《久慈》 豚ぷんペレットで水稲の肥料費削減へ!

ページ番号2005418  更新日 令和6年3月13日

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 水稲栽培の肥料費削減のために、地元で生産された安価な豚ぷんペレットを活用し、化成肥料代替実証を(農)宇部川ファームにて行っています。

 豚ぷんペレットの春散布と化成肥料を組み合わせて水稲生産に適した施肥量を調査しています。令和4年6月からの肥料価格高騰のニュースを受け、実証農家からは、「豚ぷんペレットにより化成肥料の代替となれば肥料コストを大幅に抑えられるのではないか。」との期待が高まっています。

 本実証で用いる豚ぷんペレットは、管内の養豚の農業法人(野田村、株式会社のだファーム)で製造されているものですが、大半は県外や海外に流出しており、地域内では未利用のものでした。特徴は、ペレット状で、ハンドリングしやすく、既存の機械で散布が行えます。

 今後は、生育調査で各試験区の生育の比較を行うとともに、ドローン空撮による生育の差を見える化や経営評価を行う予定です。

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散布した豚ぷんペレット(サイズは直径5mm×20mm程度)
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ブロードキャスタによる豚ぷんペレットの散布

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久慈農業改良普及センター
〒028-0064 岩手県久慈市八日町1-1
電話番号:0194-53-4989 ファクス番号:0194-53-5009
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