農作物技術情報 第3号(平成21年5月28日発行)

ページ番号2002032  更新日 平成21年5月28日

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岩手県、岩手県農作物気象災害防止対策本部

水稲

  • 好天時は浅水管理で水温・地温を高めて分げつの発生を促進しましょう。
  • 目標とする茎数を確保したら、すみやかに中干しを実施しましょう。
  • 水田除草剤は適期に十分な湛水深で処理しましょう。
  • 補植用取置苗はいもち病が発生しやすいので、圃場内に放置せず直ちに処分しましょう。
  • 斑点米カメムシ類の孵化盛期に合わせて地域一斉の草刈りを実施しましょう。
  • 異品種の混入を防止するため、株間や条間に生育しているイネは抜き取りましょう。

畑作物

小麦
赤かび病の防除は品種や天候によって、2回目、3回目の防除が必要になります。
適期を逃さず実施しましょう。収穫作業に備え、乾燥施設との連携や収穫機械の整備などを行い、万全の体制で臨みましょう。
大豆
排水対策・耕起・砕土などを丁寧に行い、土壌条件を整えましょう。
種子消毒・播種・除草剤の散布などは計画的に実施し、初期生育を確保しましょう。

野菜

ハウス果菜類:生育、収穫量の増加に応じて、作業を早めに行いましょう。
露地果菜類:土壌水分と地温の確保により円滑な活着を促しましょう。
雨よけほうれんそう:ハウスの温度、湿度管理を適切に行い、高温や過湿による病害発生や生育不良を防ぎましょう。
露地葉菜類:害虫の発生が早まっています。圃場を注意して観察し、早期に防除しましょう。

花き

りんどう:土壌水分管理、雑草防除を適正に行いましょう。
小ぎく:定植、整枝などの作業を計画的に行いましょう。
トルコギキョウ:生育初期の水分・温度管理を適切に行いましょう。

果樹

りんご
全般に結実量が多くなると思われますので、摘果作業を計画的に進め、高品質果実生産と隔年結果防止を図りましょう。
ぶどう
開花期前後の栽培管理を計画的に進め、灰色かび病等の防除を徹底して結実確保に努めましょう。

畜産

牧草
1番草は年間を通じて、質・量ともに年間を通じて最高・最大の収穫を期待できるため、この時期の収穫作業は重要です。
増収を期待した遅刈りは、栄養価や刈取り後の生育に悪影響を及ぼします。適期刈り取りに努めましょう。

共通

  • 農薬の使用基準を守りましょう。
  • 農薬の飛散防止に努めましょう。
  • 農作業の安全に十分留意してください。

次号は6月26日(金曜)発行の予定です。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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