なんばん味噌
岩手県食の匠:佐々木すが子(平成30年度認定)
「なんばん味噌」は保存性が高いため、出漁時や農作業時の弁当では定番のおかずでした。大葉で焼くことで香ばしさが広がり、味噌の風味と唐辛子の辛みが食欲をそそります。ご飯のお供としてはもちろん、酒の肴にも合う一品です。
材料(5個分)
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米味噌
上白糖
薄力粉
薄力粉(手粉用)
赤唐辛子(乾燥)
大葉
サラダ油
-
100g
100g
50g
10g
小 5本
10枚
大さじ1
作り方
1 赤唐辛子は種を取り、みじん切りにする。
2 米味噌・砂糖・薄力粉をボウルに入れ、手で混ぜ合わせる。ある程度混ざったら「1」を入れ、材料が馴染み、全体的にしっとりするまで良くこねる。
3 「2」の重さを量り5等分にする(約50gずつ)。このときに薄力粉(手粉用)を使って手で丸める。
4 大葉の上に「3」をのせ、1cm弱の厚さを目安に手のひらでつぶす。
5 フライパンにサラダ油をひいて熱し、「4」を大葉の面を下にして、弱火で焼く。
6 2~3分焼いてから表面に大葉をのせ裏返す。弱めの中火にしてからふたをし、更に2~3分焼いて火を止める。
7 ふたをしたまま10分ほどおき、余熱で蒸らす。
料理のポイント
1 大葉の退色を防ぐため、焼く直前に大葉を生地の上にのせる。
2 余熱で蒸らすことで生地の中まで十分に熱を通すことができ、お弁当のおかずにしても傷みにくい。また、蒸らすことで軟らかな食感が得られる。
3 好みに応じて、「作り方2」でくるみやごま等を入れる。くるみを入れる場合は粗く刻んで入れておくと、軟らかな食感の中にも歯ごたえが出てくる。
4 冷蔵で1週間程度は日持ちするが、夏場に常温に置く場合は早めに食べるようにする。
添付ファイル
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