《久慈》 「あかはたもち」を知っていますか!?~食の匠技術研鑽研修会開催~

ページ番号2004140  更新日 令和3年11月19日

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 食の匠相互の技術交流を目的に、やませの郷食の技研究会が技術研鑽研修会を開催し、会員10名が参加しました。

 当日の10月29日は、令和元年度に岩手県食の匠に認定された小松幸子氏認定料理の「あかはたもち」の実習をしました。

 「あかはたもち」は、アカバギンナンソウ(通称:あかはた)という海藻を蒸して練り上げ固めたもちをスライスしたもので、洋野町種市の他、青森県の八戸や階上で春から夏にかけて食べられる郷土料理です。

 あかはたは、久慈地域でも洋野町以南では食べる文化がない海藻であるため、初めて見る会員も多く、「採取場所はどのあたりになるのか」「下処理はどのようにするのか」など興味深く質問をしていました。コロナ禍のため、例年実施している伝承会を行うことが困難な食の匠も多い状況ですが、今回の研修会は食の匠が近況を確認しあう機会ともなったようです。

 「あかはたもち」は洋野町の産直でも4月頃に販売されていますので、気になる方はぜひ訪れてみてください!

小松氏のアカバギンナンソウの説明を熱心に聞く会員
小松氏のアカバギンナンソウ(通称:あかはた)の説明を熱心に聞く会員

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