《大船渡》新規生産者向けピーマン定植実演会の開催～JA生産部会長から学ぶ定植作業～（令和6年4月25日発行）

　大船渡農業改良普及センターでは、新規生産者の確保・育成によるピーマン産地の生産拡大を推進するため、関係機関・団体と連携し、新規生産者への重点的な栽培管理指導を行っています。

　令和6年4月22日、JAおおふなとピーマン生産部会長の圃場で開催された定植実演会には、新規生産者2名が参加しました。

　はじめに、普及センターが資料に沿って説明しながら、作業の流れを確認しました。その後、部会長が講師となり、苗の向きや植える深さなどのポイントを説明しながら実演を行いました。最後に、学んだことをもとに参加者が定植作業を実践しました。

　参加者は、疑問に思ったことを積極的に質問し、部会長から直接手ほどきを受けることで、文字だけのマニュアルを読んだり言葉で説明されたりするだけでは、なかなか習得できない作業を身につけることができました。

　また、定植作業以外にも、点滴チューブの設置方法や畝たてや堆肥施用といった圃場準備などの説明も受けることで、栽培管理の参考になった様子でした。

　今後も普及センターでは、関係機関・団体と連携しながら、新規生産者の栽培技術の習得に向けた支援を行っていきます。