てん
岩手県食の匠:佐々木梅子(平成26年度認定)
釜石沿岸部では毎年夏に海でてんぐさを採り、天日で乾燥させたものを保存し、お盆になると各家庭で大きな鍋にてんぐさを煮詰めて作り、ご馳走として食べていました。
食べる際はてん突きでついて食べますが、仏壇には「鏡てん」として四角に切ったものをお供えするのが慣わしとなっています。四角い「鏡てん」は三陸沿岸部の特徴です。
材料(10人分)
-
てんぐさ
水
酢
根しょうが
醤油と酢
-
80g
4L
大さじ1
適宜
1:1の割合であわせ適宜
作り方
1 海で採ったてんぐさは水にさらした後に乾燥させ、付着している石灰質などを木槌でたたき落とし、水で洗い流す。これを何度か繰り返し、きれいなてんぐさにして、天日で干して乾燥させる。
2 鍋に水を入れ、乾燥したてんぐさと酢を入れ強火にかける。
3 沸騰したらさし水をする。再び沸騰したら火を弱め、約50分位煮詰める。煮汁がとろとろになって、さわるとぬめりがあり、元の量の半分位になった頃が目安。
4 さらし袋で濾して、バットに流す。
5 あら熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固める。
6 てん突きに合うような大きさに切り、てん突きで突いて器に盛る。
7 根しょうがなどを添え、好みの調味料、または二杯酢で食べる。
料理のポイント
1 大きめの鍋を使い、沸騰させつつ、ふきこぼさないように煮詰める(使用したのは直径38cm)。
2 口当たりを滑らかにするため、さらし袋で濾す。
3 バットに流し込んだ際、気泡ができないように表面の泡をすくい取る。
添付ファイル
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