秋刀魚の塩炊き
岩手県食の匠:渡辺マサ子(平成21年度認定)
昔は価格も安かったいわしを材料にしていましたが、現在はさんまを使っています。鮮度の高い魚を大根と塩だけで炊く、シンプルで素材の持ち味を最大限いかしたこの料理は、次世代に引き継ぎたい郷土料理です。
材料(5人分)
-
さんま
大根
塩
酒
ねぎ
生姜
-
3尾
300g
適宜
適宜
適宜
臭みが気になる場合
作り方
1 さんまはわたと頭を取り除き良く洗って4~5cmの筒切りにする。塩と酒を振って10分ほどおく。
2 大根を千切りにする。
3 鍋にたっぷりの大根とさんまを入れ、具が浸るぐらいの水を入れて煮る。
4 ひと煮立ちしたら弱火にし、落としぶたをして、大根が軟らかくなるまで煮る。
5 時々味を見て塩分が足りなければ、加えて味を調える。
6 器に盛り、ねぎの小口切りをちらす。
料理のポイント
1 さんまの臭みが気になるときはおろし生姜を入れる。
2 それぞれの味が馴染むよう弱火で煮込む。ただし、長く煮すぎると、さんまの皮もとれて大根も崩れてしまうので注意。
3 さんまは秋の旬の時期が最もおいしいが、冷凍ものが一年中手に入るのでこれを使ってもよい。
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