農作物技術情報 第8号(平成22年10月28日発行)

ページ番号2002017  更新日 平成22年10月28日

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岩手県、岩手県農作物気象災害防止対策本部

畑作物

大豆
ほとんどの圃場ですでに成熟期を迎えているので、早めの収穫を心がける。
小麦
土壌処理剤を散布していない圃場は茎葉処理剤を遅れずに散布。
適期に麦踏みを行い、凍上害や倒伏を回避。
越冬後の融雪対策に、排水路の点検、整備を。

野菜

生育状況
【雨よけほうれんそう】気温の低下とともに生育は緩慢となるも、出荷はほぼ順調。寒締めほうれんそうのは種作業は終了。
【ねぎ】雨天や稲刈り作業との競合により一時的に出荷が少なくなったが現在は順調に出荷。
寒じめ雨よけホウレンソウ
ハウスの開閉等により生育状況に応じた管理を実行し、生育量の確保と品質の向上を図る。
株の開帳や糖度等を確認したうえで収穫を開始。
促成アスパラガス
養成株は低温遭遇時間を参考に適期に掘り取り、計画的に伏せ込み作業を実施。
収穫が終了した品目
収穫残さを適切に処理し、土づくりを実行。

花き

りんどう
翌年の病害虫発生を抑えるため、残渣処理等収穫後の管理を徹底。
計画的な株更新を進めるために圃場準備。
小ぎく
来年の品種構成を考慮し、必要な親株を確保するとともに、親株の伏せ込みを遅れず実施。

果樹

りんご
晩生品種は食味を重視し適期収穫に努める。
適期収穫で果実の樹上凍結を回避。
除草剤の秋処理で来春の作業を軽減。

畜産

飼料作物
高収量・高品質な自給飼料生産は適正な施肥管理から。
土壌pHの矯正。家畜ふん尿は畜種別特性に応じ化学肥料と併用した施用。

平成22年度の定期号は今号で最終となります。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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