農作物技術情報 第1号(平成25年3月21日発行)

ページ番号2001930  更新日 平成25年3月21日

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水稲

《播種計画》

  • 極端な早植えは、障害不稔や登熟初期の高温による品質低下の危険性を高めるので注意する。
  • 適期移植を目標として播種計画をたてる。

《育苗管理》

  • 適正な温度管理・水管理により健苗を育てる。
  • 育苗期に細菌病が多発する予報であることから耕種的対策の徹底を図る。(病害虫発生予察情報注意報第1号,平成25年2月12日,岩手県病害虫防除所)

《圃場準備》:畦畔のかさ上げや用排水路の点検・補修等は早めに行う。

畑作物

《小麦》:融雪促進、ほ場の点検・補修を実施。麦踏み、融雪期追肥は茎立ち前までに実施する。

野菜

《全般》:早めの融雪作業と圃場準備を進め、播種・定植遅れのないよう進める。
《施設栽培》

  • 育苗温度管理やずらし等の作業を徹底、苗を徒長させない。育苗後半の低温による品質低下に注意。
  • ハウスビニルやマルチは早めに張り地温を高め活着を促す。露地では融雪、排水対策を講じ圃場水分が適湿になってからマルチを張る。

《露地葉菜類》:育苗温度管理を徹底し、定植後はべたがけ資材で低温や霜の害を防ぐ。
《雨よけほうれんそう》:圃場の水分不足に注意。ホウレンソウケナガコナダニの防除対策を講じる。

花き

《全般》:融雪促進の対策を講じ、圃場準備が遅れないよう適期作業に努める。
《りんどう》:融雪を促進させるとともに、施肥が遅れないよう留意する。
《小ぎく》:採穂が遅れないようにハウスの保温に努める。

果樹

《生育状況》:発芽予測:3月18日時点では、県平均で4月11日と平年より2日遅い予測値となっている。
《りんご》:薬剤の準備、剪定枝の片付けなどの園地整備を早めにし、作業が遅れないようにする。

畜産

《牧草地》

  • 維持草地、更新草地では早春施肥を早めに行う。新播草地では必要に応じて雑草を防除する。
  • 除染後の新播草地では、供給される追加肥料を確実に散布する。

次号は平成25年4月25日発行の予定です

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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