「岩手県農業研究センター参観デー2009」を開催しました

　恒例となっている「岩手県農業研究センター参観デー」が、平成21年も農業研究センター本部（北上市）、畜産研究所（滝沢村）、県北農業研究所（軽米町）の3会場で開催されました。

　センター本部では、中央農業改良普及センター、財団法人岩手生物工学研究センターとの共催で、9月4日～5日の2日間開催し、約6,700名のご来場をいただきました。

　1日目は、生産者向けのイベントを中心に、「土づくりセミナー」や今秋発売予定の「デジタル土壌分析システム」の実演会などを行いました。2日目は、一般消費者向けとして、毎年恒例のスタンプラリーや野菜の収穫体験などに加え、岩手競馬の協賛によるポニーの引き馬や馬券の買い方講座などを行い、家族連れの方々を中心に好評を博しました。

　期間中は、「おでんせカフェ」や「食の技」の実演（中央農業改良普及センター主催）、生物工学研究所参観デー、農業科学博物館の無料公開、農業機械展示会なども同時に開催され、それぞれ大いに賑わいました。

　畜産研究所では、岩手県全国農業機械実演展示会（アピオ）に合わせ8月28日～30日の3日間開催し、約3,600名のご来場をいただきました。畜産に関する研究成果展示や技術相談などに加え、前年好評だった牛の乳しぼりや子牛のほ乳体験を行いました。

　県北農業研究所では、9月2日に開催し、県北部の農業に関する研究成果の展示や技術相談、「雑穀セミナー」などを行い、約250名のご来場をいただきました。

　農業研究センターでは、研究業務等に対して理解を深めていただくとともに、県民の皆様との交流の場として、参観デーをはじめとする各種イベントを引き続き開催していく予定です。今後とも多くの方々に足を運んでいただけるよう、一層努力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

（企画管理部研究企画室　主任専門研究員　伊勢 智宏）