さんまのすり身汁
岩手県食の匠:田中ハル子(平成13年度認定)
新鮮なさんまの大ぶりなすり身だんごをいれた浜の味です。
すり身に練りこんだ調味料とさんまの旨みが汁に溶け込んで、素朴で美味しい汁になります。
材料(4~8人分)
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さんま
大根
にんじん
卵
豆腐
みそ
ねぎ
塩
醤油
酒
水
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大2尾(皮をとり三枚におろしたもので200g)
250g
40g
1個
200g
50g
30g
小さじ1/2
大さじ1
大さじ2
1,800cc
作り方
1 さんまは皮を取り、三枚におろし、身の部分を細かくたたいてからすり鉢でする。
2 よくすれたら、みそ、卵、塩、醤油、酒を入れて、良くなじむようにさらにすり混ぜる。
3 大根、にんじんは乱切り、豆腐は厚めの一口大、ねぎは斜め切りにする。
4 水1,800ccを十分に沸騰させた鍋に、すり身を20~30g位の団子にしていれ、15分くらい煮る。すり身を団子にするときは、スプーン等ですくうと作りやすい。
5 15分くらい煮て、すり身に練りこんだ調味料やさんまの旨みが溶け出してきたら、大根とにんじんを入れる。野菜がやわらかくなったら、豆腐とねぎを入れて、ひと煮立ちしたらでき上がり。汁が薄かったら、みそを醤油でといて味を調える。
6 好みで、薬味に麹なんばんを入れると生臭みが消え、辛みがあっておいしい。(麹なんばんは、麹1:醤油1:なんばん1/2の割合でよく混ぜ、3ヵ月以上ねかせて作る。)
料理のポイント
1 新鮮なさんまを使い、すり鉢でよくすり、すり身をよく煮出すこと。
2 いわしやかつおなどの魚でもできる。いわしの場合は、つなぎに小麦粉(身300gに小麦粉20g)を使う。かつおの場合は、つなぎを使わず、水100ccを加えて硬さを調節する。
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