令和7年産 岩手県内の水稲の生育概況(6月25日現在 速報)

ページ番号2011849  更新日 令和7年6月26日

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1 水稲の生育概況(6月25日現在 県内農業改良普及センター一斉調査)

(1) 生育診断予察圃における6月25日現在の生育(県平均)は、草丈が46.5センチメートル(平年差+3.6センチメートル)、茎数は477本/平方メートル(平年比104%)、葉数は8.8葉(平年差+0.2葉)、葉色値は42.7(平年差+1.4)と、いずれも平年を上回っている(表1)。

(2) 東北地方1か月予報(令和7年6月19日発表、仙台管区気象台)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が80%であり、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み。

令和7年6月25日現在の水稲の生育

2 当面の技術対策

(1) 県内の多くの圃場で中干しの適期を迎えていることから、下記の目安を参考に、速やかに中干しを開始し、幼穂形成期までには終了させる。なお、分げつの発生が遅れている場合は、茎数確保までは浅水管理を継続するとともに、強度の中干しを避ける。
(中干し開始の目安)

品種

平方メートルあたり茎数

ひとめぼれ 420本前後
金色の風、銀河のしずく 350本前後
いわてっこ

内陸390本前後、
県北・沿岸370本前後

白銀のひかり 350本前後

(2) 葉いもちに注意し、発生を確認したら直ちに薬剤の茎葉散布を実施する。また、斑点米カメムシの増殖源対策(畦畔草刈り、本田内雑草の防除等)を徹底する。

図1_各地の半旬別気象経過図

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