さんまのすり身汁

ページ番号2004417  更新日 令和7年2月6日

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岩手県食の匠:田中ハル子(平成13年度認定)

さんまのすり身汁

 新鮮なさんまの大ぶりなすり身だんごをいれた浜の味です。

 すり身に練りこんだ調味料とさんまの旨みが汁に溶け込んで、素朴で美味しい汁になります。

材料(4~8人分)

さんま

大根

にんじん

豆腐

みそ

ねぎ

醤油

大2尾(皮をとり三枚におろしたもので200g)

250g

40g

1個

200g

50g

30g

小さじ1/2

大さじ1

大さじ2

1,800cc

作り方

1 さんまは皮を取り、三枚におろし、身の部分を細かくたたいてからすり鉢でする。

2 よくすれたら、みそ、卵、塩、醤油、酒を入れて、良くなじむようにさらにすり混ぜる。

3 大根、にんじんは乱切り、豆腐は厚めの一口大、ねぎは斜め切りにする。

4 水1,800ccを十分に沸騰させた鍋に、すり身を20~30g位の団子にしていれ、15分くらい煮る。すり身を団子にするときは、スプーン等ですくうと作りやすい。

5 15分くらい煮て、すり身に練りこんだ調味料やさんまの旨みが溶け出してきたら、大根とにんじんを入れる。野菜がやわらかくなったら、豆腐とねぎを入れて、ひと煮立ちしたらでき上がり。汁が薄かったら、みそを醤油でといて味を調える。

6 好みで、薬味に麹なんばんを入れると生臭みが消え、辛みがあっておいしい。(麹なんばんは、麹1:醤油1:なんばん1/2の割合でよく混ぜ、3ヵ月以上ねかせて作る。)

料理のポイント

1 新鮮なさんまを使い、すり鉢でよくすり、すり身をよく煮出すこと。

2 いわしやかつおなどの魚でもできる。いわしの場合は、つなぎに小麦粉(身300gに小麦粉20g)を使う。かつおの場合は、つなぎを使わず、水100ccを加えて硬さを調節する。

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