《大船渡》果菜類との組合せ品目を検討～春どりレタスの栽培実証を行いました～(令和6年5月30日発行)

大船渡地方農業振興協議会では、地域の主力品目である果菜類が出荷開始になるまでの期間に出荷可能な品目として春どりレタスの栽培実証に取り組みました。
3月下旬の定植以降、生育が順調に進み、5月中旬から収穫開始となりました。今回の実証では、出荷調整作業の省力化、低コスト化を目的に、JAのりんご用コンテナをリターナブルコンテナとして活用して、奥州市内のカット野菜業者に試験出荷しました。
5月28日には、陸前高田市内の実証ほ場で、果菜類生産者を対象とした実証ほ場の見学会を開催し、生産者や関係機関など9名が参加しました。
見学会では、実証農家から栽培してみた感想や今後の改善点をお話いただいたほか、参加者からは栽培管理や出荷方法など様々な質問が出され、参考になった様子でした。
今後も普及センターでは、関係機関と連携しながら野菜産地の活性化に向けた取組を継続していきます。