椿油けんちん汁

ページ番号2004430  更新日 令和7年2月13日

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岩手県食の匠:熊谷弘子(平成25年度認定)

椿油けんちん汁

 主に広田町から気仙町、気仙川流域で食べられている精進料理であり、特に住田町では仏事膳には必ず供されました。「油しめた けんちん 食いさこぉ」と言われたほど、椿の実を拾い油を絞ったときは必ず作られていたようです。

材料(5人分)

木綿豆腐

大根

じゃがいも

板こんにゃく

人参

ごぼう

長ねぎ     

300g

200g

200g

100g

80g

50g

30g

〔調味料〕

椿油

醤油

みりん

だし汁

 

20ml

20ml

10ml

10ml

2g

900ml

作り方

1 大根、人参、ごぼう、じゃがいも、こんにゃくはそれぞれいちょう切りなど、食べやすい大きさに切っておく。

2 豆腐は、水気をよく切る。

3 鍋に椿油を熱して、豆腐を入れポロポロになるまでよく炒める。

4 「3」に「1」の野菜を加え、さらによく炒める。

5 だし汁を加え、じゃがいもに七分どおり火が通ったら調味する。

6 全体に火が通ったら、ねぎを散らしてできあがり。

料理のポイント

1 仏事のときはねぎを入れない。

2 豆腐を最初によく炒ると、味が染みて美味しい。

3 じゃがいもに七分どおり火が通ったころに調味することで味が染みる。

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