早くも頭角を現した「久隆照」号!~ 令和6年現場後代検定前期枝肉調査会
令和6年12月2日、紫波町の株式会社いわちくにおいて令和5年度に現場後代検定を開始した調査牛の枝肉調査会が開催され、当研究室から「久隆照(ひさたかてる)」の産子6頭を出品しました。
当日は、「久隆照」産子8頭、「秀茂久」産子1頭及び「重桜」産子1頭、全10頭の枝肉が最高ランクのA5等級に格付けされ、特に「久隆照」産子は4頭が霜降り度合が最も高いBMSNo.12となる高成績でした。
途中経過ながら「久隆照」産子10頭の平均BMSNo.は10.9であり、「菊美翔平」が記録した県歴代最高成績(20頭の平均BMSNo.10.5)を大きく更新する勢いです。
令和7年3月には「いわて和牛改良増殖対策事業推進協議会」において、今後判明する検定成績を参考に、「久隆照」「秀茂久」及び「重桜」の基幹種雄牛への選抜の可否が協議される予定となっています。
2年続けて全国トップクラスの高能力県有種雄牛の誕生に期待が高まります!
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種山畜産研究室で肥育し出品した調査牛
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同調査牛の枝肉(BMSNo.12)
(畜産研究所種山畜産研究室 技師 佐々木 優希)
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