学校長メッセージ

ページ番号3000713  更新日 令和7年7月18日

印刷大きな文字で印刷

写真:南部学校長

 
 今年4月に採用・入校した初任科第100期生も、入校から3か月が経ち、警察学校での教養・訓練及び団体生活にすっかりと慣れ、校内外では元気な声が飛び交っています。
 梅雨時期とは名ばかりで連日の猛暑が続く中、先日まで、警察官として必要な体力・気力の錬成と術科技能の向上を図るとともに不屈の精神を鍛えるため、熱中症対策に配意しながら、「班別対抗20キロメートル持久走訓練」と柔道、剣道及び逮捕術「暑中稽古」が行われました。 皆、大粒の汗をかきながらも大きな声を出して同期生と励まし合い、強いまなざしで訓練や稽古に臨む姿を見て、入校当初は体力や各種訓練に対する不安を抱いていた「警察官のたまご」達でしたが、これまでの訓練や体力錬成に真剣に取り組んだことによって培われた強靱な体力と精神力に成長を感じるとともに頼もしさも感じてきた次第です。

 また、「団体生活」についても、すっかりと打ち解け、あらゆる場面において切磋琢磨しながらも励まし、支え合い、そして楽しみ合って「同期生の絆」を深めているようです。
 過日は、令和7年度岩手県警察学校オープンキャンパスが開催され、多くの高校生、大学生及び専門学校生に来校いただきました。警察本部各部の職員等による採用案内をはじめ警察業務についての質疑応答などがなされましたが、その際にも初任科生が「未来の先輩」として、学校生活等について、厳しくもあり充実している旨を身振り手振りを交えながら真摯に伝えている姿を見て、今はまだ「警察官のひな鳥」の段階ですが、卒業後は県民の皆様に親しまれ、頼りにされる明るく・優しく・強い一人前の警察官として羽ばたいて行くものと信じてやみません。

 結びに、オープンキャンパスに来られた学生の皆さんにもお話ししましたが、岩手県の安全・安心を確保していくためには無限の可能性を持っている若い皆さんの力が必要です。警察官を志す少しの勇気と信念を持って、ここ青山の警察学校の門をくぐってきませんか。
 岩手県警察ではこれから県内の第一線に飛び立とうとしている初任科第100期生の後に続く皆さんをお待ちしております。

                                                                                                       岩手県警察学校長 南部一成

このページに関するお問い合わせ

岩手県警察本部 警務部 県民課
〒020-8540 岩手県盛岡市内丸8-10
電話番号:019-653-0110
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。