《久慈》 地元の食文化を学びましょう!~食の匠の郷土料理伝承会~
久慈地域の食文化に親しんでもらうため、久慈地方農業農村活性化推進協議会では11月29日に「郷土料理伝承会」を開催し、洋野町と久慈市からの参加者10名が地元の食文化を学びました。
会場は洋野町大野農村環境改善センターで、地元で「岩手県食の匠」に認定されている東大野清子さんに「けぇの汁」を、よつば乳製品加工グループの下舘つな子さんに「手づくりアイスクリーム」を教わりました。
「けぇの汁」は、旧暦の11月24日の大師講(大師様のお年とり)に小豆かゆ(大師講粥)とともにお供えして食べられてきた伝統料理で、7種類の地元野菜や山菜などを細かく刻み地味噌で煮込んだ汁物です。また、「手づくりアイスクリーム」は、酪農を営むよつば乳製品加工グループの皆さんが、身近な牛乳を使用して作った特産加工品です。
参加者からは、「家でもけぇの汁を作っているが、具材の切り方や味が少し違う。今日教わったものも美味しかった」「アイスクリームの作り方を初めて学んだ。家でも作ってみたい」といった声があり、今回の伝承会に参加したことで地元の食文化を大切にしようとする想いが一層深まったようです。

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