《大船渡》鶏ふんペレットの実証結果を生産者に報告しました!~地域資源由来肥料の活用による化学肥料代替の取組~

ページ番号2010454  更新日 令和6年2月6日

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 大船渡地方農業振興協議会では、地域の生産者を対象に農業経営の発展等に資するための研修会を毎年度開催しています。

 令和6年1月23日に開催された研修会では、講演題目の1つとして、当センターの職員が、耕畜連携の推進に向けた鶏ふんペレット施肥実証の結果を報告しました。

 鶏ふんペレットは、化学肥料が高騰する状況下において、その代替としての利用が期待されています。養鶏が盛んな気仙地方においては、令和3年に新たに鶏ふんペレットの製造施設が整備され、その有効活用が図られようとしています。令和5年度の実証では、水稲栽培の基肥の一部に鶏ふんペレットを使用し、化学肥料のみの施肥体系と同等の収量を確保できたことから、今後の活用拡大に向け、さらに実証を進めていく方針であることを説明しました。

 参加者からは鶏ふんペレットの散布や購入方法など、今後を見据えた質問が挙がり、地域での積極的な活用が期待されます。今後も普及センターでは、関係機関と連携しながら耕畜連携に向けた取組を推進していきます。

研修会の参加者の様子
研修会の開催
当センターの職員が講演
講演の様子

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