試験研究成果書(畜産)
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令和5・普及「乾物収量に優れた飼料用トウモロコシ晩生品種『スノーデント118R(SH5702)』」 (PDF 230.9KB)
飼料用トウモロコシ「スノーデント118R(SH5702)」は乾物収量、TDN収量に優れた晩生品種である。 -
令和5・普及「脂肪交雑の産肉能力に優れる黒毛和種県有基幹種雄牛「美津貴(みつき)」号」 (PDF 434.2KB)
新規基幹種雄牛「美津貴」号は脂肪交雑において本県の産肉能力検定(現場後代検定法)で歴代最高の成績を収め、脂肪交雑の産肉能力育種価においても上位10分の1以上と優れている。 -
令和5・指導「日本短角種種雄牛配置シミュレーションを現地で容易にできる近交係数集計シート」 (PDF 325.6KB)
近交係数計算プログラム”CoeFR”とMicrosoft Excelを用いて、日本短角種血統データから容易に近交係数を計算できる近交係数集計シートを作成した。これにより血統ファイルの作成や結果の集計が簡略化され、現地の指導機関における種雄牛配置シミュレーションが容易となる。 -
令和5・指導「南部かしわを玄米及び規格外大豆を混合した飼料で長期飼育した際の性別及び季節別の発育、産肉性及び肉色の特徴と収益性」 (PDF 250.4KB)
南部かしわを玄米及び規格外大豆を混合した配合飼料で長期飼育する場合、正肉量は秋季に比べ夏季に低下し、肉色は週齢が進むと明度の低下や赤色度が上昇する傾向がある。雌では、20週齢以降、日増体量、飼料効率や産肉成績が低下する傾向がみられる。長期飼育の際は、出荷週齢の収益に見合った販売単価を設定する必要がある。 -
令和5・指導「尿試験紙を活用した黒毛和種繁殖雌牛における分娩後の子宮回復遅延牛の簡易判定技術」 (PDF 336.0KB)
子宮内膜スメアの多形核白血球割合(PMN%)と尿試験紙による白血球の判定区分には、正のスピアマンの順位相関関係があり、感度と特異度高い。したがって、尿試験紙を活用することで、PMN%を簡易的に判定することが可能である。 -
令和5・指導「無人航空機(ドローン)を用いた放牧地における植生診断技術」 (PDF 377.9KB)
傾斜や起伏を含む放牧地の植生は、無人航空機(ドローン)による空撮画像のオルソモザイク画像を機械学習によって解析した後に牧区の植生図を作成し、植生ごとの面積を算出する手法を用いることで短時間の診断ができる。 - 【補足資料】機械学習による解析の手順
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令和4・普及「黒毛和種県産種雄牛『百合花智(ゆりはなとも)』『菊百合福 (きくゆりふく)』『星乃栄(ほしのさかえ)』の作出」 (PDF 271.5KB)
「百合花智」、「菊百合福」、「星乃栄」の凍結精液を令和4年度から基幹種雄牛として供給している。脂肪交雑において本県の現場後代検定で「百合花智」が歴代最高、「菊百合福」が2位の成績を収めた。また、「百合花智」は枝肉重量、バラの厚さ、脂肪交雑で、「菊百合福」は脂肪交雑で、「星乃栄」は枝肉重量、バラの厚さで産肉能力育種価の上位10分の1以上と優れている。 -
令和4・指導「黒毛和種における分娩間隔短縮のための寒冷期飼料給与プログラム」 (PDF 760.7KB)
黒毛和種経産牛における寒冷期の妊娠末期および授乳期は、通常の増飼に加えてエネルギー消費量の増加を考慮することで、分娩後の子宮環境回復の早期化、受胎率の向上および空胎日数の短縮が期待できる。また、増加分は時期に応じて10~30%が目安となる。 -
令和4・指導「黒毛和種における繁殖成績向上のための分娩後の子宮環境回復指標と早期回復技術」 (PDF 961.9KB)
黒毛和種経産牛において、分娩後の子宮環境回復の判定は、分娩後4週で子宮内膜細胞中の多形核白血球割合(PMN%)6%未満が指標となる。また、分娩後4週で栄養度の低下およびPMN6%以上を示す牛への子宮内薬液注入により繁殖成績の改善が期待できる。 -
令和4・指導「高温期を回避したオーチャードグラスの刈取管理法」 (PDF 411.4KB)
オーチャードグラスの採草地において最終刈取後に施肥をする高温期を避けた年4回刈り(夏避4)及び月1回刈り(多回)は、高温期を避けない年3回刈り(慣行)よりも1番草乾物収量及び年間乾物収量が多く得られ、最終刈取後のオーチャードグラスの冠部被度は慣行よりやや優れる傾向がある。また、グラスサイレージ1kg当たりの費用差は慣行とほぼ同等である。 -
令和4・指導「放牧牛の移動距離の増加を目安とした転牧指標」 (PDF 747.5KB)
秋季の放牧牛群において、1時間当たりの移動距離は、転牧後長い傾向を示すが一旦減少し、その後増加に転じる。そのタイミングが草量の不足に伴うエネルギー不足が生じた状態であり、転牧時期の目安となる。また、その際の草丈は概ね20cmである。 -
令和3・普及「乾物収量に優れた飼料用トウモロコシ極早生品種『P8025』『ゴールドデントKD085ベローナ』」 (PDF 291.1KB)
飼料用トウモロコシ「P8025」、「ゴールドデントKD085ベローナ」は乾物収量、TDN収量に優れた極早生品種である。 -
令和3・普及「乾物収量に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『パイオニア108日(34N84)』『パイオニア110日(P1204)』」 (PDF 389.6KB)
飼料用トウモロコシ「パイオニア108日(34N84)」、「パイオニア110日(P1204)」は乾物収量、TDN収量に優れた早生品種である。 -
令和3・普及「黒毛和種県産種雄牛『百合雲(ゆりぐも)』『結乃宝(ゆいのたから)』『暁雲(あきぐも)』の作出」 (PDF 244.4KB)
「百合雲」、「結乃宝」、「暁雲」の凍結精液を令和3年4月から供給している。「百合雲」と「結乃宝」は去勢の脂肪交雑において本県の現場後代検定で過去最高の成績を収めた。 また、「百合雲」は枝肉重量と脂肪交雑で、「暁雲」は枝肉重量で、産肉能力推定育種価の上位1/10以上(H評価)と優れている。 -
令和3・指導「母系素材鶏を改良した南部かしわの発育モデル」 (PDF 330.8KB)
平成27年度に母系素材鶏のロードアイランドレッドを改良した南部かしわに、ブロイラー用配合飼料飽食給与時の発育と産肉性のモデルを作成した。母系素材鶏改良前の発育モデルと比較し、雄では12週齢時の体重及び正肉量ともに1.3倍、雌では16週齢時の体重及び正肉量ともに1.1倍に増加し大型化している。 -
令和2・普及「黒毛和種県産種雄牛『飛良智(ひらとも)』の作出」 (PDF 430.0KB)
平成30年度に開始した現場後代検定で「飛良智」が枝肉重量、ロース芯面積で過去最高の成績を収め県基幹種雄牛として選抜された。産肉能力推定育種価は枝肉重量、ロース芯面積、バラの厚さおよび脂肪交雑で上位10分の1以上(H評価)と優れ、特に枝肉重量、バラの厚さは本県基幹種雄牛で2位である。 -
令和2・普及「玄米とくず大豆を活用した南部かしわ雌の飼料給与技術」 (PDF 247.4KB)
南部かしわ雌の配合飼料に地域で栽培されている玄米及びくず大豆(地域飼料)を混合して給与すると、16週齢で出荷目標体重の2.8kgに到達し、正肉量1kg以上が得られる。玄米50%と加熱くず大豆20%では、約40%の飼料費削減が見込まれるが、生くず大豆の給与は肉色等への影響から15%に留めるのが望ましい。 -
令和2・指導「乳牛用TMRを活用した黒毛和種育成牛の飼料給与技術」 (PDF 269.9KB)
黒毛和種育成牛に乳牛用TMRを基本とし、育成用配合飼料、大豆粕、稲わらを用いて乾物量(DM)、粗蛋白質(CP)、可消化養分総量(TDN)の充足率が110%以上となるよう調製し給与すると、一般的な乾草と配合飼料による給与方法よりDM、CP、TDNの摂取が多く、増体もよい傾向にある。育成期間中の飼料費も削減できる。 -
令和2・指導「自給飼料主体発酵TMRを活用した黒毛和種育成牛の飼料給与技術」 (PDF 273.4KB)
黒毛和種育成牛にコーンサイレージ(CS)とグラスサイレージ(GS)またはCSとイネホールクロップサイレージ(イネWCS)を用いた発酵TMRを基本に、育成用配合飼料、大豆粕を加えて乾物量(DM)、粗蛋白質(CP)、可消化養分総量(TDN)の充足率を100%以上として給与すると、標準発育値とほぼ同等かそれ以上の発育が得られる。飼料自給率も概ね30%以上確保できることから、GS、イネWCSとも発酵TMR原料として有用である。 -
令和2・指導「湿害のあるオーチャードグラス経年採草地におけるフェストロリウム追播技術」 (PDF 454.6KB)
湿害のあるオーチャードグラス(OG)経年採草地において、9月中旬の牧草収穫後に堆肥を3~5トン散布し、フェストロリウム(FL)を10アール当り6kg追播(裸地が多い場合は10アール当り3kg)すると牧草乾物収量が増加する。雑草の植被率が高い採草地では、ディスクハローで3回表層攪拌すると定着が良好となる。 -
令和2・指導「除染草地の簡易更新時における牧草中放射性セシウムの抑制技術」 (PDF 567.5KB)
除染草地の簡易更新時に利用したケイ酸カリの施用量による差はほとんど見られない。更新翌年から採草地用の県標準施肥により管理することで、牧草中放射性セシウム(RCs)が抑制され、ミネラルバランスも利用可能な水準となる。 -
令和元・普及「黒毛和種県産種雄牛『安久勝晃(やすひさかつあき)』の作出」 (PDF 336.0KB)
平成29年度に開始した現場後代検定で「安久勝晃」が脂肪交雑および上物率で過去最高の成績を収め県の基幹種雄牛として選抜された。産肉能力推定育種価は枝肉重量、脂肪交雑で上位10分の1以上(H評価)と優れ、特に脂肪交雑は本県基幹種雄牛で1位である。 -
令和元・普及「BLE通信技術を用いた放牧牛群の簡易な個体確認手法の確立」 (PDF 534.0KB)
「牛群管理アプリ」を作成し、看視員が耳標等を目視することなく放牧牛を確認できる手法を確立した。この手法を導入することにより、放牧看視員は個体確認に要する時間及び移動距離を慣行法に比べて大幅に短縮でき、負担軽減が図られる。 -
令和元・指導「飼料用米ソフトグレインサイレージ多給による南部かしわの発育と産肉性への影響」 (PDF 315.9KB)
南部かしわに地域飼料である飼料用米ソフトグレインサイレージを30~50%と加熱くず大豆を混合した飼料を給与すると、配合飼料給与と同等の発育及び産肉性が得られ、さらに正肉1kg当たりの飼料費を約4割削減できる。 -
令和元・指導「とうもろこし子実サイレージの乳牛への給与技術」 (PDF 292.1KB)
泌乳中後期の乳牛において、給与飼料乾物中20%程度含まれる圧ぺんとうもろこしをとうもろこし子実サイレージへ全量代替しても産乳性等への影響はなく、飼料自給率が75%まで向上する。 -
令和元・指導「飼料用とうもろこし不耕起栽培における堆肥利用技術」 (PDF 398.1KB)
不耕起栽培において堆肥の表面施用は可能であるが、10アール当り3トン以上施用しても増収効果はない。遠隔地等で毎回堆肥施用できない圃場において、堆肥を10アール当り15トン施用し耕起栽培した後、堆肥無しで3年程度不耕起栽培しても慣行と同等の乾物収量が得られる。 -
令和元・指導「イネ科主体牧草及び牧草サイレージの蛋白質画分用近赤外分析検量線」 (PDF 770.4KB)
イネ科主体牧草及び牧草サイレージの蛋白質画分(易分解性、遅分解性及び非分解性)の乾物中含量を推定する近赤外分析検量線を作成した。いずれの検量線も、評価用サンプルでの近赤外推定値と化学分析値の相関係数が0.9以上で、実用的な精度である。 -
令和元・指導「ドローン空撮画像を用いた経年草地の裸地率等の推定手法について」 (PDF 431.5KB)
ドローンに可視・近赤外カメラを搭載し高度50メートルで撮影したNDVI画像から経年草地の裸地率を推定する回帰式を算出するとともに、可視光領域を活用したGBVI画像による雑草、裸地率等の分布解析方法も求め、その画像解析操作手順を明らかにした。 -
平成30・普及「品種 耐湿性及び収量性に優れる牧草フェストロリウム早生品種『那系1号』及び中生品種『東北1号』」 (PDF 287.6KB)
牧草フェストロリウム品種「那系1号」及び「東北1号」は、転作田においてオーチャードグラス「アキミドリII」よりも耐湿性及び収量性が優れる品種である。 -
平成30・普及「黒毛和種県産種雄牛『菊勝久(きくかつひさ)』の作出」 (PDF 233.4KB)
平成28年度に開始した現場後代検定で「菊勝久」がロース芯面積、脂肪交雑および上物率で過去最高の成績を収め県の基幹種雄牛として選抜された。産肉能力推定育種価はロース芯面積、歩留基準値および脂肪交雑で上位10分の1以上と優れ、特にロース芯面積および脂肪交雑は本県基幹種雄牛で1位である。 -
平成30・指導「ホルスタイン種経産牛への性選別精液深部注入における活動量増加持続時間による人工授精牛の選定と授精適期」 (PDF 275.1KB)
ホルスタイン種経産牛への性選別精液の深部人工授精では、活動量増加持続時間が7~17時間の牛を選定し、活動量の増加から12~17時間後の授精で受胎率の向上が期待できる。また、乳蛋白質率が2.8%未満及びMUNが8mg/dl未満では活動量増加持続時間が短く、受胎率も低い。 -
平成30・指導「黒毛和種去勢牛の育成期における高蛋白質飼料が発育等成績に及ぼす影響」 (PDF 152.4KB)
黒毛和種去勢牛の育成期に高蛋白質飼料(大豆粕)を添加した濃厚飼料を、1日当たり4.5kgを上限として給与すると、増体、飼料要求率が改善される。体重1kg増体に要する飼料費は同等である。 -
平成30・指導「飼料用米を活用したバークシャー種肥育後期用配合飼料における収益性」 (PDF 183.2KB)
バークシャー種一般肥育後期用配合飼料(TDN71%・CP12.5%)に含まれる穀類の全量及びそうこう類のふすまを飼料用米(籾米・玄米)に代替し、同栄養水準に調製した飼料を給与することで発育及び収益性が向上する。 -
平成30・指導「バークシャー種肥育後期用配合飼料の穀類全量飼料用米代替における栄養バランスによる日増体量及び背脂肪厚の推定」 (PDF 238.3KB)
バークシャー種肥育後期用配合飼料において、穀類を飼料用米(玄米・籾米)に代替する場合、栄養比[(TDN-CP)/CP]は、日増体量と背脂肪厚の指標となる。 -
平成30・指導「飼料用米ソフトグレインサイレージ配合飼料の南部かしわへの給与による低コスト生産と美味しさの向上技術」 (PDF 186.1KB)
南部かしわに飼料用米ソフトグレインサイレージと加熱くず大豆を主体的に給与することで地域資源を利用した地鶏肉を低コストで生産できるとともに通常飼料給与と比較して美味しさ等で優れる。 -
平成30・指導「電気牧柵を用いた蹄耕法による草地更新技術」 (PDF 1.4MB)
日本短角種親子放牧牛群を用いた蹄耕法は、前植生処理4日、播種後鎮圧3日と短い工期で草地更新が可能な技術である。更新範囲(施工区)は大牧区内に設定し、牛の動線に配慮して電気牧柵を設置すると牛群をスムーズに誘導できる。放牧圧確保のため夜間は牛群を施工区内に留めるが、日中に開放(6時間程度)すると子牛の増体は影響を受けない。 -
平成29・普及「飼料用トウモロコシ不耕起栽培を活用したアレチウリの防除技術」 (PDF 355.7KB)
アレチウリ発生圃場において、飼料用トウモロコシを3年間不耕起栽培すると発生本数が減少する。不耕起栽培は播種前の非選択性除草剤散布、土壌処理、茎葉処理を行う。3年間の不耕起栽培後、耕起栽培を行ってもアレチウリの発生は少ない。 -
平成29・指導「トウモロコシ子実と大豆屑を主とした国産100%飼料の南部かしわへの給与技術と産肉成績」 (PDF 174.4KB)
南部かしわにトウモロコシ子実と大豆屑等を主体にした国産100%飼料を給与することで肉色に特徴のある地鶏肉を、低コストで生産できる。 -
平成29・指導「ホルスタイン種経産牛における性選別精液の受胎率向上のための人工授精牛の選定指標(乳蛋白質率およびMUN)」 (PDF 191.8KB)
ホルスタイン種経産牛に対する性選別精液の人工授精では、授精前の牛群検定で乳蛋白質率が2.8%未満および3.4%以上、MUN8mg/dl未満および13mg/dl以上の受胎率は低く、また、乳蛋白質率が3.2から3.4%かつMUNが10から13mg/dlの範囲内で比較的高い受胎率が期待できる。 -
平成29・指導「飼料用米を活用したバークシャー種肥育後期飼料における収益性が高い籾米の配合割合」 (PDF 307.2KB)
バークシャー種肥育後期用配合飼料に含まれる穀類(75%含有)の全量を飼料用米に代替して給与する場合、籾米比率を40%から55%程度とすると飼料費が安くなり、枝肉単価は高くなる。 -
平成29・指導「遺伝的不良形質情報を含む県内黒毛和種交配支援システムの作成と表計算ソフトでの利用」 (PDF 664.4KB)
指定遺伝的不良形質保因牛同士の交配による危険性周知のため、データベースソフト上で利用していた県内黒毛和種交配支援システムに遺伝的不良形質情報を付加すると共に、育種価活用場面の拡大のために、県が標準で導入している表計算ソフト上でも利用可能なプログラムを作成した。 -
平成28・普及「飼料用トウモロコシ栽培の不耕起対応高速播種機活用による省力不耕起播種技術」 (PDF 491.5KB)
不耕起対応高速播種機は耕起播種機と同等の播種精度を備えており、礫の多い圃場条件においても高い精度で播種可能である。また、不耕起栽培により耕起~除草剤処理までにかかる作業時間を30%に削減でき、栽培面積20ヘクタールの場合の経費は耕起栽培より1ヘクタール当たり約24千円削減できる。 -
平成28・指導「飼料用トウモロコシ6~7葉期におけるトプラメゾン処理の雑草防除効果」 (PDF 311.5KB)
トプラメゾンを飼料用トウモロコシ6~7葉期に処理することにより、薬剤処理時に生育している多くの一年生雑草及び難防除外来雑草(アレチウリ、イチビ)を防除できる。 -
平成28・指導「広域コントラクターにおける圃場管理支援システムを活用した飼料用トウモロコシ収穫作業の効率化」 (PDF 279.6KB)
圃場管理支援システムを活用すると省力的に作業データを収集することができ、広域コントラクターの飼料用トウモロコシ収穫作業の効率化に有効な指標が算出できる。 -
平成28・指導「希塩酸抽出法による粗飼料のミネラル測定」 (PDF 232.6KB)
希塩酸抽出法は、粗飼料(牧乾草、牧草サイレージ、トウモロコシサイレージ、稲WCS)中のカルシウム、マグネシウム、カリウム含量の測定において、公定法の灰化法と同等の精度が得られる。 -
平成28・指導「土壌中交換性カリが改良目標値以下の除染草地における施肥管理」 (PDF 225.2KB)
土壌中交換性カリ含量が改良目標値(100グラム当たり20ミリグラム)を下回る除染草地において、カリ施用が標準施肥量より少ない場合は、牧草中の放射性セシウム(RCs)濃度が上昇する恐れがあり、収量も低下する。 -
平成28・指導「硬盤破砕と表層撹拌を組み合わせた草地更新技術の確立」 (PDF 445.6KB)
硬盤破砕と表層撹拌を組み合わせた草地更新技術は、完全更新と同等の硬盤破砕効果および牧草増収効果が得られ、かつ安価である。 -
平成28・指導「日本短角種肥育牛における良好な歩留を確保するための適正な発育指標と飼料給与方法」 (PDF 257.5KB)
日本短角種肥育牛における良好な歩留を確保が期待できる発育指標および発育指標に合った飼料給与メニュー例を作成した。 -
平成28・指導「黒毛和種肥育期間短縮のための飼料給与体系の確立」 (PDF 219.1KB)
黒毛和種去勢牛の肥育開始月齢を9ヶ月齢に早め、肥育前期に給与飼料中粗蛋白質含量を高めることで、慣行法と比較して枝肉成績に差はなく、概ね27ヶ月齢で枝肉重量480kgを達成することができる。 -
平成27・普及「生育速度の速い草種を併用した放牧地の春期草地更新技術」 (PDF 253.4KB)
春期草地更新においてオーチャードグラス(OG)と生育速度の速いイタリアンライグラス(IR)を混播することで更新当年からの放牧利用を可能とし、翌年度以降はOG優占の草地となり、10アール当たり4トン以上の収量確保が可能である。 -
平成27・指導「春期牧草播種技術と秋の追播による植生改善技術」 (PDF 254.8KB)
春期の草地更新では、早春(4月)に牧草を播種し、掃除刈り後に除草剤を散布して管理することにより、播種当年から牧草乾物収量10アール当たり485kg(年2回刈取)の収穫が可能である。一方、早春の干ばつにより牧草の定着が著しく低下する場合は、秋に追播することにより優良な草地(牧草割合60%以上)へと植生を改善できる。 -
平成27・指導「耕起困難及び耕起不能採草地における利用再開後の施肥管理」 (PDF 161.6KB)
耕起困難及び耕起不能草地の採草利用の再開において、無施肥の場合、牧草中放射性セシウム濃度は2番草以降で上昇するが、採草地用の県標準量の施肥をすると濃度の上昇を抑制する。 -
平成27・指導「希塩酸抽出法によるイネ科主体乾草のミネラル測定」 (PDF 352.1KB)
イネ科主体乾草中のカルシウム、マグネシウム、カリウム含量の測定において、希塩酸抽出法は公定法の灰化法と比べ測定時間が4分の1に短縮され、近赤外分析法より測定精度が高い。 -
平成27・指導「県内バークシャー種豚能力改良システムの構築」 (PDF 279.2KB)
県内バークシャー種(以下B種)の種豚能力の改良を進めるため、畜産研究所と生産農場の種豚群の血統情報、各農場における種豚の産肉形質の測定・評価情報を一元的に集約し、交配の最適な組み合わせを試算できる「新豚交配管理支援ソフト」を活用することにより、近交係数の上昇を抑制し、産肉能力を向上する農場内交配計画や農場間種豚交流計画の提案が可能になる「B種豚能力改良システム」を構築した。 -
平成27・指導「パーコール濃度15%のPBS溶液による胚の品質評価」 (PDF 179.7KB)
牛凍結胚移植において、発育ステージが収縮桑実胚から初期胚盤胞のCode1胚は、パーコール溶液で選別を行い、パーコール分画15%以上と評価した胚を凍結保存することで高い受胎率が得られる。 -
平成26・普及「オーチャードグラス中生優良品種『ハルジマン』『まきばたろう』『北海30号』の特性」 (PDF 187.9KB)
オーチャードグラス中生品種「ハルジマン」「まきばたろう」「北海30号」は収量性及び永続性に優れ、本県に適応する優良品種である。 -
平成26・普及「黒毛和種妊娠牛の冬期屋外飼養技術」 (PDF 282.9KB)
黒毛和種妊娠牛の冬期屋外飼養は、最低気温に応じた増給を行うことで、分娩後の繁殖成績や産子の発育状況に影響を与えない。また、管理時間は屋内飼養と比較して軽減される。 -
平成26・指導「国産くず大豆を給与した黒毛和種去勢肥育牛の増体および肉質に及ぼす影響」 (PDF 345.6KB)
黒毛和種去勢肥育牛に配合飼料の5%をくず大豆で代替して給与しても、慣行法と比較して発育及び枝肉成績に差はない。 -
平成26・指導「県有黒毛和種種雄牛の一価不飽和脂肪酸割合育種価の推定(追補)」 (PDF 211.9KB)
県有黒毛和種種雄牛における牛肉中の一価不飽和脂肪酸割合育種価を推定したところ、供用中の「菊安舞鶴」「来待招福」「平安茂福」「緑乃大地」「古都乃花」の順に高く、牛肉中の一価不飽和脂肪酸割合を高める種雄牛として有用である。 -
平成26・指導「穀類を飼料用米で全量代替した配合飼料がバークシャー種肥育後期豚(75~115kg)の発育・肉質に及ぼす影響 」 (PDF 223.8KB)
バークシャー種肥育後期豚の発育は、飼料中穀類の全量を飼料用米で代替した配合飼料(以下、飼料用米75%飼料)給与区と慣行飼料給与区で差はなく、肉質では、ロース肉の脂肪含量が増加し、皮下及び筋間脂肪の脂肪酸組成でオレイン酸割合が増加しリノール酸割合が減少する。ロース肉の官能評価では、「香りの好ましさ」及び「食感の好ましさ」で評価が高いなど全体的に好ましいとする傾向にある。 -
平成26・指導「飼料用米を活用した自給率の高い乳牛の飼料給与技術」 (PDF 247.5KB)
飼料用米を、乾物中20%まで利用しても乳牛の産乳性には有意差が無く、飼料用米の利用により圧ぺんトウモロコシ由来TDN量の75%の代替ができる。また、TDNベース飼料自給率を80%程度まで高めることが可能となる。 -
平成26・指導「国産くず大豆の乳牛用発酵TMR原料としての利用技術」 (PDF 267.3KB)
大豆選別過程で発生するくず大豆を発酵TMR原料として、乾物中5%程度利用しても乳牛の産乳性には有意差が無く、配合飼料等の蛋白質の25%を代替することができる。 -
平成26・指導「高泌乳牛における乾乳期間の短縮が生産性に及ぼす影響」 (PDF 403.0KB)
分娩60日前の乳量が1日当たり25kg以上の高泌乳牛の305日乳量は、乾乳期間を30日程度に短縮すると泌乳ピーク時乳量の低下に伴い減少するが、前産次の泌乳延長期間乳量分を加えた総乳量は、短縮しない場合と同程度になる。また、繁殖性に悪影響は認められない。 -
平成26・指導「経産牛用TMRを利用した乳用育成牛の早期育成技術」 (PDF 200.6KB)
乳用雌牛の初産分娩月齢の早期化を目的とし、経産牛用TMRを活用した育成牛の飼料給与プログラムを作成し活用することにより初産分娩月齢は平均で23.2か月となり、また、育成期間を短縮しても、その産乳性に影響はない。 -
平成26・指導「飼料用トウモロコシ栽培における土壌中交換性カリ含量に応じたカリ施用量と堆肥によるカリ代替効果」 (PDF 284.2KB)
土壌中交換性カリ含量が100グラム当たり30ミリグラム以上ある圃場では、飼料用トウモロコシはカリ無施肥栽培が可能である。土壌中交換性カリ含量が100グラム当たり20~30ミリグラムで通常量施肥を行う場合、堆肥によるカリ施肥100%代替が可能である。 -
平成26・指導「耕起困難及び耕起不能放牧地における利用再開後の施肥管理」 (PDF 230.9KB)
耕起困難及び耕起不能放牧地の利用に再開において、無施肥の場合、牧草中放射性セシウム濃度は夏季に上昇するが、放牧地用の県標準量の施肥をすると濃度の上昇を抑制する。 -
平成25・普及「乾物収量性に優れた飼料用とうもろこし品種『ロイヤルデントTH875』」 (PDF 189.1KB)
飼料用とうもろこし「ロイヤルデントTH875」は乾物収量、TDN収量に優れた多収品種である。 -
平成25・普及「乾物収量性に優れた飼料用とうもろこし品種『ゴールドデントKD550』」 (PDF 187.2KB)
飼料用とうもろこし「ゴールドデントKD550」は乾物収量、TDN収量に優れた多収品種である。 -
平成25・指導「黒毛和種去勢肥育牛における給与飼料のNFC/DIPと尿石症発症リスクの関連性」 (PDF 227.9KB)
黒毛和種去勢肥育牛においてNFC/DIP≒4の飼料を給与することは尿石症発症リスクを高める。また、尿石症発症リスクは肥育中期(14~21か月齢)にBUNが21mg/dl以上で高くなる。 -
平成25・指導「『菊福秀』産子の母方祖父別枝肉成績」 (PDF 152.2KB)
「菊福秀」産子は、母方祖父が「勝忠平」「安茂勝」「百合茂」及び「菊安舞鶴」の場合に、BMSナンバー8以上の割合が高い。 -
平成25・指導「バークシャー種の肥育後期(体重70~110kg)における飼料用米配合飼料給与が発育・肉質に及ぼす影響(追補)」 (PDF 184.5KB)
バークシャー種肥育後期豚に飼料用米割合55%配合飼料を給与することにより、豚肉は通常飼料給与と比較して美味しさ等で優れる。 -
平成25・指導「飼料用とうもろこし栽培におけるリン酸の補給型施肥基準」 (PDF 240.2KB)
飼料用とうもろこし栽培において、土壌中の可給態リン酸含量が土壌改良目標値(100グラム当たり16ミリグラム)を上回っている場合、リン酸の補給型施肥基準量は10アール当たり9kg(10アール当たり乾物収量2,000kg)である。 -
平成25・指導「新播草地における播種翌年の一番草刈取前のエゾノギシギシに対する効果的な除草剤」 (PDF 522.8KB)
新播草地での雑草対策として、播種翌春・牧草刈取前のチフェンスルフロンメチル(商品名:ハーモニー75DF水和剤)処理はエゾノギシギシ・ナズナに対して高い除草効果を示す。 -
平成25・指導「草地更新における前植生の土壌撹拌状況の違いとカリ追肥量が牧草中放射性セシウム濃度へ与える影響」 (PDF 188.9KB)
撹拌が不十分で前植生塊が存在する圃場では、2、3番草で放射性セシウム濃度が上昇し、カリ追肥量を増やしても牧草への放射性セシウム吸収抑制効果が上がらない。撹拌が十分な圃場では、カリを標準量追肥することで放射性セシウムの吸収を抑制する。 -
平成25・指導「県内除染後牧草地におけるカリ施肥による牧草ミネラルバランスへの影響」 (PDF 215.6KB)
除染目的の草地更新でカリを10アール当たり30kg施肥した圃場の1番草における牧草中カリウム含有量は、標準的な含有量である。 -
平成24・普及「ライ麦と飼料用トウモロコシ二毛作におけるトウモロコシ播種期および窒素施肥量」 (PDF 49.2KB)
飼料用トウモロコシ不耕起栽培・ライ麦二毛作体系において、出穂期にライ麦刈取り後、10日以内にトウモロコシを播種することで、良好なトウモロコシ栄養収量を確保できる。また、窒素成分で10アール当たり15.6kg施肥することで20%程度のトウモロコシ収量増加の傾向がある。 -
平成24・普及「作溝式播種機を用いることによる傾斜放牧地での初冬期播種技術の有効性」 (PDF 82.8KB)
傾斜放牧地で初冬期に通常更新及び作溝式播種機追播(簡易更新)を実施したところ、簡易更新は土壌流亡について完全更新より著しく少なく、牧草定着率及び収量については差がない。 -
平成24・普及「大規模草地におけるトラクタ搭載型GPS作業支援システムを活用した牧草反転作業精度の向上」 (PDF 510.1KB)
トラクタ搭載型GPS作業支援システムの利用により、大規模草地の牧草反転における作業漏れ面積が縮小できる。また、作業機2台による並列追従作業でも作業漏れ面積を縮小できる。 -
平成24・指導「飼料用トウモロコシ栽培における耕起作業前後の堆肥施用効果」 (PDF 173.2KB)
飼料用トウモロコシ栽培において、耕起作業(反転耕)の前または後のどちらで堆肥を施用しても作業性に差はないが、収量性は耕起前に施用した方が優れる。 -
平成24・指導「飼料用トウモロコシ栽培における効果的な除草剤処理法」 (PDF 34.3KB)
土壌処理剤は、ジメテナミド・リニュロン、アラクロール・リニュロンが土壌水分に関係なく効果的である。広葉雑草主体圃場においては、アトラジン・メトラクロール、アトラジンのトウモロコシ出芽前~4葉期の処理が有効である。 -
平成24・指導「日本短角種における舎飼期自然交配により生産された早生まれ子牛の発育成績」 (PDF 114.3KB)
日本短角種の慣行繁殖時期より約3か月早く自然交配を行うことで、良好な受胎率が得られた。また、生産された子牛の発育は通常生まれの子牛と同等である。 -
平成24・指導「発酵バターミルク等を活用したリキッドフィーディング」 (PDF 147.2KB)
発酵バターミルク等を用いたリキッド飼料を肥育後期の豚に給与すると、一般流通飼料を給与した場合と発育はほぼ同等で、生産コストの低減が図られる。 -
平成23・普及「乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『ロイヤルデント TH680』」 (PDF 200.7KB)
飼料用トウモロコシ「ロイヤルデントTH680」(RM105)は乾物収量、TDN収量に優れた早生の多収品種である。 -
平成23・普及「飼料用トウモロコシの不耕起栽培における二毛作前作ライ麦の最適刈取時期」 (PDF 126.4KB)
飼料用トウモロコシ(以下、トウモロコシと略記)の不耕起栽培に冬作ライ麦を導入した二毛作体系において、冬作ライ麦を出穂始期と出穂期に刈取した場合、出穂期に刈取した方が冬作ライ麦の収量が高く、後作トウモロコシの収量も高い。 -
平成23・普及「飼料用トウモロコシ圃場および不定形・波丘草地におけるトラクタ搭載型GPS作業支援システムを活用した除草剤散布作業精度の向上」 (PDF 303.1KB)
トラクタ搭載型GPS作業支援システムを利用することで、飼料用トウモロコシ圃場および不定形・波丘草地における除草剤散布作業の散布漏れが低減され、設計どおりの薬液量の散布が可能となる。 -
平成23・指導「育成中期(体重270kg)までの育成牛に搾乳用TMRを併給する飼料給与技術」 (PDF 204.7KB)
育成前期(体重80kg程度)~育成中期(体重270kg程度)までの育成牛に搾乳用のTMRを給与することで、給与成分の安定と飼料費の低減を図りながら、初産分娩月齢24ヶ月齢未満を達成可能な発育を確保することができる。 -
平成23・指導「蛋白質源として大豆サイレージを給与した日本短角種の肥育」 (PDF 155.3KB)
トウモロコシサイレージを主体とした日本短角種の肥育において、蛋白質源として大豆サイレージを活用することで、トウモロコシサイレージ+フスマによる肥育手法と同等の枝肉成績が得られ、飼料自給率はほぼ100%となる。 -
平成23・指導「県有黒毛和種種雄牛の一価不飽和脂肪酸割合育種価の推定」 (PDF 120.0KB)
岩手県有黒毛和種種雄牛における牛肉中の一価不飽和脂肪酸割合育種価を推定した。遺伝率は0.79と高く、推定された育種価は県有種雄牛中「菊安舞鶴」が最も高く、「東重勝」が最も低い。 -
平成23・指導「各種要因が黒毛和種子牛市場価格に及ぼす影響の性別による違いについて」 (PDF 131.1KB)
黒毛和種市場成績を性別ごとに分け、さらに上場時日齢、体高及び体重による補正を行って分析することにより、雌、去勢ともに、子牛市場価格に対し「父牛」と「体重」が大きな影響を及ぼすが、雌では「父牛」の、去勢では「体重」の影響がより大きく、雌、去勢の間で「父牛」の影響の大きさの順序も異なることが示された。 -
平成23・指導「バークシャー種の肥育後期(体重70~110kg)における飼料用米配合飼料給与が発育・肉質に及ぼす影響」 (PDF 130.2KB)
バークシャー種の肥育後期豚(豚体重70kgから出荷体重110kgに達する期間)に配合飼料中の飼料用米割合55%飼料を給与することにより、発育成績では飼料要求率が良くなる傾向であり、肉質では皮下脂肪中のリノール酸割合が低くなる。 -
平成23・指導「作溝式播種機を用いた早春牧草追播における入牧時草丈が牧草定着に及ぼす影響」 (PDF 143.0KB)
放牧地において前植生の草丈調整の必要のない早春時期に作溝式播種機を用いて牧草追播処理を行う場合、播種後の前植生が約30cm以内で入牧することで、その後の定着率を維持できる。 -
平成22・普及「乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ極早生品種『38H20(パイオニア95日)』」 (PDF 31.1KB)
飼料用トウモロコシ「38H20(パイオニア95日)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた極早生の多収品種である。 -
平成22・普及「公共牧場等大規模草地におけるトラクタ搭載型GPS作業支援システムを活用した肥料散布作業精度の向上及び作業時間の短縮」 (PDF 206.8KB)
トラクタ搭載型GPS作業支援システムを利用することで、公共牧場等大規模草地における肥料散布作業の散布ムラおよびばらつきが低減され、また特に見通しのきかない波丘地においては作業時間が70%程度まで短縮される。 -
平成22・普及「受胎率向上のためのホルスタイン種未経産受胚牛の飼料給与プログラムと血液検査指標値」 (PDF 27.0KB)
ホルスタイン種未経産受胚牛においてCP充足率の不足は、受胎率を著しく低下させる。CP充足率100%以上かつ非繊維性炭水化物(NFC)/分解性摂取蛋白(DIP)が3.5~6.0となる飼料を給与することで高い受胎率が期待できる。また、血中尿素態窒素(BUN)10~12mg/dl、血中アンモニア(NH3)濃度101~160μg/dlが受胚牛の適正値である。 -
平成22・指導「黒毛和種肥育前期にトウモロコシサイレージを多給する技術」 (PDF 34.4KB)
肥育前期(15ヶ月齢まで)にトウモロコシサイレージを多給すると、配合飼料を55%削減でき、肥育全期間においては10%程度削減できる。また、配合飼料を多給した場合と同等の発育、枝肉成績が得られる。 -
平成22・指導「交配計画作成プログラム『豚交配管理支援システム』」 (PDF 364.7KB)
純粋種豚群における近交係数の急激な上昇を抑えるための交配計画を簡易に作成できる豚交配支援システムを開発した。このシステムを用いて計画交配することにより、近交係数の急激な上昇を抑えることが出来る。また、更新豚選抜の際に育種価を考慮して選抜することにより、種豚群の能力向上が期待できる。 -
平成22・指導「南部かしわにおけるME・CP摂取量による発育モデル」 (PDF 35.5KB)
本県の特産肉用鶏として開発された「南部かしわK系(以下南部かしわ)」にME:CP比の異なる飼料を与えて、ME及びCP摂取量による発育モデルを作成した。この発育モデルにより、南部かしわ用肥育飼料の配合比率を決めることができ、エコフィードや飼料用米等の地域に賦存する資源のさらなる活用が期待できる。 -
平成22・指導「飼料用トウモロコシの不耕起栽培における二毛作前作ライ麦の再生残草の影響とその抑制法」 (PDF 33.4KB)
飼料用トウモロコシ(以下、トウモロコシと略記)の不耕起栽培に冬作ライ麦を導入した場合、ライ麦の再生残草が多いほどトウモロコシの収量が減少する。前作ライ麦の再生残草は、非選択性除草剤により抑制できる。 -
平成22・指導「飼料用トウモロコシ牽引式不耕起播種機の作業能率の改善方法(中割往復作業法)」 (PDF 34.0KB)
旋回半径の大きい牽引式不耕起播種機は枕地部分での旋回、空走時間を少なくする作業方法を選択することで作業能率が向上する。中割往復作業法は慣行法と比べ10アール当たりの圃場作業量は30%、作業能率は22%向上する。 -
平成22・指導「作溝式播種機を用いた春期牧草追播における入牧時草丈等が牧草定着に及ぼす影響」 (PDF 85.9KB)
作溝式播種機を用いた春期における牧草追播処理では、播種後のスプリングフラッシュによる被圧等を避けるため、播種時においては前植生を極力低刈すること。また、施工後の放牧利用にあっては播種後の前植生が36cm以内で入牧開始することで、その後の定着率を維持できる。 -
平成22・指導「稲発酵粗飼料に調製した非主食用水稲品種『つぶゆたか』の飼料特性と収穫適期」 (PDF 121.2KB)
「つぶゆたか」の推定TDN収量は10アール当たり800kg程度であり、黄熟期に収穫・調製すると良好な発酵品質を示す。「つぶゆたか」の収穫適期は黄熟初期からであり、稲体水分が低いためダイレクト収穫が可能である。 -
平成21・普及「受胎率向上のための黒毛和種受胚牛の飼料給与プログラムと血液検査指標値」 (PDF 26.6KB)
黒毛和種受胚牛において移植前発情日から28日後まで非繊維性炭水化物(NFC)/分解性摂取蛋白(DIP)が5~6.5となる飼料を給与することで高い受胎率が期待できる。また、給与したNFC/DIP比の指標としてBUNおよびB/G(BUN/血糖値比)が有用である。 -
平成21・普及「乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ極早生品種『DKC34-20(ニューデント95日)』」 (PDF 30.4KB)
飼料用トウモロコシ「DKC34-20(ニューデント95日)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた極早生の多収品種である。 -
平成21・指導「初妊牛における環境性乳房炎予防技術」 (PDF 152.0KB)
初妊牛に対する分娩予定日2週間前からの1日1回の乳頭ディッピングは、分娩後の乳房炎発症を抑制する。 -
平成21・指導「豚の肥育全期間(体重30~110kg)における玄米混合給与が産肉性に及ぼす影響」 (PDF 117.4KB)
玄米を市販配合飼料に20%混合して、肥育全期間(体重30~110キログラム)に給与した場合、発育、枝肉形質は同等であるが皮下脂肪中のオレイン酸割合が高まり、リノール酸割合が低くなる。また、品種の交雑組合せによって脂肪酸組成への玄米混合給与の効果が異なる傾向にある。 -
平成21・指導「盛岡冷めん+さな粉は南部かしわの肥育飼料として活用できる」 (PDF 25.7KB)
市販配合飼料価格の高騰を背景に、本県の特産肉用鶏として開発された「南部かしわK系(以下南部かしわ)」の低コスト生産が求められている。そこで南部かしわに冷めんクズとさな粉(ソバの芽粉)を給与して肥育すると、市販配合飼料と比べて、発育はやや劣る傾向があるが正肉1kg生産に要する飼料費は低減できる。 -
平成21・指導「粗砕カキ殻施用草地における土壌改良効果の持続性について(利用5年目)」 (PDF 22.5KB)
草地造成時に、粗砕カキ殻を、CaOで炭カルの2倍量以上施用することで、利用5年目においても炭カル以上のpH矯正効果が期待できる。 -
平成21・指導「飼料用トウモロコシ不耕起栽培の収量性(追補)」 (PDF 104.8KB)
飼料用トウモロコシの不耕起栽培は初期生育が優れ、6年間不耕起栽培を連続しても乾物収量は低下しない。 -
平成21・指導「飼料用トウモロコシ栽培における一次発酵オガクズ鶏ふん堆肥の窒素の肥効性」 (PDF 70.0KB)
飼料用トウモロコシでの一次発酵オガクズ鶏ふん中の窒素の肥効率は0.65である。 -
平成20・普及「肉質に優れる日本短角種種雄牛『辰郎』の作出」 (PDF 101.9KB)
日本短角種産肉能力検定(現場後代検定)により選抜した「辰郎」は、肉質等に非常に優れる。 -
平成20・普及「乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ中生品種『ゴールドデントKD660』」 (PDF 39.1KB)
飼料用トウモロコシ「ゴールドデントKD660」は乾物収量、特にTDN収量に優れた中生の多収品種である。 -
平成20・指導「泌乳牛における分離給与の飼料給与順序がルーメン発酵に与える影響」 (PDF 38.1KB)
分離給与において、嗜好性の良いイネ科粗飼料を配合飼料給餌前に給与すると、ルーメン内微生物の活性と飼料効率が向上する。 -
平成20・指導「栄養管理による泌乳牛の尿量低減効果」 (PDF 29.0KB)
トウモロコシサイレージの多給やカリウム含量の少ない牧草を給与することにより、乳量と乳成分を維持しながら尿量とカリウム排泄量の削減が可能である。また、飼料中CP含量の低減とリジンとメチオニン供給量の調整を併せて行うと乳量と乳成分を維持しながら尿量と窒素排泄量の削減ができる。 -
平成20・指導「岩手県の黒毛和種在胎日数の現状と育種価および適合率」 (PDF 185.8KB)
岩手県における近年の黒毛和種在胎日数の平均は、分娩予定日の推定に用いられている285日よりも約4日長い。産子性別、生年、生月、産次、地域別に在胎日数を比較検討するとともに、育種価を推定し、予測在胎日数との適合率を比較した。 -
平成20・指導「ライコムギサイレージを活用した日本短角種の自給飼料主体肥育技術」 (PDF 30.0KB)
トウモロコシサイレージを主体とした日本短角種の肥育において、フスマとライコムギサイレージを併給することで、購入飼料が乾物量で88%削減できる。枝肉成績は、枝肉重量で若干劣るものの、枝肉1kgあたりの飼料費は、慣行と同等となる。 -
平成20・指導「バークシャー種育成豚及び肥育豚の能力調査成績(1)」 (PDF 26.2KB)
当所繋養バークシャー豚は、発育や繁殖性において改良目標指標を概ね上回る能力であり、種豚としての利用性は高い。 -
平成20・指導「豚の肥育後期(70~110kg)における玄米添加給与が産肉性に及ぼす影響」 (PDF 28.4KB)
玄米を市販配合飼料に40%まで混合して豚の肥育後期に給与すると、市販配合飼料給与の場合と比較して飼料摂取量、発育は同等で、肉質は改善される傾向にある。 -
平成20・指導「産肉性から見た南部かしわ(K系)の適正な肥育終了週齢」 (PDF 27.3KB)
南部かしわ(K系)の肥育期の経済性は、中ぬき単価kg当たり1,000円、配合飼料単価kg当たり80円のとき、18週齢を越えると1羽当たり中抜き販売金額の増加より、飼料費の増加が大きくなる。また、肉の固さは雌では18週齢までの変化は小さいが、雄では16週齢を過ぎると固くなる傾向があるため、経済性を考慮して、雄雌の肉の斉一性をとる場合、肥育終了週齢は雄で14週齢、雌で18週齢が目安となる。 -
平成20・指導「飼料用トウモロコシ栽培における牽引式不耕起播種機の作業性」 (PDF 169.4KB)
不耕起播種機における飼料用トウモロコシの播種は、耕起播種の12%の作業時間で行える。また、牽引式の不耕機播種機は耕起圃場においても不耕起畑と同等に作業を行うことができる。 -
平成20・指導「子宮頸管粘液pHによる黒毛和種の過剰排卵処理後の卵巣反応の推定」 (PDF 31.5KB)
過剰反応処理後の卵巣反応は、血中プロゲステロン濃度または子宮頸管粘液のpHを測定することで推定でき、血中プロゲステロン濃度は発情後7~8日および過剰排卵処理開始時に5.0ng/mlおよび7.0ng/ml以上、子宮頸管粘液pHは、発情後7~8日に6.0~7.0未満で反応性は良好であり、7.8以上では著しく悪い。 -
平成20・指導「受精卵移植時の血液検査値と受胎率・糞便pHとの関係」 (PDF 28.3KB)
黒毛和種受胚牛の血液検査適正値は、血中アンモニア濃度<50μg/dl、BUN<13mg/dl、B/G<0.2、TC<100mg/dl、HDL-C<50mg/dl、ホルスタイン経産受胚牛では血中アンモニア濃度<100μg/dl、BUN<15mg/dl、B/G<0.3、Glu≧65mg/dlが適性値である。また、糞便pHを測定することで血中アンモニア濃度を推定することができる。 -
平成19・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『LG3520(スノーデント110)』」 (PDF 26.0KB)
飼料用トウモロコシ「LG3520(スノーデント110)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた早生の多収品種である。 -
平成19・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ中生品種『34B39(パイオニア115)』」 (PDF 26.0KB)
飼料用トウモロコシ「34B39(パイオニア115)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた中生の多収品種である。 -
平成19・指導「そばくずとオカラを混合したサイレージは豚の肥育飼料として有効である」 (PDF 31.4KB)
食品製造過程で発生するそばくずとオカラを混合、調製したサイレージは良質で保存性が高い。このサイレージを肉豚の肥育後期に給与すると市販配合飼料を給与した場合と同等の発育成績が得られ、胸最長筋内の脂肪交雑が高まる。 -
平成19・指導「南部かしわ(K系)の配合飼料給与時の発育モデル」 (PDF 46.2KB)
配合飼料給与による南部かしわ(K系)の発育モデルを明らかにした。 -
平成19・指導「南部かしわに対するソバクズ+オカラサイレージの給与法」 (PDF 30.3KB)
配合飼料給与による南部かしわの発育モデルを参照し、代謝エネルギー(ME)及び粗たんぱく質(CP)摂取量を考慮して、ソバクズ+オカラサイレージを給与すると配合飼料と同等の増体性を確保しつつ飼料費を低減させることができる。 -
平成19・指導「黒毛和種去勢育成牛へのTMR給与におけるサイレージの利用」 (PDF 19.3KB)
育成牛への牧草サイレージ給与によってDG0.9kg以上の発育を確保できる。さらにトウモロコシサイレージを給与することにより、DG1.0kgの発育が確保でき、粗飼料給与割合が高められる。 -
平成19・指導「過剰排卵処理方法の改善による正常胚数とAランク胚数の向上」 (PDF 46.7KB)
黒毛和種の過剰排卵処理時にプロゲステロン放出腟内挿入剤(CIDR)を併用することは、正常胚数とAランク胚数を有意に向上させる。また、卵胞刺激ホルモン(FSH)の注射回数を6回から5回に減らしても回収胚数に差は認められない。さらに、安息香酸エストラジオール(EB)を1ミリグラム筋肉内投与後7日目から過剰排卵処理を開始することで、回収胚数と正常胚数を増加できることが示唆された。 -
平成19・指導「黒毛和種子牛市場における育種価、産次表示と子牛、枝肉成績との関連」 (PDF 60.9KB)
子牛市場で提供される期待育種価は、子牛市場販売価格および枝肉成績との関連性が高く育種価表示の有効性が認められた。母牛の産次と肥育成績との関連では、1~2産次が枝肉重量、脂肪交雑等の各枝肉形質で良好であったが、母の父の育種価からも同様な傾向が見られたため、母の能力差が大きく影響していることが示唆された。 -
平成19・指導「汎用型飼料収穫機の飼料用トウモロコシ収穫における作業性能」 (PDF 40.3KB)
汎用型飼料収穫機の30アール試験区における圃場作業量は1時間あたり41.5アールである。圃場面積が30アールを超えるとベールラッパの圃場作業量は汎用型飼料収穫機より小さくなる。また、収穫・調製したベールは非常に高密度であり、収穫作業時に生じるロスは2%程度である。 -
平成19・指導「飼料用トウモロコシ不耕起栽培の収量性」 (PDF 31.3KB)
飼料用トウモロコシは、不耕起播種しても定着率が低下することはなく、初期生育はむしろ早まる。また、収量は4年程度の短期間であれば耕起栽培との間に大きな差は生じないが、4年間不耕起を継続すると収量がやや減少する。 -
平成19・指導「自給飼料主体発酵TMRの季節別の開封利用時期」 (PDF 82.5KB)
安定した品質の発酵TMRを調製するための貯蔵期間は平均気温が20℃程度では10日以上が望ましい。一方、10℃以下の環境では20日以上貯蔵しても好気的変敗の原因菌である酵母は残存する。 -
平成19・指導「ホールクロップサイレージ用稲のノビエ混入割合に対応した刈取許容範囲」 (PDF 44.0KB)
ホールクロップサイレージ用稲へノビエが混入した場合、ノビエの混入割合と稲の籾黄化割合で、良質な発酵品質を確保する刈取許容範囲を判断できる。 -
平成18・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ晩生品種『31N27(パイオニア125)』」 (PDF 26.6KB)
飼料用トウモロコシ「31N27(パイオニア125)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた晩生の多収品種である。 -
平成18・普及「品種 収量性、耐倒伏性に優れた高消化性ソルガム『東山交29号』」 (PDF 24.7KB)
ソルゴー型ソルガム「東山交29号」は、収量性及び耐倒伏性に優れた極晩生の高消化性ソルガムである。 -
平成18・指導「TMR給餌タイミングによるヒートストレス緩和効果」 (PDF 46.7KB)
暑熱時、TMRを夕方給餌することで、夕~夜間の採食が促進され、乳成分の低下を緩和することができる。 -
平成18・指導「和牛繁殖経営における水田放牧の導入効果」 (PDF 62.3KB)
水田放牧の導入により、飼養管理時間の省力化が図られ、舎内労働時間は 66%に削減され、労働の平準化が図られるとともに飼料費も節減することができる。削減された労働時間を活用して増頭することで、労働生産性が向上し、所得が増える。 -
平成18・指導「パンくず及びそばくずを利用した南部かしわ生産のコスト低減」 (PDF 23.9KB)
パンくず若しくはそばくずを給与することにより、食品リサイクルに寄与しながら配合飼料と同等の増体性を確保しつつ飼料費を低減させることができる。 -
平成18・指導「正常卵率向上のための飼料給与プログラムと血液生化学指標値」 (PDF 384.8KB)
過剰排卵処理開始日の血中尿素態窒素/血糖値比と血中尿素態窒素は正常卵率の指標値となり、処理開始前の発情日から高非繊維性炭水化物・低分解性摂取蛋白飼料を給与すると、処理開始日の各値をそれぞれ0.2および13mg/dl未満に調整でき、正常卵率は向上する。 -
平成18・指導「OVSYNCH変法による定時人工授精と胚移植技術」 (PDF 132.5KB)
OVSYNCH変法は繁殖牛の発情排卵同期化および繁殖管理時間の短縮が可能であり、集団飼養施設の定時人工授精および定時胚移植に活用できる。 -
平成18・指導「黒毛和種種雄牛別枝肉成績」 (PDF 41.0KB)
「肉用牛枝肉情報全国データベース」の本県分の枝肉情報を分析した結果、「菊福秀」「菊安舞鶴」で肉質が良く、「房平茂」「城乃神」で枝肉重量が重い。地域別枝肉成績では、北上・一関地域で去勢・雌ともに肉質・枝肉重量が県平均より良い。 -
平成18・指導「黒毛和種の県有種雄牛における子牛市場成績」 (PDF 33.5KB)
県内の平成17年12月から平成18年11月までの黒毛和種子牛市場取引成立頭数は約24千頭であり、県有種雄牛産子は約5千頭、全体の約21%を占め、「菊茂勝」「菊安舞鶴」「糸安菊」が多い。県有種雄牛「菊安舞鶴」「房平茂」で県平均よりも上場時日齢が早く、体重が重く、販売価格が高くなり、「平福国1」で県平均よりも販売価格が高くなった。地域別では、久慈、盛岡1、一関、千厩、水沢で 101~116%増頭が見られ、県有種雄牛の供用割合は、一関、千厩地域が高かった。 -
平成18・指導「細断型ロールベーラを活用した発酵TMR調製技術」 (PDF 33.4KB)
細断型ロールベーラを定置作業により利用することで、通常方式(トランスバッグ体系、原物密度 平米当たり470kg)よりも高密度(原物密度 平米当たり600kg以上)な発酵TMRの調製が可能である。また、1梱包作成の所要時間は通常方式に遜色なく、延べ労働時間は大幅に削減される。 -
平成18・指導「効率的な発酵TMR調製のための細断型ロールベーラの操作方法」 (PDF 56.9KB)
細断型ロールベーラを利用した発酵TMR調製作業において、ホッパ操作により成形室内への材料供給を強制的に行うことでTMRベールの成形にかかる時間が短縮され、処理能力が向上する。また、密封作業では改良ハンドラを組み入れた体系により成形作業に追従することができる。 -
平成18・指導「細断型ロールベーラを利用して調製した粗飼料主体発酵TMRの発酵品質および飼料特性」 (PDF 431.3KB)
夏期に調製した発酵TMRは貯蔵後日数がたつにつれて乳酸含量が高くなり、pH が低下する。飼料の成分は粗蛋白質含量はほとんど変わらないが、分解性蛋白質(DIP)含量、溶解性蛋白質(SIP)含量が増加する。一方、デンプン含量、NFC含量は減少する。好気的安定性は発酵TMRはTMRに比べて優れる。 -
平成18・指導「飼料用トウモロコシ栽培で牛排せつ物を利用する際の留意点」 (PDF 19.4KB)
飼料用トウモロコシにおける牛排せつ物中の窒素の利用率は、たい肥化の有無により大きく異なる。たい肥化前の牛排せつ物の窒素利用率は約33%であり、たい肥化を行った完熟たい肥では約4%まで低下する。 -
平成18・指導「経年草地における発酵鶏糞ペレットの化成肥料代替効果」 (PDF 42.8KB)
年間標準窒素施用量~2倍量の発酵鶏糞ペレットを春に1回施用することで、慣行の8~9割の乾物収量が得られ、化成肥料代替が期待できる。 -
平成17・普及「発育効果および生涯生産性を高める乳用育成牛の集約放牧のシミュレーションソフト」 (PDF 203.9KB)
シミュレーションソフトを使用し放牧に関する各条件入力を行うと、牛の要求量、給与飼料要分量を算出し、放牧シミュレーションを簡易におこなうことができる。 -
平成17・普及「黒毛和種県産種雄牛『房平茂』『平福国1』『来待招福』の作出(間接法)」 (PDF 25.9KB)
平成16年度に終了した「房平茂」は、肉量、肉質に優れた成績であった。平成17年度に終了した「平福国1」「来待招福」は、肉質に非常に優れた成績であった。「平福国1」についてはD.G.1.00、BMS3.9という成績であり、一方、「来待招福」については、BMS4.4という全国歴代1位の成績であった。「房平茂」「平福国1」については選抜済みであり、「来待招福」については今後選抜予定である。これら種雄牛の凍結精液は供給開始しており、本県和牛の改良増殖への貢献が期待される。 -
平成17・普及「黒毛和種県産種雄牛『菊福秀』の作出(現場後代検定法)」 (PDF 24.7KB)
平成17年度に現場後代検定を終了した種雄牛候補のうち、「菊福秀」の肉質が特に優れた成績であったため、県有種雄牛として選抜され、凍結精液の供給を開始した。社団法人全国和牛登録協会で評価された脂肪交雑の育種価は評価対象牛1,221頭中第1位となった。また、国で評価される広域後代検定評価の脂肪交雑においても、評価対象牛129頭中第1位となり本県和牛改良増殖への貢献が期待される。 -
平成17・普及「肉質・歩留に優れた日本短角種種雄牛『大野00013』の作出」 (PDF 20.0KB)
日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、「大野00013」が脂肪交雑、ロース芯面積、歩留基準値等で優れたので、人工授精用基幹種雄牛として選抜した。 -
平成17・普及「スーダングラス、スーダン型ソルガムの品種特性と栽培管理」 (PDF 30.2KB)
一年生飼料作物としてスーダングラスでは「ロールベールスーダン」、スーダン型ソルガムでは「クミアイソルガム2号」が適している。このとき、年1回利用とし、播種は5月下旬から6月上旬とする。 -
平成17・普及「品種 チモシー早生品種『ホライズン』」 (PDF 23.9KB)
チモシー品種「ホライズン」は「ノサップ」より出穂は6日程度早く、越冬性、乾物収量性に優れる品種である。 -
平成17・普及「品種 オーチャードグラス晩生品種『バッカス』」 (PDF 23.6KB)
オーチャードグラス品種「バッカス」は「オカミドリ」より出穂は2日程度遅く、越冬性、乾物収量性に優れる品種である。 -
平成17・普及「平成18年度雑草防除基準に採用した飼料用トウモロコシ用除草剤」 (PDF 35.8KB)
グリホサートアンモニウム塩液剤(商品名:ラウンドアップハイロード)の検討を行った結果、春先の使用により1年生雑草、多年生雑草に対して高い殺草効果を示したので、平成18年度雑草防除基準に採用した。 -
平成17・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ極早生品種『KD417』」 (PDF 25.7KB)
飼料用トウモロコシ「KD417」は乾物収量、特に雌穂乾物収量、TDN収量に優れた極早生の多収品種である。 -
平成17・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『おおぞら』」 (PDF 27.0KB)
飼料用トウモロコシ「おおぞら」は乾物収量、TDN収量に優れた極早生の多収品種である。 -
平成17・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『TX201(ロイヤルデント110)』」 (PDF 25.6KB)
飼料用トウモロコシ「TX201(ロイヤルデント110)」は乾物収量、特にTDN収量に優れた早生の多収品種である。 -
平成17・指導「規模拡大に向けた和牛繁殖経営の実態と課題」 (PDF 209.9KB)
和牛繁殖経営の規模拡大開始後2年間は、生活費の確保が課題となることから自己資本の蓄積に努め資金繰りに留意する必要がある。また、規模拡大後の収益性を確保するために、稲ワラや低未利用地の地域資源の利用、粗飼料栽培面積の拡大、公共牧場の活用など粗飼料確保の展開を図ることが重要である。 -
平成17・指導「県有種雄牛『糸安菊』『金菊徳』『菊安舞鶴』の母系統別子牛市場成績」 (PDF 34.3KB)
母方系統別では母の父が兵庫系以外の系統で上場時日齢が早く、上場時体重が重く発育良好で、取引価格およびキログラム単価が高くなる傾向があった。 -
平成17・指導「黒毛和種の県有種雄牛における子牛市場成績」 (PDF 29.7KB)
県内の黒毛和種子牛市場成績によると、平成16年12月~平成17年11月の12ヶ月間の取引成立頭数は約2万4千頭であり、県が所有する種雄牛産子はその16%である。県有種雄牛の「菊安舞鶴」「菊茂勝」で県平均よりも上場時日齢が早く、体重が重く、販売価格が高い傾向があった。 -
平成17・指導「黒毛和種種雄牛別枝肉成績」 (PDF 168.8KB)
「肉用牛枝肉情報全国データベース」の本県分の枝肉情報を分析した結果、「菊茂勝」「菊福秀」「菊安舞鶴」で肉質が良く、上物率が高い。また、出荷頭数が多く、枝肉成績が良好で、凍結精液が比較的容易に入手しやすい種雄牛「菊安舞鶴」「北仁」「松福美」「第6栄」における母の系統別産肉性が明らかになった。 -
平成17・指導「豆腐粕サイレージを活用した日本短角種のトウモロコシサイレージ多給型肥育による良質な枝肉生産技術」 (PDF 32.2KB)
日本短角種を用いて、肥育全期間でトウモロコシサイレージ多給し、豆腐粕サイレージで蛋白質を補ったところ、増体および枝肉成績等おいて一般的な出荷と同等であることが明らかとなった。 -
平成17・指導「豚へのそばくず給与により飼料費の低減が可能でその肉質も良好である」 (PDF 77.9KB)
豚へのそばくず給与により、食品リサイクルに寄与しながら、肉質に影響を及ぼすことなく飼料費を低減することが可能で、地域資源を活用した特色ある豚肉生産も可能である。 -
平成17・指導「採草用牧草の草種の混播適性(高標高地)」 (PDF 275.6KB)
採草用牧草(高標高地)の混播草種組み合わせについて、オーチャドグラス主体草地では補助草種としてペレニアルライグラス、シロクローバとの組み合わせ、チモシー主体草地ではペレニアルライグラス、アカクローバ及びシロクローバとの組み合わせが良好である。なお、これら永年草種へのイタリアンライグラスの導入及びチモシー+オーチャドグラスの組み合わせでは草種構成の維持が難しく収量性の向上は期待できない。 -
平成17・指導「スーダングラス、スーダン型ソルガムの肥培管理」 (PDF 29.7KB)
10アール当たり乾物収量を1トン得るための窒素必要量は、スーダングラスでは10アール当たり10kg、スーダン型ソルガムでは10アール当たり11kgである。植物体中硝酸態窒素含量を乾物中0.2%以下にするため、牛ふん堆肥を10アール当たり3~5トンを施用し、化学肥料の窒素成分は10アール当たり5kg以下とする。 -
平成17・指導「細断型ロールベーラの導入条件と評価」 (PDF 52.2KB)
細断型ロールベーラを活用したデントコーンサイレージ作製作業において、タワーサイロ体系よりも資材費が増加し、費用が高くなっているが、変敗などによるロス率が少ないことを考慮すると、安価に作製できる。県内平均生産費kg当たり12.7円で作製するために必要な作業面積は12.6ヘクタール以上である。作製されるサイレージはロール型で高密度に調製することから良質で安定した品質である。 -
平成17・指導「夏期間における細断型ロールベールの分割給与方式」 (PDF 1.2MB)
細断型ロールベーラで調製したトウモロコシサイレージの夏期間の連続分割給与では、1日当たりの給与量をベールの7分の1以上として、1ベールを7日以内で給与しきること。 -
平成16・普及「黒毛和種県産種雄牛『菊茂勝』の作出(現場後代検定法)」 (PDF 126.7KB)
平成15年度に現場後代検定を終了した種雄牛のうち、「菊茂勝」が肉量・肉質に優れた成績であり、16年2月に県有種雄牛として選抜され、凍結精液の供給を開始した。平成16年4月に評価された脂肪交雑の育種価は、評価対象牛1,072頭中第2位であり、本県和牛の改良増殖への貢献が期待される。 -
平成16・普及「ホールクロップサイレージ用イネ栽培における地耐力確保法と収穫体系別の特徴」 (PDF 205.8KB)
ホールクロップサイレージ用イネ収穫作業では、中干し開始を食用米と同時期とし、中干し以降は間断灌漑とすることで、牧草用機械体系でも良質なサイレージ調製が可能な地耐力が確保される。また、専用機は牧草用機械に比べ収穫ロスが少なく、作業能率が高い。 -
平成16・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用トウモロコシ早生品種『LG3457(ニューデント100日)』」 (PDF 175.8KB)
飼料用トウモロコシ「LG3457(ニューデント100日)」は乾物収量、TDN収量に優れた早生の多収品種である。 -
平成16・指導「直接移植のためのウシ胚の凍結・融解方法」 (PDF 17.6KB)
1.8Mエチレングリコールと0.1Mシュークロースを組み合わせた耐凍剤は、凍結融解後のウシ胚の生存率が安定し、直接移植による受胎率の向上が期待できることを多数胚の培養試験と大規模な移植試験から実証し、マニュアルを作成した。 -
平成16・指導「子宮頚管拡張機能を付与した胚移植器の開発」 (PDF 78.1KB)
受胚牛の子宮頚管通過操作を容易にし、器具の反復利用を簡便、低コストで使用可能、ストローの着脱容易な子宮頚管拡張型金属製胚移植器を開発した。移植成績では、操作時間が短縮されて受胎率が向上した。 -
平成16・指導「黒毛和種種雄牛別枝肉成績」 (PDF 181.9KB)
「肉用牛枝肉情報全国データベース」の本県分の枝肉情報を分析した結果、「金菊徳」「菊安舞鶴」「安福菊」等、近年利用されている県有種雄牛の産子は上物率が高い。また、繁殖用に保留される雌牛に「平茂勝」の娘牛が著しく増加しており、主要な交配パターンと去勢産子の産肉性を明らかにした。 -
平成16・指導「肉用牛肥育における戻し堆肥の敷料利用性と堆肥化特性」 (PDF 178.6KB)
戻し堆肥とオガクズを等量混合し、肥育牛舎の敷料として利用した場合、使用可能日数は若干短くなったものの、3割程度オガクズ使用量が低減できた。また、戻し堆肥敷料利用後は正常な堆肥化を行うことができた。 -
平成16・指導「トウモロコシサイレージ多給肥育による良質短角牛肉の生産」 (PDF 194.7KB)
肥育全期間でトウモロコシサイレージを多給すると、増体性に優れ、前期粗飼料多給肥育の場合と同程度のコストで優良な枝肉を生産できた。また、粗飼料摂取率が高く、飼料自給率向上への寄与が期待された。 -
平成16・指導「酪農における農業生産法人の経営管理の実態と課題」 (PDF 302.8KB)
酪農法人は、大規模化するに従い雇用導入、専門コンサルタントによる技術・経理管理の外部化が進んでいく。このため、作業や管理分担の明確化、労災保険の加入など労務管理の重点化と検討が求められる。また、経営継承面での効果が期待される。 -
平成16・指導「自動哺乳装置を用いた乳用新生雌子牛の発育効果」 (PDF 467.2KB)
子牛の自動哺乳装置飼養において、1日当たり代用乳給与量を少量多回給与との組み合わせにより4リットルから8リットルまで高めた場合でも、人工乳は5週齢以降1日当たり0.5kg以上、および6週齢までに1日当たり1kg以上摂取できるようになり、標準発育平均値を上回る発育を確保できる。 -
平成16・指導「乳用雌育成前期牛の集約放牧による発育効果」 (PDF 508.5KB)
乳用雌育成前期牛の飼養管理にペレニアルライグラス草地への集約放牧を組み入れたところ、体重および体高は、標準発育値と同等の発育を確保できる。 -
平成16・指導「血中アポリポたん白質による乳牛周産期疾病予察」 (PDF 184.0KB)
乾乳移行時における乳牛血清アポリポたん白質(ApoB-100)のレベル及びボディコンディションスコアのチェックにより、脂肪肝に起因する周産期疾病リスクの早期予察ができる。 -
平成16・指導「イネホールクロップサイレージ調製における添加剤の利用技術」 (PDF 239.7KB)
イネホールクロップサイレージは、乳酸菌製剤を利用することで発酵品質を向上させることができる。また、尿素を添加することによりカビを発生を抑え、長期保存を行うことができる。 -
平成16・指導「改良ハンドラを取り入れた細断型ロールベーラ体系の作業能率の向上」 (PDF 402.2KB)
密封前後の細断型ロールベールのハンドリングに対応したハンドラ(以下「改良ハンドラ」)を使用することで、細断型ロールベーラ体系におけるトウモロコシサイレージの密封作業能率が向上し、また既存の牧草用ラッパの使用が可能となる。 -
平成16・指導「採草用牧草の草種の混播適性(中標高地)」 (PDF 197.5KB)
採草用牧草(中標高地)の混播草種組み合わせについて、永年草種へのイタリアンライグラスの導入及びチモシー+オーチャードグラスの混播では草地の収量・永続性が期待できないが、ペレニアルライグラスでは収量性が向上する。また、マメ科牧草ではアカクローバは特にオーチャドグラスとの混播で早く消失する。一方、シロクローバ(ラジノ)は永続性が良好である。 -
平成16・指導「シートを利用したたい肥化技術」 (PDF 248.7KB)
シートを用い、切り返しなしでたい肥化を行う場合、良好な初期温度を確保するには、積み上げ時の水分を70%以下にするだけでなく、仮比重を0.43以下にすることが必要である。副資材の購入コストの削減および仮比重の低下のために、古いサイレージ及び乾草の利用も有効である。 -
平成16・指導「液状コンポストの利用法(3)牧草及び飼料用トウモロコシに対する利用」 (PDF 190.9KB)
牧草及び飼料用トウモロコシ栽培において、液状コンポストを慣行窒素施用量の2割増施すると慣行並の収量を得ることができ、飼料品質、硝酸態窒素の地下浸透の面からも問題なく利用できる。 -
平成15・普及「黒毛和種県産種雄牛『金菊徳』の作出(現場後代検定法)」 (PDF 10.7KB)
平成14年度に現場後代検定を終了した種雄牛のうち、「金菊徳」が優れた成績であった。15年2月に県有種雄牛として選抜され、凍結精液の供給を開始した。 -
平成15・普及「黒毛和種種雄牛『糸安菊』『北勝次郎』の作出(産肉能力検定(間接法))」 (PDF 19.3KB)
本年度に産肉能力検定(間接法)を終了した種雄候補牛のうち 「糸安菊」「北勝次郎」の2頭が優れた成績であった。6月に県有種雄牛として選抜され、凍結精液の供給を開始した。 -
平成15・普及「肉量肉質に優れた県産黒毛和種種雄牛『平茂夏』の作出」 (PDF 16.5KB)
本年度に産肉能力検定(間接法)を終了した種雄候補牛のうち 「平茂夏」が優れた成績であった。9月に県有種雄牛として選抜され、凍結精液の供給を開始した。 -
平成15・普及「細断型ロールベーラによる飼料用とうもろこしの省力的収穫調製技術(1)作業機の基本性能及び省力的作業」 (PDF 33.4KB)
細断型ロールベーラの作業能率は2条刈りハーベスタ使用時で時間当たり21.4アールであり、収穫作業は2名で行えることから従来体系(タワーサイロ)と比較して延労働時間が半分以下(43%)と省力的収穫作業が可能であった。また、生産されたベールは直径80cm程度であるが、重量は300kg以上、湿潤密度は立方メートル当たり705kg、乾物密度は立方メートル当たり196kgと非常に重く高密度である。 -
平成15・普及「細断型ロールベーラによる飼料用とうもろこしの省力的収穫調製技術(2)細断型ロールベールの開封時のロス及び発酵品質の検討」 (PDF 160.6KB)
細断型ロールベーラで調製されたとうもろこしサイレージは、夏期給与時においても変敗による廃棄がなく、発酵品質も期間を通じて高品質で維持される(V-score=90点以上)。 -
平成15・普及「品種 乾物収量性、耐倒伏性に優れたソルガム中生品種『FS5(ゴールドソルゴー)』」 (PDF 22.7KB)
ソルゴー型ソルガム「FS5(ゴールドソルゴー)」は、乾物収量および耐倒伏性に優れた中生の多収品種である。 -
平成15・普及「品種 高消化性で耐倒伏性に優れたソルガム極晩生品種『東山交22号(秋立)』」 (PDF 25.6KB)
ソルゴー型ソルガム「東山交22号(秋立)」は、消化率が高く、耐倒伏性に優れた極晩生品種である。 -
平成15・普及「岩手地鶏を活用した特産肉用鶏の開発」 (PDF 25.5KB)
岩手地鶏を活用した特産肉用鶏を開発した。新しい特産鶏は、天然記念物「岩手地鶏」の血液が入り、岩手独自のものである。また、在来鶏血液百分率は62.5%あり、特定 JAS 規格「地鶏肉」の条件である50%以上を満たしている。特徴は、「南部かしわ」とほぼ同等の食味であり、かつ早熟で生産性に優れる。 -
平成15・指導「主業型農家の経営変遷から捉えた酪農経営支援方策」 (PDF 52.1KB)
就農時の10頭規模から、省力化と管理技術の高度化を図り50頭規模の専業経営へ変革した。さらに、100頭規模に進む経営体も見られる。現在の繋ぎ飼いに対する支援に加え、フリーストール体系や法人化など新たな管理領域に対する支援が重要となる。 -
平成15・指導「黒毛和種種雄牛別枝肉成績」 (PDF 35.5KB)
「肉用牛枝肉情報全国データベース」の枝肉情報から、本県産牛の枝肉成を分析した結果、「菊谷」「北国7の8」「福栄」「第5夏藤」等の種雄牛の産子が多く肥育されていた。また、種雄牛別の主要な交配パターンと産子の産肉性を明らかにした。 -
平成15・指導「公共牧場の高度活用による黒毛和種肥育素牛の生産(1)集約放牧による黒毛和種親子放牧子牛の市場評価向上」 (PDF 33.3KB)
公共牧場において黒毛和種を集約的な体系で親子放牧することにより、放牧子牛の発育は標準発育並となり、舎飼育成子牛と同等の市場上場時体重及び市場価格が期待できる。また、複合経営においては放牧利用により大幅な増頭が可能で、さらに公共牧場が集約放牧体系を取り入れている場合には舎飼農家以上の所得が期待できる。 -
平成15・指導「公共牧場の高度活用による黒毛和種肥育素牛の生産(2)放牧地における後期生産性を高めるための追肥時期の検討」 (PDF 16.4KB)
初夏施肥において追肥を8月上旬に行うことにより、年間収量を減収させることなく、8月以降の後期生産割合を50%以上に高めることができる。さらに草種植生も良好に維持できる。 -
平成15・指導「公共牧場の高度活用による黒毛和種肥育素牛の生産(3)放牧育成素牛の肥育特性の解明」 (PDF 135.6KB)
黒毛和種親子放牧時に補助飼料を給与した放牧育成素牛の産肉性は舎飼育成素牛に比較して肉質においては差がなく、増体においては同等またはそれ以上である。 -
平成15・指導「中型ロールベーラ体系による収穫作業に適したソルガムの品種・栽培方式の選択」 (PDF 111.5KB)
ソルガムの中型ロールベーラ収穫作業では、播種法を点播とすること、もしくは稈長の短い品種を散播することにより、作業時間の短縮及び機械にかかる負担の低減が可能である。 -
平成15・指導「イネホールクロップサイレージの栄養特性」 (PDF 54.9KB)
ホールクロップサイレージ用イネは黄熟に刈取を行うとTDN含量、サイレージ品質が良好である。 -
平成15・指導「黒毛和種における遺伝性内水頭症原因領域の解明」 (PDF 46.1KB)
県内の黒毛和種に発生した遺伝性内水頭症について、発生の原因となる染色体領域を特定した。これにより、発生の可能性がある血統の牛について、DNAマーカーによる遺伝子診断が可能となった。 -
平成15・指導「黒毛和種多生子の個体識別とキメラ判定」 (PDF 104.1KB)
牛多生子の個体識別と血液キメラの判定は、白血球由来および毛根細胞由来のDNAを用いて、DNAマーカーによるPCR-電気泳動法により判定できる。また、両側子宮角への2胚移植は、胎子間の血液キメラが生じる割合が低い傾向であった。 -
平成15・指導「搾乳ロボットによる多回搾乳が生産性に及ぼす影響」 (PDF 148.8KB)
搾乳ロボットによる「不等間隔多回搾乳」においては、エネルギーバランスや繁殖性、乳成分に悪影響を及ぼさない。 -
平成15・指導「乳用雌育成牛の集約放牧による発育効果」 (PDF 275.6KB)
乳用雌育成牛をペレニアルライグラス草地に集約放牧したところ、群平均の通算DGは良好であり、初回授精の目安とされる発育値への到達月齢も標準より早まった。 -
平成14・普及「肉量・肉質に優れた県産黒毛和種種雄牛『菊重福』『第3原茂』の作出」 (PDF 19.0KB)
平成10年度に実施した直接法で選抜された6頭の種雄牛候補について、その産子(去勢牛)を用いた間接法により候補牛の遺伝的産肉能力を推定し2頭の種雄牛を選抜した。 -
平成14・普及「発育・肉質に優れた日本短角種優良種雄牛『勝富』の作出」 (PDF 68.7KB)
平成13年度日本短角種産肉能力検定(間接法)を行った結果、「勝富」の日増体量・脂肪交雑等の成績が他の検定牛と比較して非常に優れたことから、人工授精用基幹種雄牛として選抜した。 -
平成14・普及「品種 乾物収量性に優れた飼料用とうもろこし早生品種『36B08(パイオニア106日)』」 (PDF 19.1KB)
飼料用トウモロコシ「36B08」は乾物収量、TDN収量に優れた早生の多収品種である。 -
平成14・普及「品種 乾物収量性(雌穂)に優れた飼料用とうもろこし中生品種『33J24(パイオニア112日)』」 (PDF 19.2KB)
飼料用トウモロコシ「33J24」は、乾物収量とくに子実収量およびTDN収量に優れた中生の多収品種である。 -
平成14・指導「黒毛和種の若齢肥育におけるビタミンAコントロールを用いた効率的肥育技術」 (PDF 27.0KB)
ビタミンA制限が黒毛和種の若齢肥育(24ヶ月齢で出荷)に及ぼす影響を調べたるため、血統による差を無視できる一卵性双子等を用いた試験を行った。その結果、増体性は低下したが、肉質は向上した。また、ビタミンA制限肥育における増体性改善のため、肥育前期に高蛋白飼料を給与したところ、増体、肉質には影響を及ぼさなかった。 -
平成14・指導「0.1Mトレハロース添加1.8Mエチレングリコールを耐凍剤としたダイレクト胚の作成方法」 (PDF 97.1KB)
ダイレクト移植による受胎率向上を図るため、凍結溶液に糖を加えたものと加えないものの培養比較試験を実施した。0.1M濃度のトレハロースを添加した1.8Mエチレングリコール区は、孵化率が最も高く、受胎率向上が示唆された。 -
平成14・指導「黒毛和種の地域別枝肉成績」 (PDF 21.9KB)
BIS(肉用牛総合情報活用システム)データから、肥育者が明らかである枝肉成績について分析した結果、出荷地域別の黒毛和種肥育成績が明らかになり、特に日増加額(((枝肉販売金額)-(素牛価格))/(肥育日数))で大きな差がみられた。また、「第5夏藤」「菊谷」「正福」等の種雄牛の産子が多く肥育され、「第5夏藤」「百合藤」等の産子で日増加額が高い傾向がみられた。 -
平成14・指導「日本短角種の育種価評価」 (PDF 81.9KB)
日本短角種のBISデータを用い、BLUP法アニマルモデルにより遺伝的パラメーター及び種雄牛と繁殖雌牛の育種価推定を行った。 -
平成14・指導「日本短角種における早期妊娠鑑定と子宮内薬液注入による受胎率改善」 (PDF 35.3KB)
低受胎率を示した日本短角種牛群に放牧期間中の妊娠鑑定と不受胎牛への抗生剤の子宮内注入により受胎率の改善が期待できる。 -
平成14・指導「乳用育成牛(育成中期)のペレニアルライグラス草地における集約放牧による発育効果」 (PDF 196.5KB)
概ね7~14ヶ月齢までの期間、乳用雌育成牛7頭をペレニアルライグラス草地に集約放牧したところ、群平均の通算DGは1.00kgと良好な発育が得られ、初回授精の目安とされる発育値の到達月齢も標準より早まった。 -
平成14・指導「集約放牧を組み入れた飼養管理技術による高位乳生産ならびに周産期病予防」 (PDF 33.9KB)
泌乳中期および後期の搾乳牛は、時間制限集約放牧と牧草栄養成分の季節推移に対応した併給飼料の給与により高位な乳量・乳成分の確保が可能である。また、乾乳前期牛の集約放牧は、周産期病の発生予防に効果を認めた。 -
平成14・指導「初乳および子牛血清中免疫グロブリン濃度の検討による初乳の必要給与量について」 (PDF 134.0KB)
生後1時間および12時間以内に各2kg(計4kg)の初乳給与により子牛血清中IgG濃度から十分な免疫付与が確認されたが、同時に子牛IgG吸収率の個体差が大きいことも確認された。庭先での初乳評価は困難であることも考慮し、初乳中IgG濃度40mg/ml、子牛IgG吸収率20%と低い条件を設定し初乳の必要給与量について、生時体重40kgでは給与量4kgが最低必要量であると推察した。 -
平成14・指導「尿道結石症の陰嚢前方切開による治療法」 (PDF 52.2KB)
肥育牛の新たな尿道結石症治療法として、陰嚢前方切開による外科的治療を試みた結果、術式は簡便克つ容易であった。結石の除去方法としては、その状態により手指、カテーテルおよびペアン鉗子による破砕除去の3手法が適用され、術後の経過も良好であった。 -
平成14・指導「イワテハヤチネを利用したF1母豚及び三元交雑豚の組み合わせ検定」 (PDF 19.0KB)
イワテハヤチネを利用したF1母豚(L2×ZW)の繁殖能力は、産子数、離乳体重ともに良好である。また、三元交雑豚の産肉性は、LWD(L2×ZW×D)及びLBD(L2×B×D)ともに良好であるが、 LBDで発育が若干劣り、背脂肪も厚い傾向がある。LDWの止め雄としてZDとSRの比較で、SRが産肉性において、一日平均増体重及び筋肉内脂肪含量に優れた。 -
平成14・指導「ロックウール脱臭装置排水のオーチャードグラスに対する液肥施用効果」 (PDF 17.6KB)
ロックウール脱臭装置運転で生じる排水(以下RW液肥と略記)の液肥利用を試みた。RW液肥中の肥料成分のほとんどは、アンモニア性窒素と硝酸性窒素からなる無機態窒素である。 液肥のRW窒素濃度をリットル当たり5,000ミリグラム程度に希釈してオーチャードグラスに施用した結果、尿素窒素と比較してほぼ同等の収量を示し、尿素を100としたときRW液肥の窒素に関する肥効率は約90であったことからRW液肥は窒素化学肥料の代替としての利用が可能である。 -
平成13・普及「黒毛和種優良種雄牛『糸春清』『信菊徳』の作出」 (PDF 17.5KB)
平成12年度に和牛産肉能力検定(間接法)を終了した県有8種雄牛のうち、「糸晴清」「信菊徳」の2頭が特に優秀な成績を収めたため、県の基幹種雄牛に選抜され、凍結精液の販売を開始した。 -
平成13・普及「自動搾乳システムによる省力管理技術と生産性」 (PDF 55.3KB)
自動搾乳システム(搾乳ロボット)を用いることにより、搾乳関連の労働時間の削減と作業の軽労化が図られた。また、乳成分及び乳質を維持しながら産乳量の増加が図られた。 -
平成13・普及「県有優良種雄牛『北孝福』の作出」 (PDF 14.4KB)
平成13年11月末日までに間接検定を終了した4頭のうち「北孝福」が優秀な成績を収めたため、県有種雄牛に選抜し、凍結精液の販売を開始した。 -
平成13・普及「品種 飼料用とうもろこし早生品種『KD520』」 (PDF 14.9KB)
飼料用とうもろこし「KD520」は早生の多収品種(乾物収量、TDN収量)である。 -
平成13・普及「品種 飼料用とうもろこし晩生品種『パイオニア118日(33G26)』」 (PDF 15.6KB)
飼料用とうもろこし「パイオニア118日(33G26) 」は晩生の多収品種(乾物収量、TDN収量)である。 -
平成13・普及「品種 オーチャードグラス極早生品種『アキミドリII』」 (PDF 11.6KB)
オーチャードグラス品種「アキミドリII」はうどんこ病に対する抵抗性に優れる極早生品種である。年間乾物収量については「キタミドリ」並だが、再生草の収量は高い傾向にある。 -
平成13・普及「品種 チモシー中生品種『ホクセイ』」 (PDF 13.0KB)
チモシー品種「ホクセイ」は「ノサップ」「ホクオウ」より出穂期は遅く、耐倒伏性、収量性に優れる品種である。 -
平成13・普及「品種 チモシー晩生品種『ホクシュウ』」 (PDF 52.1KB)
チモシー品種「ホクシュウ」は、チモシー品種間においては出穂期が遅く、高標高地における高生産性および永続性が期待される品種であり、極早生品種「クンプウ」等との利用により1番草収穫調製時期にゆとりができる。 -
平成13・普及「品種 ペレニアルライグラス極早生品種『クサボウシ』」 (PDF 26.2KB)
高標高地からの収集株を素材にして育成されたペレニアルライグラス「クサボウシ」は、「フレンド」に比べ越冬性、栄養価は同程度であり、生産性、採食性に優れる放牧用品種である。 -
平成13・指導「黒毛和種県有種雄牛の子牛市場成績」 (PDF 13.8KB)
県内の黒毛和種子牛市場成績によると、平成12年7月~13年9月の15カ月間の取引成立頭数は約3万頭であり、現在県が管理する種雄牛の子牛はその約2割である。県有種雄牛の子牛販売価格は「第5夏藤」「菊安舞鶴」が県平均より優れた。 -
平成13・指導「県有種雄牛の産肉能力と交配パターン」 (PDF 40.9KB)
BIS(肉用牛総合情報活用システム)により得られた平成10年4月~平成13年6月までの本県産肥育牛43,631頭の枝肉成績について分析を行い、県有種雄牛の枝肉4形質の推定育種価を算出した。脂肪交雑、枝肉重量とも推定育種価が上位であったのは「第5夏藤」であり、脂肪交雑の育種価が上位であったのは「糸晴清」及び「百合藤」であった。 -
平成13・指導「日本短角種産肉能力検定(直接法)成績」 (PDF 9.6KB)
平成12年度に実施した日本短角種産肉能力検定(直接法)の結果、5頭の間接検定候補牛を含む10頭が選抜された。 -
平成13・指導「日本短角種産肉能力検定(間接法)成績」 (PDF 10.1KB)
平成12年11月から平成13年11月までに終了した日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、良川号の成績が優れていたので人工授精用基幹種雄牛として選抜する。 -
平成13・指導「ウシ胚安定確保のための脂肪酸カルシウム製剤投与効果」 (PDF 20.5KB)
黒毛和種供胚牛における過剰排卵プログラムの中に脂肪酸カルシウム製剤(大豆油)投与を組み込むことで、血中総コレステロール値を上げることができ、採胚成績を向上させ、胚の安定確保が期待できる。 -
平成13・指導「ウシ性判別胚のガラス化保存法」 (PDF 24.5KB)
性判別したバイオプシー胚の修復培養には、市販の裸化卵子培養液(IVD101)がガラス化保存後の生存率と利便性から有効であった。また、ウシ性判別胚の保存は、ガラス化法が極めて安定した生存率と受胎率を示した。 -
平成13・指導「日本短角種繁殖経営における黒毛和種胚移植技術の導入効果」 (PDF 28.0KB)
夏山冬里方式で親子放牧を行う日本短角種繁殖経営において、放牧前に黒毛和種の胚移植を1回実施し、不受胎時には自然交配を行う体系を導入した場合、胚移植の受胎率が30%以上であれば、経営的なメリットが期待できる。 -
平成13・指導「パドックの泥濘化改善技術」 (PDF 14.6KB)
放牧地のパドックに泥濘化改善資材としてカキ殻を利用することにより、泥濘化改善効果が期待できる。 -
平成13・指導「草種・品種の早晩性を利用した収穫適期幅の拡大」 (PDF 15.9KB)
イネ科草種・品種の早晩性を利用することにより、収穫適期幅が中標高地帯では38日間、高標高地帯でも29日間となり、収穫作業の分散化を図ることが可能となる。 -
平成13・指導「粗飼料の硝酸態窒素簡易測定法」 (PDF 110.4KB)
小型反射式光度計(商品名:RQフレックス)によって硝酸態窒素の簡易定量分析が可能である。 -
平成13・指導「酪農経営における撹拌型堆肥化施設の導入指針」 (PDF 36.6KB)
県内に導入された3方式(スクープ式、密閉縦型、ロータリー式)の堆肥化施設の調査結果を基に、50~60頭規模の酪農経営において個々の経営体が導入する施設選択のための参考資料とするべく、各々の堆肥化性能、コスト面等の特徴を明らかにし、導入指針を作成した。 -
平成13・指導「既存草地における黒毛和種集約放牧のための草地管理」 (PDF 19.3KB)
公共牧場等の既存草地において、放牧開始時に施肥をする場合、休牧間隔を10日とすれば集約的に放牧可能である。また、休牧間隔が20日となる場合は、施肥を初夏に実施することで適正な輪換放牧が可能である。 -
平成12・普及「産肉性と強健性に優れた新ランドレース種系統豚の造成」 (PDF 44.5KB)
新ランドレース種の系統造成は7世代をもって完了する。産肉形質においてはDG+53グラム、背脂肪厚-0.6cm、ロース断面積+3.3平方センチの遺伝的改良がなされた。また、肢蹄の強健性においては歩様の良い個体の割合が41から82%に改善され、産肉性と強健性を兼ね備えた斉一性の高い系統が造成された。 -
平成12・普及「乳牛の分娩前における飼料の段階的増量給与による周産期病予防」 (PDF 14.8KB)
分娩3週間前から分娩直前まで高エネルギー飼料の給与量を段階的に増やすことにより、同期間の体重減少率を軽減化させ、乳牛の周産期病予防が可能である。 -
平成12・普及「品種 飼料用とうもろこし中生品種『35G86(パイオニア108日)』」 (PDF 16.0KB)
飼料用とうもろこし「35G86」は、中生の多収品種(乾物収量、TDN収量)である。 -
平成12・普及「簡易牧草追播機利用による簡易草地更新法」 (PDF 46.8KB)
急傾斜や石礫の為、耕起更新が難しい荒廃草地について、草地更新法の一つとして簡易牧草追播機を使用する方法が利用できる。更新に要する費用も安価である。 -
平成12・普及「ソルガムのロールラップ作業体系による収穫調製技術」 (PDF 158.8KB)
長大飼料作物のソルガムの収穫作業を通常の牧草のロールラップ体系と同様の体系で実施することが可能であった。この体系を利用しライ麦との2年3作体系で年間の乾物収量増を図ることができる。また、簡易牧草追播機を利用する栽培法も利用できる。 -
平成12・指導「酪農経営への搾乳ロボットの導入条件」 (PDF 21.4KB)
搾乳ロボットの導入条件は、同頭数のパーラー方式から移行した際、所得が現状維持されることとした場合、経産牛1頭あたり乳量の15%向上であり、搾乳ロボット・牛舎等の取得資金を全額借入れし、それが償還できることとした場合には、8,480kgである。また、従来搾乳方式(経産牛12頭)を併用する方式では、同様に乳量の10%向上、7,970kgが条件となる。 -
平成12・指導「日本短角種産能力検定(直接法)成績」 (PDF 10.3KB)
平成11年度に実施した日本短角種産肉能力検定(直接法)の結果、5頭の間接検定候補牛を含む15頭が選抜された。 -
平成12・指導「日本短角種産能力検定(間接法)成績」 (PDF 11.0KB)
平成11年10月から平成12年10月までに終了した日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、「高福」号の成績が優れていたので人工授精用基幹種雄牛として選抜する。「昭定」号は検定成績が劣り、淘汰した。 -
平成12・指導「シバムギの飼料価値」 (PDF 44.9KB)
シバムギはCP含量が高く、生育ステージが進んでも栄養価の低下は比較的緩やかである。また、嗜好性については、オーチャードグラス1番草>シバムギ1番草>オーチャードグラス2番草の順である。 -
平成12・指導「黒毛和種親子放牧における子牛の発育向上対策」 (PDF 31.9KB)
親子放牧している黒毛和種子牛に1~6ヶ月齢の間、体重の1%量を限度として補助飼料を給与することにより、放牧期間中0.9kg以上のDGが期待できる。また、退牧後、乾草を飽食、濃厚飼料を体重比2.0%量を限度として給与することにより、市場出荷目標である300日齢、体重300kgを達成することができる。 -
平成12・指導「褐毛和種放牧子牛の発育特性と別飼方法」 (PDF 25.3KB)
川井村青松牧野で親子放牧されている褐毛和種子牛は、放牧期間中に補助飼料を給与しなくても0.9kg以上のDGが期待できる。別飼を行う場合には、DGの低下が見られる8月以降に体重比1%程度の補助飼料(TDN70%以上、CP12%以上)を給与するのが効果的である。 -
平成12・指導「県有種雄牛の産子枝肉成績及び育種価推定」 (PDF 15.9KB)
BIS(肉用牛総合情報活用システム)により得られた平成11年度の本県産肥育牛11,147頭の枝肉成績について分析を行い、県有種雄牛の推定育種価などを算出した。枝肉価格が県平均を超えた種雄牛は「第5夏藤」「敏光6」及び「百合藤」であった。脂肪交雑、枝肉重量とも推定育種価上位の種雄牛は「第5夏藤」であり、次いで「百合藤」の成績が良好であった。 -
平成11・普及「平成12年度雑草防除基準に採用した飼料用とうもろこし用除草剤『ハロスルフロンメチル水和剤』」 (PDF 15.7KB)
強害雑草「イチビ」に卓効を示す「ハロスルフロンメチル水和剤」を平成12年度雑草防除基準に採用する。 -
平成11・普及「品種 飼料用とうもろこし極早生品種『ニューデント90日(LG2290)』」 (PDF 17.9KB)
飼料用とうもろこし「ニューデント90日(LG2290)」 は極早生の多収品種(乾物、TDN収量とも)である。 -
平成11・普及「品種 飼料用とうもろこし極早生品種『ニューデント95日(DK405)』」 (PDF 17.8KB)
飼料用とうもろこし「ニューデント95日(DK405)」は極早生の多収品種(乾物、TDN収量とも)である。 -
平成11・普及「品種 飼料用とうもろこし早生品種『ゴールデンデントDK474』」 (PDF 14.4KB)
飼料用とうもろこし早生品種「ゴールドデントDK474」は平成12年度に販売中止となる「ニューデント100日(N3624)」の代替として利用が可能である。 -
平成11・普及「品種 飼料用とうもろこし晩生品種『32K61(パイオニア122日)』」 (PDF 15.4KB)
飼料用とうもろこし「32K61」は晩生の多収品種(乾物、TDN収量とも)である。 -
平成11・普及「県有優良種雄牛『福利桜』『糸美徳』の作出」 (PDF 16.3KB)
平成7年度産肉能力検定(直接法)で選抜された7頭の種雄牛候補について、その産子(去勢牛)を用いた検定(間接法)により、候補牛の遺伝的産肉能力を推定した。その結果、2頭の種雄牛のロース芯面積および脂肪交雑が特に優れたので県有種雄牛に選抜した。 -
平成11・普及「ロールベールラップサイレージの簡易品質評価法」 (PDF 15.6KB)
ロールベールラップサイレージの品質を調製条件によって簡易に判定する評価表を作成した。この評価表をにより、サイレージの品質を客観的に評価することができ、流通現場で有効に活用されることが見込める。 -
平成11・指導「日本短角種産肉能力検定(直接法)成績」 (PDF 9.9KB)
平成10年度に実施した日本短角種産肉能力検定(直接法)の結果、5頭の間接検定候補牛を含む7頭が選抜された。 -
平成11・指導「日本短角種産肉能力検定(間接法)成績」 (PDF 12.4KB)
平成10年度に終了した日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、特に優れた成績を示した種雄牛はなく人工授精用基幹種雄牛の選抜に至らなかった。「良久」号および「幸藤」号は検定成績が劣り、淘汰すべきと判断された。 -
平成11・指導「黒毛和種県有種雄牛『恒菊』産子の産肉能力」 (PDF 13.9KB)
黒毛和種県有種雄牛「恒菊」には肉質の改良が期待されているが、後代検定を実施していなかった。産子を用いた肥育試験の結果、枝肉重量はやや劣るものの肉質は良好であった。 -
平成11・指導「バイパス油脂給与が黒毛和種去勢牛の産肉性に及ぼす影響」 (PDF 20.7KB)
黒毛和種去勢牛に対するバイパス油脂給与は、増体、肉質等に特に影響はないが、不飽和脂肪酸度を高め、特にオレイン酸の割合を高める傾向がある。 -
平成11・指導「新ランドレース種系統豚F1母豚の繁殖能力」 (PDF 12.3KB)
平成5年より開始したランドレース種の系統造成は、平成12年度で完了する。そこで、新系統豚のF1母豚(L×W)の繁殖能力について調査した結果、初産時能力で一腹産子数10.2頭、離乳頭数8.5頭、離乳体重(21日令)6.28kgであった。 -
平成11・指導「搾乳ロボットの運用実績」 (PDF 51.0KB)
搾乳の省力化を目指して搾乳ロボット(L社製1ボックスタイプ)を導入し、平成10年6月から24頭の搾乳牛を用い、自由搾乳(23時間フリー)を実施した。搾乳ロボットの能力、ランニングコスト、運用上の留意事項等が明らかになり、十分な実用性を持つことが実証された。 -
平成11・指導「飼料用とうもろこし推奨品種の改廃と早晩性配置」 (PDF 239.2KB)
種子の流通中止等の理由から本県の飼料用とうもろこし推奨品種から4品種を外し、平成12年度より新たに編入する品種を加えて極早生3品種、早生1品種、中生2品種、晩生8品種の早晩性配置とする。 -
平成11・指導「ロックウール脱臭装置における排水対策(排水循環法)」 (PDF 60.3KB)
堆肥化装置から発生する悪臭防除法としてロックウール脱臭装置は有効な技術であるが、窒素を含む排水があることから排水対策が必要である。この対策として排水の循環利用を検討した結果、脱臭性能を低下させることなく排水の外部流出をほとんどなくした。 -
平成11・指導「牧草地における炭化鶏糞の利用性」 (PDF 50.0KB)
炭化鶏糞の施用による牧草収量の増収、土壌改良効果は期待できないが、K吸収量、K利用率が化成肥料よりも高い傾向にある。このことから炭化鶏糞を利用する場合は、K成分の代替肥料として施肥利用し、その場合の施用量は化成肥料の半分量で代替できる。 -
平成11・指導「県有種雄牛産子の市場上場時成績」 (PDF 13.6KB)
平成10年度に和牛子牛市場において上場時の日齢、体重、価格等を調査し、県有種雄牛産子を含む種雄牛ごとの最小自乗平均値を算出した。県有種雄牛産子は、販売価格は低いものの上場日齢及び上場時体重は良好であることが示された。また、体重が大きい子牛ほど販売価格が高まる傾向が示されたことから、県有種雄牛の一層の活用が望まれる。 -
平成10・普及「乳牛に対する一回哺乳方法」 (PDF 18.3KB)
1回哺乳管理により、通常哺乳管理(2回)と同等の発育の確保が可能。また、管理の省力化とコストの低減が図られる。生後8日齢以降1日1回の哺乳とボトルによる人工乳(ペレット)給与により35日齢(5週齢)での離乳が可能である。下痢の発生も2回哺乳と同等以下になる。 -
平成10・普及「ミルキングパーラー排水用低コスト浄化槽の開発」 (PDF 29.9KB)
FRP製容器を用いたミルキングパーラー排水用簡易浄化槽を試作し、その性能について検討した。試作した簡易浄化槽に、平均でSS約600mg/L、BOD約2,000mg/L程度のパーラー排水を毎日1立方メートル程度連続投入したところ、常に水質汚濁防止法の排水基準以下の最終処理水が得られた。また、この浄化槽の施設費は、自家施工で約90万円であった。 -
平成10・普及「品種 ソルゴー型ソルガム『風立』」 (PDF 11.2KB)
ソルゴー型ソルガム「風立」は、既存品種のなかで耐倒伏性は最強である。 -
平成10・普及「品種 ソルゴー型ソルガム『天高』」 (PDF 11.4KB)
ソルゴー型ソルガム「天高」は、既存の品種のなかで最多収品種である。 -
平成10・普及「ソルゴー型ソルガム『風立』『天高』の混播利用」 (PDF 11.0KB)
「風立」は耐倒伏性が最強、「天高」は耐倒伏性に難があるが最多収品種であり、両品種を混播することにより倒伏なしで粗飼料の多収が可能である。 -
平成10・普及「品種 兼用型ソルガム『葉月』」 (PDF 14.9KB)
「葉月」は、繊維の消化性に優れており、家畜の嗜好性が広い。 -
平成10・普及「平成11年度雑草防除基準に採用した除草剤の播種同日処理による草地更新技術」 (PDF 17.7KB)
耕起整地後、放置し雑草が生えそろった時点で、除草剤散布と播種を行うことにより、雑草の発生を抑えた草地更新方の効果が確認されたので平成11年度雑草防除基準に採用した。 -
平成10・普及「平成11年度農作物病害虫・雑草防除基準に採用した牧草用殺虫剤」 (PDF 62.6KB)
牧草における害虫(ムギダニ)の殺虫剤として『MEP剤』の効果が確認されたので農作物病害虫・雑草防除基準に採用した。 -
平成10・指導「南部かしわ雌の長期(5ヵ月)肥育の経済性」 (PDF 12.9KB)
高品質肉用鶏「南部かしわ」の雌を5ケ月まで長期肥育することによって、部分肉の量と品質が向上されることの指標を得た。 -
平成10・指導「系統造成途中豚(ランドレース種、第5世代)の能力」 (PDF 34.9KB)
平成5年より開始したランドレース種の系統造成は、5世代の選抜を終了した。選抜形質として産肉形質(1日増体重、背脂肪厚、ロース断面積)と肢蹄の強健性を取り上げ選抜を実施してきた結果、ほぼ当初の目標の方向に改良が進んでいる。 -
平成10・指導「日本短角種産肉能力検定(直接法)成績」 (PDF 10.5KB)
平成9年度に実施した日本短角種産肉能力検定(直接法)の結果、5頭の間接検定候補牛を含む16頭が選抜された。 -
平成10・指導「日本短角種産肉能力検定(間接法)成績」 (PDF 12.0KB)
平成9年度に終了した日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、「松錦」号の成績が優れていたので人工授精用基幹種雄牛として選抜し、凍結精液を生産供給する。 -
平成10・指導「公共牧場における食餌性条件反応を利用した黒毛和種親子放牧の実証」 (PDF 14.5KB)
黒毛和種放牧促進技術として公共牧場に既存技術を体系化した集畜施設を導入したことにより、看視・繁殖管理作業の省力化が図られるとともに、哺乳期間中の子牛の適正な増体量を確保することができた。 -
平成10・指導「BISデータによる県有種雄牛の能力調査」 (PDF 15.1KB)
県有種雄牛産子の肥育成績を肉用牛情報総合活用システム(Bovine Infomation System:BIS)データから抽出した。後代数の多い種雄牛は「第5夏藤」及び「山盛金」であり、その成績について検討した。その他種雄牛の成績は、今後収集分析を行う。 -
平成10・指導「散水式脱臭装置におけるキノコ菌床素材の有効性」 (PDF 42.8KB)
家畜ふん尿堆肥置場から発生する臭気ガス(アンモニア)をキノコ菌床(培養残さ)を脱臭素材として散水式脱臭装置で処理した結果、良好な脱臭効果が得られた。 -
平成9・普及「豚の投薬早期隔離離乳による清浄化技術」 (PDF 16.1KB)
当研究所において、SPFに代わる豚の清浄化法として投薬早期隔離離乳(MEW)を5日齢離乳によって実施して、特定疾病をほぼ清浄化し、SPFと同等の効果を確認した。また、豚の衛生状態の向上に伴い豚の発育成績も向上した。このことから、MEWは疾病の清浄化に有効であることの指標を得た。 -
平成9・普及「仕上げ飼料(抗生剤無添加)による南部かしわの肥育」 (PDF 20.2KB)
健康・安全食品生産の観点から、高品質肉用鶏「南部かしわ」を無添加飼料で肥育し、長期・安定供給の指標を得た。 -
平成9・普及「ロックウール脱臭装置による家畜糞尿悪臭防除技術」 (PDF 59.9KB)
ロックウール(以下RW)を主原料にした素材に固定化した微生物によって脱臭を行うRW脱臭装置の寒冷地における脱臭効果、運転管理、維持管理費について検討を行った。悪臭の主な成分であるアンモニアガスは北川式検知管では検知できないまでに脱臭され季節に関係なく優れた脱臭効果が確認された。運転管理が容易で実用性の高い脱臭装置であることが確認された。 -
平成9・普及「おが屑脱臭装置による家畜糞尿悪臭防除技術」 (PDF 55.8KB)
家畜糞尿堆肥化施設から発生する比較的低濃度の臭気ガスを、おが屑を材料とした散水式脱臭装置で脱臭を行った結果、臭気の主な成分であるアンモニアガス濃度を25分の1に軽減できた。また、おが屑に散水することで材料を交換することなく脱臭効果を持続することができた。 -
平成9・普及「品種 アカクローバ『マキミドリ』」 (PDF 9.7KB)
アカクローバ「マキミドリ」は多収であり、永続性、耐病性にも優れている。 -
平成9・普及「品種 リードカナリーグラス『ベンチャー』『パラトン』」 (PDF 10.6KB)
リードカナリーグラスの低アルカロイド品種「ベンチャー」「パラトン」は、家畜の嗜好性が高い。 -
平成9・普及「品種 飼料用とうもろこし『ナスホマレ』」 (PDF 16.6KB)
飼料用とうもろこし「ナスホマレ」は晩生の多収、茎葉高消化性の優良品種である。 -
平成9・普及「平成10年度雑草防除基準に採用した飼料用とうもろこし用除草剤『ジメテナミド乳剤』」 (PDF 16.2KB)
イネ科雑草に卓効を示す飼料用とうもろこし用新規除草剤「ジメテナミド乳剤」を平成10年度雑草防除基準に採用する。 -
平成9・指導「黒毛和種放牧子牛のその後の産肉性」 (PDF 12.5KB)
放牧された黒毛和種の肥育素牛を用い、県の生産技術体系の指標である生後27カ月齢、出荷体重700kgを目標に肥育を行ったところ、肥育開始時までの発育は劣っていたが、その後の発育は良好で、ほぼ目標を達成した。 -
平成9・指導「日本短角種の遺伝的産肉能力の推移」 (PDF 41.0KB)
日本短角種産肉能力検定成績をもとに、遺伝的産肉能力を推定した結果、改良の方向は正確であるが、改良量が小さいことが明らかになった。より効率的な改良のためには、今回判明した育種価を活用した優良種牛生産が必要である。 -
平成9・指導「日本短角種産肉能力検定(直接法)成績」 (PDF 10.2KB)
平成8年度に実施した日本短角種産肉能力検定(直接法)の結果、5頭の間接検定候補牛を含む17頭が選抜された。 -
平成9・指導「日本短角種産肉能力検定(間接法)成績」 (PDF 12.0KB)
平成8年度に終了した日本短角種産肉能力検定(間接法)の結果、「敏富」及び「秋月」号の成績が優れていたので、人工授精用基幹種雄牛として選抜し、凍結精液を生産供給する。 -
平成9・指導「受卵牛の選定及び受胎に及ぼす各種要因」 (PDF 14.8KB)
平成5~7年度の受精卵移植候補牛について飼養管理・選定・移植後の受胎などの状況について調査を行った。この結果、受卵牛選定は大部分が直腸検査による黄体所見及び子宮所見により行われている。受胎率に影響を及ぼす要因として、品種・BCS・卵胞の共存・移植時の出血等があり、影響がなかった項目は移植角・移植部位等であった。 -
平成9・指導「リードカナリーグラスの栽培と利用」 (PDF 14.2KB)
家畜の採食性のよい粗飼料としてリードカナリーグラスを調製するためには、1番草の出穂前刈り取り、ラップサイレージ等の発酵品質を確保のためには水分含量60%以下への水分調整が必要である。
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