磯花寿司
岩手県食の匠:梅澤洋子(平成10年度認定)
海苔、ワカメの中芯を使った磯花寿司です。大船渡湾で採れたワカメの茎(磯もの)を使っているので「磯花寿司」といいます。運動会やお祭り、家族のお誕生日など、あらゆる祝い事で作ると喜ばれます。
材料(3人分)
-
〔具材〕
海苔
卵
味付けワカメ中芯
桜でんぶ
ほうれんそう
中芯しば漬け
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8枚
3個
150g
50g
100g
30g
-
〔酢飯の配合割合〕
米1升に対して
砂糖
塩
醸造酢
-
100g
40~50g
1合
作り方
〔寿司飯〕
1 米はよくとぎ、十分に浸水し、やや固めの水加減で炊く。
2 炊きたてのご飯を手早くほぐし、分量の配合割合で作った調味料を混ぜる。
〔寅さん寿司〕
1 卵は割ほぐし、塩、砂糖を加えてやや厚めの卵焼きを作り、5ミリの太さに切っておく。
2 ほうれんそうは固茹でにする。
3 ワカメは中芯は砂糖、醤油で煮込み下味を付けておく。
4 1/2の海苔に薄く寿司飯をのせ、でんぶ、卵焼き、ほうれんそう、味付けワカメ中芯をのせ、細巻きを作っておく。
5 1/2の海苔で具を入れない細巻きを作る。
6 2/3の海苔にでんぶを混ぜた寿司飯をのばし、「5」を芯に入れて巻き込む。
7 1枚の海苔に寿司飯をのばし、「6」を巻き込み三重巻きとする。
8 出来上がりを冷ましてから、4個に細長く切り、2つを背中合わせに置き中央に「4」を入れて、その上に残りの2つを置き、1枚半の海苔で全体を巻く。
〔桜さん寿司〕
1 中心の花の部分は海苔を3等分にし、寿司飯を薄く伸ばし、合わせるように、でんぶ3本、ほうれんそう3本の細巻きを作る。
2 1枚の海苔に薄く寿司飯をのばし、1の細巻きを交互に合わせ、6本を一つに巻き込む。
〔三角寿司〕
1 1枚半の海苔に寿司飯をむらなくのばし、中央にくぼみをつけ両脇に具(材料のすべて)を入れ両方から巻く。
料理のポイント
1 お米はよくとぎ、1時間以上浸水する。
2 巻くときは、きっちりと固めに手早く巻くこと。
3 ワカメの中芯は柔らかくなりすぎないように煮ること。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
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