農作物技術情報 号外 水稲(前歴深水対策)(令和元年7月5日発行)

ページ番号2001364  更新日 令和1年7月5日

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幼穂形成期(幼穂長1~2mm)の数日前には中干しを終え、入水の準備を始めてください。
幼穂形成期から減数分裂期までは、幼穂を低温から保護することにより、小胞子(花粉のもと)の分化が促進され、障害不稔を防止または軽減できます。

幼穂形成期前後は徐々に水深を上げる
4~6cmの水深で管理し、減数分裂期に向けて10cmの水深にしてください。

減数分裂期前後は深水管理を実施する
低温が予想される場合は、10cm以上の水深を確保してください。
17℃以下の低温が予想される場合は、15cm以上の深水としてください。

水温の上昇を図るため、早朝にかんがいすることとし、日中は止水としてください。

畦畔からの漏水がないよう、点検・補修してください。

深水管理には大量の用水を必要とします。土地改良区等と連携の上、公平かつ有効な用水の配分が出来るよう、計画的に地域で取り組むようにしてください。

表1

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農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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