《久慈》 きゅうりの夏期栽培管理指導会が開催されました

　夏秋きゅうりの安定生産に向けて、久慈市宇部の露地と洋野町種市のハウスの2会場において、夏期栽培管理指導会（主催：JA新いわて久慈地域野菜部会のきゅうり生産者協議会）を7月29日に開催し、生産者16名が熱心に学びました。

　種苗会社のときわ研究場から「東北地方のきゅうりの生育状況の報告と中上段の側枝の整理や不良果対策などの栽培管理」、普及センターから「病害に対する薬剤散布の考え方、各病害の特徴、台風の事後対策」について説明を行いました。

　参加した生産者は、圃場の現物を見ながら病害の防除方法や枝管理について積極的な質問をするなど、安定生産に向けた熱意が見られました。

　久慈地域では、新たな園芸品目の生産振興を令和3年度から重点的に行っており、新規に園芸を始める者を対象とした視察研修会を9月に開催する予定としています。きゅうりの新規栽培者の確保に向けて、栽培に関心を寄せる取組を今後展開していく予定です。