《久慈》露地ピーマン栽培で「グリーンな栽培体系技術検討会」を開催!
久慈地域のピーマン栽培は、令和4年度から本格的に始まったばかりですが、今年度の販売額が約2,000万円に達し、目覚ましい成長を見せています。
露地ピーマン栽培では、ポリマルチと散水チューブを用いたかん水技術による栽培が一般的でしたが、今年度、実施した「バイオマス由来の原料を含む生分解性マルチ」(以下「生分解性マルチ」)と「点滴かん水技術」の検証結果について意見交換を行いました。(「久慈地方みどりの食料システム戦略推進協議会」主催、2月4日、グリーンな栽培体系技術検討会)
普及センターから、「生分解性マルチ」について、温室効果ガスの排出抑制効果や片付け時の省力性が高いこと、また、「点滴かん水技術」について、「自動かん水施設」等の導入でかん水作業に係る作業時間が大きく削減できることを説明しました。
実証に参加した生産者は、「生分解性マルチ」や「自動かん水装置」の省力性について実感しており、益々の普及が期待されます。
来年度は、圃場にすき込んだ「生分解性マルチ」の後作に与える影響のほか、「点滴かん水技術」による化学肥料の低減効果について、引き続き検証する計画です。


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