〔水稲生育診断圃〕 水稲の生育状況(6月13日調査 速報)

ページ番号2001339  更新日 令和1年6月14日

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  1. 5月第4半旬(県内の移植盛期)~6月第1半旬の気温は各地域とも平年より高く、日照時間も多く経過した。降水量は5月第5及び第6半旬が平年を大きく上回った(図1)。
  2. 6月13日現在、県全体の生育は、草丈29.7センチメートルで平年より0.8cm短く、茎数は277本/平方メートルで平年比106%、葉数は6.7葉で平年より0.1葉少ない(表1、2)。
  3. 今後は、浅水管理を基本に目標茎数(400~500 本/平方メートル程度,株あたり茎数20~30本程度)の確保に努める。また、ワラの腐熟等により土壌の還元化が進むことから、目標茎数確保後は7~10日間程度の中干しを行う。
  4. 中干しは幼穂形成期までには終了し、低温時に備えて深水管理の準備をする。具体的には、今後の情報を参考とすること(農作物技術情報第4号,6月27日発行予定)。
  5. 1か月予報(令和元年6月13日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側の向こう1か月の平均気温・降水量はほぼ平年並、日照時間は平年並か多い見込みである。

表1

表2

図1

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