《久慈》食の匠に学ぶ「いげばっと」 ~技術研鑽研修会を開催しました~

ページ番号2011035  更新日 令和6年9月26日

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 「やませの郷の食の技研究会」(岩手県食の匠25名・団体で構成)では、8月27日に会員同士の技術研鑽と交流を目的に標記研修会を開催し、久慈管内の食の匠11名が参加しました。

 この研修会は年に一度の恒例行事で、今年は令和5年度に新たに認定された澤口ゆう子さんから、認定料理の「いげばっと」と、地域活動で提供しているりんごゼリーを教わりました。

 参加者は、生地の水加減やこね具合、かけ汁の味付けに加え、当日打ったうどんと一晩寝かせたうどんの食べ比べから、「やはり一晩寝かせた方が生地がなじんで滑らかでおいしい」といった声が出されました。

 「いげばっと」は、宴会の最後に振舞われた手打ちうどんで、「いげ」が「帰れ」を意味することから、これが出されたら家路に就くことが暗黙の了解だったとのこと。澤口さんの地区の文化についても触れることができました。

 研究会では、11月に飲食店等との意見交換会を予定しており、今回の研修会で得た知見や繋がりを、今後の伝承活動に生かしていくものと暗黙の了解をしております。

いげばっと作りの写真
澤口さん(右)からいげばっとの生地の延ばし方を教わっている場面
いげばっとの写真
いげばっとには旬の時期に採れた海藻を乗せます

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