令和6年岩手県内の水稲の生育概況(7月10日現在速報)

ページ番号2010882  更新日 令和6年7月12日

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1 水稲の生育概況(7月10 日現在 県内農業改良普及センター一斉調査)

  1. 6月第6半旬から7月第2半旬にかけて、平均気温は平年よりも高く推移し、日照時間は平年並みからやや多く推移した。
  2. 生育診断予察圃における7月10日現在の生育(県平均)は、草丈64.cm(平年差+1.7cm)、茎数は561本/m2(平年比106%)、葉数は10.9葉で平年より0.7葉多い(表1)。

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2 当面の技術対策

  1. 東北地方1か月予報(令和6年7月4日発表,仙台管区気象台)によると、向こう1か月の期間の前半は気温がかなり高くなる見込みである。このため、出穂期は平年よりも早まる可能性がある(表3)。
  2. 現在、県内の水稲は幼穂形成期を迎えている。今後の1か月予報・週間天気予報に注意し、水管理は間断かんがいを基本とする。
  3. 斑点米カメムシ類の発生時期が「早」、発生量が「多」の予報(注病害虫発生予察情報(7月)(令和6年6月27日発行))であり、畦畔草刈り等を徹底する。また、葉いもちの発生動向に注意するとともに、発生を確認したら直ちに茎葉散布を実施する。 

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