《大船渡》 大船渡地域からアグリ管理士が誕生しました！（令和6年2月22日発行）

《大船渡》 大船渡地域からアグリ管理士が誕生しました！（令和6年2月22日発行）

　令和6年2月8日、いわてアグリフロンティアスクールの修了式が盛岡市にて行われ、大船渡地域からは優秀賞を受賞した田中大樹さんら3名がアグリ管理士の認定を受けました。式典の前には、陸前高田市で北限のゆずのプロデュースに携わる田中さんが優秀賞のプレゼン発表を行い、香りが強く世界的に希少な樹齢100年を超えるゆずの価値を高めるため出荷規格を見直した取組や、収穫量30t以上の目標に向けた植栽計画など、北限のゆずの持続的発展に向けた戦略が高く評価されました。また、大船渡市の地域おこし協力隊の今井雄一さんは、大船渡産のブドウ生産やその加工品について、SNSを活用した宣伝やECサイトによる販売戦略を策定しており、色彩豊かな三陸地域の新たな特産品の開発に向けた活動が待ち望まれています。

　気候変動や農業資材の価格高騰など農業を取り巻く情勢は厳しい状況が続きますが、同スクールで学んだ経営力を遺憾なく発揮し、地域の農業の発展に向けて熱心に活動していくことが期待されます。