令和6年岩手県内の水稲の生育概況(6月25日現在速報)
1 水稲の生育概況(6月25 日現在 県内農業改良普及センター一斉調査)
1. 生育診断予察圃における6月25日現在の生育(県平均)は、草丈が43.6cm(平年差+4.0cm)、茎数は508本/m2(平年比120%)、葉数は9.1 葉(平年比+0.8葉)、葉色値は42.4(平年差+1.5)と、いずれも平年を上回っている(表1)。
2. 東北地方1か月予報(令和6年6月22日発表,仙台管区気象台)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が70%であり、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み。
2 当面の技術対策
1. 県内の多くの圃場で中干しの適期を迎えていることから、下記の目安を参考に、速やかに中干しを開始し、幼穂形成期までには終了させる。なお、渇水の影響等で分げつの発生が遅れている場合は、茎数確保までは浅水管理を継続するとともに、強度の中干しを避ける。
【中干し開始の目安】
→ m2あたり茎数:「ひとめぼれ」420本前後、「金色の風」「銀河のしずく」350本前後、
「いわてっこ」内陸390本前後、県北・沿岸370本前後
2. 葉いもちの発生に注意し、発生を確認したら直ちに茎葉散布を実施する。また、斑点米カメムシの増殖源対策(畦畔草刈り、本田内雑草の防除等)を徹底する。
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