令和6年岩手県内の水稲の出穂状況(8月8日現在速報)

ページ番号2010971  更新日 令和6年8月9日

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1 水稲の出穂状況(県内農業改良普及センターによる一斉調査)

  1. 8月8日現在の県全体の出穂割合は98%(平年差+5ポイント)となっており、平年よりも4日早く出穂終期(90%)に達したとみられます。
  2. 県内の水稲の出穂盛期(50%)は平年より3日早い8月1日頃となりました。

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2 当面の技術対策

台風5号が接近していますので、最新の気象情報に注意するとともに、事前・事後対策については「農作物技術情報 号外 台風対策(令和6年8月8日発行)」を参考にしてください。

1.水管理
 登熟期は、間断かんがい(数日間隔で湛水・落水を繰り返す)とし、夜間入水を基本とします。
 登熟前半は高温が予想されるため、水の入替え頻度を多くして根の活力維持を図ります。
 早すぎる落水・過乾燥は、白未熟粒や胴割粒の増加等、品質低下につながるので避けます。

2.穂いもち防除
 ほ場を観察し、上位葉に葉いもちの発生がみられる場合は、茎葉散布を実施します。

3.斑点米カメムシ防除
 斑点米カメムシの発生量は「多」の見込みです1),2)
 穂揃期の1週間後の薬剤防除を徹底します。なお、地域一斉に防除すると効果が高まります。

4.適期刈取りの準備
 高温により刈取り時期が早まることが予想されますので、適期刈取りに向けた準備を進めます。

参考1)令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予察 第5号(8月予報)(岩手県病害虫防除所2024.7.31)
  2)令和6年度病害虫発生予察情報 注意報第2号(岩手県病害虫防除所2024.7.31)

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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