ゆべし

ページ番号2004423  更新日 令和7年2月6日

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岩手県食の匠:熊谷チエ子(平成8年度認定)

ゆべし

 米のお菓子は、米が貴重な時代に本当の「もてなし」として大切なものでした。それは、米を石うすでひいて米粉をつくることから始まりました。盆、正月には忙しい合間をぬって手づくりし、里帰りする際の手みやげとして持たせるのが習わしでした。

材料(300g4本)

〔みそ味〕

米粉

ザラメ

砂糖

薬味(シナモン等)

味噌

くるみ

ごま        

 

500g

250g

250g

適宜

50g

400cc

30g

大さじ1.5

〔塩味〕

 米粉          

 ザラメ         

 砂糖         

 塩           

 こしょう         

 水

 ゆでたよもぎ 

 くるみ          

 ごま           

 

500g

250g

250g

小さじ1

5g

400cc

100g

30g

大さじ2

作り方

1 ボウルに粉、ザラメ、味噌、薬味を入れ、よくかきまぜる。

2 400ccの水を沸騰させる。

3 沸騰したお湯を「1」に静かに入れながらかき混ぜる。かき混ぜ終わったらちょっとこねる。

4 蒸し器に蒸し布を敷く。こねたものをちぎりながら入れる、強火で蒸す(ガスで蒸す場合、20~25分位蒸す)。

5 蒸し上がったらボウルにあけ、粗熱をとる(熱いうちにこねながらまとめる。まとまったら砂糖を2~3回に分けて入れながらこね、ごま、くるみを加える)。ボウルの底に手が当たるくらいに力を入れこねる。

6 砂糖、ごま、くるみが混ざったら、棒状にあまとめながら形をつくる。

7 季節のもの(よもぎ、梅干し、かぼちゃ)などいろいろ利用して作ることができる。

料理のポイント

1 分量を正確に計量すること。

2 熱いうちに砂糖を加えるとまとまりにくくなるので、冷めてから砂糖を加えること。

3 十分にこねることが、口当たりの良さのポイントである。

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