《大船渡》高校生を対象とした郷土料理伝承事業～第1回伝承会を開催しました～（令和6年6月7日発行）

　大船渡地方農業振興協議会は、県立大船渡東高校食物文化科3年生6名を対象とし、食文化の伝承に関する意義や重要性に理解を深めることを目的に、郷土料理伝承事業を実施しています。

　本事業は、高校生が食の匠から郷土料理の知識や技を学び、最終的に地域住民に郷土料理を伝承するまでの全5回の構成としています。

　令和6年度は、「小豆ばっとう」を伝承することとしており、その第1回目の伝承会を6月5日に開催しました。

　伝承会では、生徒が「ばっとう」の生地の固さやのし方を食の匠に教わりながら作り、出来上がった「小豆ばっとう」の試食では、自分達が作ったものと比較して「食の匠の「ばっとう」の方が固めでコシがある」、「小豆あんの甘さがちょうど良い」など、食の匠のものとの違いを実感していました。

　今後は、今回学んだことを活かして、生徒が「小豆ばっとう」の作り方を練習し、第2回目の伝承会では食の匠から評価してもらいながら、完成度を高めていく予定です。

大船渡農業改良普及センター
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