《久慈》 地元の味を次世代に~高校生が手打ちそばを学ぶ~

ページ番号2004163  更新日 令和3年11月24日

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 久慈地域の食文化を地元高校生に伝えるため、久慈地方農業農村活性化推進協議会と久慈東高校が主催して11月12日には「郷土料理伝承会」を開催し、調理師を目指す食物系列科の3年生17名が参加し技術を学びました。

 岩手県「食の匠」である久慈市山形町の成谷自然食の会の方(岩脇ヨシエ代表)に講師を務めていただき、「手打ちそば」の実習を行いました。

 この「手打ちそば」は、地元産のそば粉を使い、「つなぎ」には地元の手づくり豆腐と卵を使用し、昔ながらの方法で「しなみ(のびること)」を出しているのが特徴です。参加した生徒からは、「初めてそばを作ったが、年越しには今日習ったそばを作りたい!」「つなぎに豆腐を使うということは初めて!家族にも今日のレシピを教えたい」などの感想が聞かれました。

 最後に岩脇代表から「さすが食物系列科の生徒さんは手つきが上手でした。皆さんは卒業後いろいろな方面に行かれて苦労もあるでしょうが、学校での経験を思い出し乗り越えてもらいたいです」と挨拶がありました。

 コロナ禍のため、3回予定していた郷土料理伝承会が残念ながら今回のみの開催となりましたが、「食の匠」をお招きした久々の実習に、感慨もひとしおの時間となったようです。

岩脇代表から生地の伸ばし方を学ぶ生徒
岩脇代表から生地の伸ばし方を学びます。

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