災害訓練

令和4年度の災害訓練を実施しました。

　令和4年12月14日に、新中和処理施設近傍で震度6弱の地震が発生すると同時に、関東圏でも震度5強クラスの地震に見舞われ災害対策本部立ち上げが困難な状況を想定し、Web会議形式による通信訓練を実施しました。
　訓練では、JOGMEC本部（東京都港区）と現地対策本部（岩手県八幡平市）及び国・県の関係機関によるWeb会議を開催し、施設の被災状況、復旧見込み等の情報をリアルタイムで共有するなど、緊急時における情報伝達体制を確認して、連携強化を図りました。

　

旧松尾鉱山新中和処理施設災害訓練について

　過去の災害時の経験から、新中和処理施設では日頃からどのような緊急時においても冷静かつ適正な対処をするために、毎年大規模災害を想定した模擬訓練を平成9年度より実施しています。
　地震等の大規模災害により処理施設の機能が失われる様々なケースを想定して、岩手県環境生活部等関係者により実施している訓練です。
　訓練では、緊急時連絡系統図に従った通信連絡訓練を実施すると同時に、現場においては現地対策本部を立ち上げ、被災した設備の修復や消火等の実地訓練を実施しています。
　さらに、実地訓練終了後には、関係者による会議を開催し、訓練での問題点等について意見交換し、次回訓練の改善に努めています。