農作物技術情報 第8号(平成24年10月25日発行)

ページ番号2001969  更新日 平成24年10月25日

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畑作物

《大豆》:多くの圃場で成熟期を迎えているので、早めの収穫を心がける。
《小麦》:土壌処理除草剤を散布していない圃場は、小麦の生育・雑草の発生状況に応じて茎葉処理除草剤を遅れずに散布する。適期に麦踏みを行い、凍上害や倒伏を回避する。越冬後の融雪対策として、排水路の点検、整備を。

野菜

《跡地整理と施肥管理》:栽培終了後は作物残さを適切に処分し、病害虫発生源を排除すること。土壌改良目標値を満たした圃場では、補給型施肥基準を適用するとともに、土壌診断により養分の過剰が明らかな場合は、減肥基準に基づき適正な施肥管理に努めること。
《施設野菜》:これから冬期間にかけて栽培管理が必要となる施設野菜では、省エネルギー対策を図るとともに、作目の特性をふまえ、生育ステージに併せた適正な温度管理を実施すること。
《寒締めよけほうれんそう》:ハウスを開閉して生育を調節し、収穫は適期に行い、品質を確保すること。
《促成アスパラガス》:低温遭遇時間を考慮して適期に掘り取り、収量を確保すること。

花き

《りんどう》:翌年の病害虫発生を抑えるため残渣処理等収穫後の管理を徹底し、また、計画的な株更新を行い、来年の新植圃場は年内に準備を。
《小ぎく》:来年の品種構成を考慮し、必要な親株を確保するとともに、親株の伏せ込みを遅れず実施する。

果樹

《生育状況》:りんご(ふじ)の果実生育は高温干ばつの気象条件ながら平年並みとなっている。中生種の果実品質は、内部品質は維持されたものの高温の影響で着色の進みが遅れた。
《りんご》:晩生品種は食味を重視し、適期収穫に努める。

畜産

《子牛》:休息場所の敷料の乾燥、保温や加温、適切な換気に努め、下痢や肺炎の予防、発育の確保に努める。

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農作物技術情報の本年度定期発行は今号で終了となります。

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