農作物技術情報 第1号(平成22年3月24日発行)

ページ番号2001999  更新日 平成22年3月24日

印刷大きな文字で印刷

岩手県、岩手県農作物気象災害防止対策本部

水稲

育苗対策
催芽温度は30℃、加温出芽(30℃)が基本、過かん水を避ける。
生物農薬の使用法に留意、苗立枯病対策の徹底、耕種的対策も万全に行いましょう。
畦畔等の補修
かさ上げ、補修を行います。
深水管理のできるほ場づくり、肥料・除草剤の効果安定化と用水の浪費防止を行いましょう。

畑作物

小麦
圃場が乾いたらできるだけ早く麦踏み・追肥を実施しましょう。
また、排水対策の見直しも忘れずに行いましょう。

野菜

圃場準備
融雪、排水対策を講じ、は種や定植作業が遅れないように努めましょう。
施設栽培
育苗時に徒長苗とならないように、温度管理やずらしなどの作業を徹底しましょう。
また、育苗後半の低温による品質低下にも注意しましょう。
キャベツ、レタス等
定植後の低温、霜などによる傷みを回避するために、べたがけ資材を活用します。
雨よけほうれんそうは圃場の水分不足に注意するとともに、ホウレンソウケナガコナダニの防除対策を講じましょう。

花き

りんどう
萌芽・展葉等の初期の生育は地域により進み度合いの差が見られます。
生育に応じて遅れないように春の株管理と施肥を適期に実施しましょう。
小ぎく
母株の摘心後の伸びが悪い所も見られますが、定植時期に合わせた計画的な育苗管理を行いましょう。
施設栽培
春先は天候による施設内の気温変動が大きくなります。施設の適温管理につとめましょう。

果樹

りんご
花芽率はほぼ平年並みですが、地域や品種によってバラツキが大きいため、今年の結実管理と着果管理には注意しましょう。また現時点(3月22日)の発芽予測ではほぼ平年並みとなっています。春作業を計画的に進めるとともに、凍霜害への備えも怠らないようにしましょう。

畜産

  • 今年の自給飼料の生産計画を立て、準備を進めていきましょう。

次号は4月22日発行予定です。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
〒024-0003 北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4435 ファクス番号:0197-71-1088
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。