農作物技術情報 第2号(平成25年4月25日発行)

ページ番号2001932  更新日 平成25年4月25日

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水稲

《生育状況》:苗の生育は平年並み。播種作業は終盤を迎えている。
《育苗管理》:こまめな温度・水管理に努めること。特に、低温時の苗立枯れ、高温時の細菌病発生に注意。
《田植え》:天候のよい日を選んで田植えを行う。活着促進のため、こまめな水管理に努めること。
《雑草防除》:除草剤は雑草の種類や使用時期に応じて選択。適期散布と田面を露出させない管理を行う。昨年ノビエ多発田では、発生のばらつき、葉齢進展の早期化が予想される。圃場観察をしっかりと。
《葉いもち予防》:取置苗はいもち病の伝染源。植え直し終了後、土中埋没等で直ちに処分を行う。

畑作物

《生育状況》:小麦の生育は平年並み。
《小麦》:ほ場の排水口や明きょの点検補修を。減数分裂期以降の追肥は、品種・地力を考慮し、生育量に応じた対応を。赤かび病の防除は、開花始期〜盛期に必ず実施。
《大豆》:ほ場の選定を吟味すること。排水対策を講じ、適期播種を行うこと。

野菜

《生育状況》:施設果菜類、露地果菜苗ともに生育は概ね順調。露地葉菜類も生育は順調だが、雨よけほうれんそうは地域により早晩が見られる。
《全般》:計画的に圃場準備を進め、播種・定植遅れのないよう進める。
《施設果菜》:生育停滞や低温障害を起こさないよう、必要に応じて保温資材・補助暖房を活用して保温に努める。潅水の必要がある場合、日中の温度が高いうちに行い適湿を保つ。
《露地葉菜類》:育苗管理を徹底し、定植後はべたがけ資材で低温や霜害を防ぐ。
《雨よけほうれんそう》:圃場の水分不足に注意。ホウレンソウケナガコナダニの防除対策を講じる。

花き

《生育状況》:りんどうの生育は平年並み。
《りんどう》:株仕立て、施肥等の作業が遅れないようにする。
《小ぎく》:さし芽苗の生育が遅れないように充分な保温に努める。定植は天候に注意しながら進める。

果樹

《生育状況》:りんごは県北部および標高が高い地域を除き展葉期をむかえている。県南部、沿岸中南部で平年並みからやや早く、県中北部で平年並みからやや遅れている。
《凍霜害対策》
りんご、おうとう、ぶどう:気象情報に注意し、事前対策を徹底する。
りんご:小玉果及び隔年結果防止のため、早期適正着果に努める。

畜産

《新葉草地》:必要に応じて刈払いまたは除草剤を適切に選択して雑草防除を行う。播き直しが必要な場合は、秋までの圃場管理を検討する。
《飼料用トウモロコシ》:黄熟期到達品種の選定と基本技術の励行を。

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