けを行い、品質の均質化に努める。 
わらの分解を促進するため、秋の早い時期に稲わらのすき込みを行う。 
日没が早まる時期なので、作業は計画的に進め、安全な農作業を心掛ける。 

畑作物

生育状況

大豆は子実肥大が順調に進んでおり、概ね平年並みの成熟期となる見込み。

技術対策

大豆

成熟状況の確認、雑草や青立ち株の抜き取り、排水の徹底など収穫作業に向けた準備を行う。

小麦

降雨の影響により滞水や過湿状態のほ場が多い。ほ場条件が整わない場合は、は種作業を見合わせ、適期を逃した場合は、は種量を増やして対応する。

野菜

生育状況

果菜類

露地きゅうりは草勢低下により曲がり果などが見えている。トマトは摘心を実施。ピーマ ンは赤果の発生が見られている。

葉根菜類

雨よけほうれんそうは曇雨天の影響により細めの株になっている。キャベツは収穫作業にやや遅れが見られる。 

技術対策

果菜類【施設】

気象条件に応じたハウスの適切な温湿度管理に努めるとともに、障害果の発生防止対策を行う。灰色かび病等の病害の予防を徹底する。トマトキバガ対策を適切に実施する。

果菜類【露地】

きゅうりは草勢維持のための管理と病葉や古葉などの摘葉を中心に行い、 栽培終了後は次の作付けへ向けた準備として資材消毒を行う。ピーマンは病害や腐敗果等が増加するので、防除や果実の選別を徹底する。

葉茎菜類

雨よけほうれんそうは年内収穫用にもう1作は種し、適切な温度管理と病害虫防除を徹底する。キャベツ・レタスは病害で収穫できなかった株や使い終わったマルチを適切に処理する。ねぎは計画的な管理による適期収穫を行う。

冬春野菜

寒じめほうれんそうは品種特性に合わせて適期には種し、温度管理を徹底する。促成アスパラガスは低温遭遇時間(5℃以下の積算遭遇時間90 時間以上)を目安に掘り取り時期を決定する。

花き

生育状況

りんどうの晩生品種の開花は、8月下旬から始まり、概ね彼岸需要期に出荷となった。小ぎくの9月咲き品種は、令和7年より開花が早まった地域が多く、概ね彼岸需要期に出荷となった。りんどうでは黒斑病、オオタバコガ等の発生が続いている。花腐菌核病の防除時期となっている。小ぎくでは白さび病の発生が増えている。 

技術対策

共通

台風・強風に備え、ネットと支柱を点検、補強する。

りんどう

花腐菌核病や黒斑病、オオタバコガ、アブラムシ類等の病害虫防除を徹底する。

小ぎく

収穫後管理を適正に行い、健全な伏せ込み苗・株を確保する。

果樹

生育概況

りんごの果実生育(横径)は、県平均で「ジョナゴールド」が101%、「ふじ」が108%。

技術対策 

りんご

向こう1か月の気温も高い予報であることから、過度に着色を期待せず食味を重視し、すぐりもぎを徹底する。10 月は台風が襲来しやすいため、気象情報に注意し、事前事後対策を徹底する。

畜産

技術対策

飼料用とうもろこし

収穫最盛期を迎えている。切断長、踏圧密度に留意して、安全に収穫調製を行う。

牧草

ロール成形する場合は、速やかにラップしてサイレージとし、自然発火を予防する。 

家畜

定期的な削蹄と子牛の防寒対策を実施する。

野生獣

ツキノワグマ対策

人身被害を防止するため、引き続きクマへの最大限の注意を払う。 

「よせつけない」「まもる」対策を徹底する。 

簡易電気柵の撤収は収穫後に速やかに行う。

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農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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