知事からのメッセージ　平成27年12月

平成27年12月18日

12月18日、静岡市で「いわて三陸復興フォーラムin静岡」を開催しました。

当日は、川勝平太静岡県知事と静岡大学防災総合センターの牛山素行教授をお迎えし、「東日本大震災津波の教訓を生かした災害に強い地域づくり」をテーマに鼎談を行いました。また、岩手県と静岡県で、様々なつながりにより復興に取り組まれている支援団体等の方々をパネリストに、「つながりから培う復興と備え」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

これまでの復旧・復興の歩みをふり返り、被災地への支援活動と今後の復興に向けての取組を展望するとともに、これらの活動を通じて得た教訓を基に、今後想定される地震津波への備えについて共有することができました。

静岡県や静岡市をはじめ静岡県内の各自治体からは、震災直後から現在に至るまで多くの応援職員を派遣いただいております。民間からもボランティア派遣や漁業への支援など、様々な支援活動を通じて、被災された方々や被災地全体に元気をいただいており、「つながりの力」による復興の推進に手応えと今後の大きな可能性を感じています。

多くの皆さんからいただいた心温まるご支援に報いるためにも、今後も、岩手県民、心を一つに、ふるさと岩手・三陸の再建、再生を果たすことを誓い、復興にまい進して参ります。