令和元年度ILC出前授業の開催結果

　盛岡広域振興局では、管内の小中学生を対象に令和元年度ILC（国際リニアコライダー）出前授業を開催しました。

　出前授業は、ILCの施設運用開始時に社会人となる小中学生が、科学やILCに対する関心を抱き、進学・就職等の選択などに活用してもらうことを目的に毎年開催しているもので、授業では、講師が「ILCとは何か」、「どのような研究が行われるのか」、「なぜ岩手がILC建設候補地となっているか」等について説明しました。
　生徒たちは、講師の説明に興味を持って耳を傾け、ILCの理解を深めるとともに、「自分たちが社会人となったときにどのようにILCに関わることができるのか」について考えました。
　小学生からは、「ILCが分かった。」、「ILCでみんなが活躍できることがいいなと思った。岩手でILCが作られることを知ってわくわくした。」との感想が、中学生からは、「ILCが分からなかったが、陽子・電子をぶつけることにより、宇宙の誕生につながることが分かった。今後の勉強につなげていきたい。」等との感想がありました。

【小学生向け出前授業】
　10月23日（水曜）滝沢市立一本木小学校（6年生 22名）
　10月24日（木曜）滝沢市立柳沢小学校（5・6年生 6名）
　11月22日（金曜）八幡平市立田頭小学校（5・6年生 25名）
　1月19日（日曜）紫波っ子サイエンス教室（4～6年生 20名）
　講師：ILC解説普及員（盛岡広域振興局において委嘱）

【中学生向け出前授業】
　7月16日（火曜）、17日（水曜）盛岡市立見前南中学校（3年生 124名）
　講師：NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター（奥州宇宙遊学館）